初回の映像、いつの時代かというくらいの褪せた色合いと荒さにびっくり。しかもかなり内容がつらい。しかし、あの大きな牛みたいなお父さんがめちゃくちゃ優しくておおらかで。だからこそ、あんな最期が辛い。大地や糞みたいな人になれ、って凄い台詞笑。
以降、シンデレラのようにいびられたり辛い目に遭うウンヒ。しかし、この子のパワーとバイタリティ、そして明るさときたら。あの、高校時代のバスと張り合って走るあたり、びっくりしながらも一人でこえあげて笑ってしまった笑。
それ以降も波乱万丈。何があっても決してくじけないウンヒを演じるぺ・ドゥナってほんと魅力的。彼女がやると、下品な下ネタも不思議と笑えてしまう。しかし、ウン○ネタが多過ぎる!
優し過ぎないかと思う、カン・ドンウォンのジフン、感じ悪そうだけど、実は優しさが透けてみえる社長、小綺麗だけど、細かい点まで徹底して意地悪な姉のグムヒ(隙のない悪さでかなりの高得点)、悪いけど哀れな母ちゃんなど、どのキャラも濃くて、観ていて飽きない。だけど最高にかわいかったのはなんといってもウンヒとオジンちゃん笑。
かなりぶっ飛んだ悲喜劇。ジャンル分けできない凄さでした。好き。