Natalia

ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 2のNataliaのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

シーズン2、いまいちハマれず、最後何話かは観るのが苦痛だった。

駆け引きや心理戦ものは好きだけど、このドラマ、意外とこれらが薄い。今シーズンは特に地味だったし、戦略的な心理戦はほぼなく、フランク周辺の人たちがその時々の感情で動くことも多かったので、ストーリーに引き込まれなかった。

シーズン1で好きだったルッソに引き続き、お気に入りのキャラだったゾーイも早々に退場してしまったのも残念だった。
シーズン1終盤に、ゾーイと他2人の記者が政界の陰謀に迫る感じが好きで、シーズン2でもこのストーリーラインに期待していたのに。

そして何より、メインキャラの夫婦が2人とも好きじゃないから見ていて辛かった。
フランクのサイコパス行動は言わずもがな、何もかも分かった上で協力関係にあるクレアも同罪。

これだけ文句を言いながら、次のシーズンも観ようか迷っている唯一の理由は、このドラマのストーリーのペースが好みだから。よく練られている感じがして、急いで花火をあげまくるのではなく、そこかしこに爆弾を散りばめてじわじわとクライマックスに持って行こうとしているのがいいところ。
頑張って観続けたら絶対に神回がくるのだろうけど、そこまで我慢できるのかが問題。
Natalia

Natalia