前後編通して、じっくり見入ってしまった。
第二次世界大戦を描いた映画・映像作品は数々あれど、日系二世という視点から描いた作品は少ない。アメリカでの収容所時代〜日米に分かれての太平洋戦争〜東京裁判まで、物語として偶然と出来過ぎ感はあるとしても、おそらく多くの人が知らない事実を、このように教えてくれる作品は貴重だ。
英語自体はネイティブとしては拙いとしても、かなりの量の英語の台詞をこなし、迫真の演技を見せた小栗旬は素晴らしい。調子よく世渡りをしていく友人役のムロツヨシもよかった。(そのムロと絡む役で福田雄一が出てたのには笑った)
たけしの東條英機がよく似ているのにはびっくり！ またバラエティなどでよく見かける外人タレント総出演なのもおもしろい。厚切りジェイソンが意外にもいい芝居をしていたのにも驚いた。
普段テレビドラマはあまり見ないが、見てよかった。見応えのある良いドラマだった。
