創作の技術の高さに裏打ちされた、
権利と義務に対する意識の気高さ・・
とでも言えばいいのか。
王室やダイアナ妃の表現、
英国王室から製作チームにクレームが入ったそうだ。
製作チームはそんなクレームには対応しなかったそうだ。
表現の自由はもちろん、
自由という意味の捉え方が根本的に違う事を実感した。
その自由と責任の葛藤を、
それぞれの登場人物に背負わせてエンタ-テイン。
問題を起こすことが僕の仕事・・・ハリー。
国、親への責任、
個人の自由。
ケイト、ウイリアム、チャールズ、
エリザベス女王、、、そしてダイアナ。
権利と義務の葛藤を、
論理ではなく、
頭ではなく、
感情と、
体感で魅せて編んでいく高い技術。
シナリオ、演出、芝居、撮影、美術、
語り過ぎずに踊るリッツの夜(タコの曲ではない)で魅せて、
バグパイプで奮わせる。
素晴らしい。