ろく

時をかけるな、恋人たちのろくのレビュー・感想・評価

時をかけるな、恋人たち(2023年製作のドラマ)
3.0
監督は山岸聖太(もっと超越したところへ。)、脇に伊藤万理華(サマーフィルムにのって)主役に満を持して吉岡里帆とどうだどうだの布陣で自分には好物な作品のはずなのにどうも乗り切れず。まあヨーロッパ企画が納得したことないんでそれかなとしみじみ。どうも僕とヨーロッパ企画の相性は悪い。

ごちゃごちゃさせすぎなんだよ。ドラマはもっといい加減に見るものだし、毎週見るものだから「記憶」が曖昧になるの。だからあまりごちゃごちゃさせすぎるとわけわからなくなる。もっとすっきり出来たんじゃないのと不満アリアリです。

あと処処のギャグがそれほど刺さらず、逆に物語を止める感じになってしまったのもつらい。「笑い」はほんと難しくてあまり入れるとストーリーが止まるんだよなぁ。

それでも最後の大団円は楽しく見てしまった。「辻褄あわせ」ではないけどそこに落ちるって感じでニヤニヤ。

古今東西タイムマシンはいろいろあるけど今回はキックスケーター。あれだけは欲しかったりする。
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