今シーズン、ドラマは４作見たけど正直一番期待してなかったこの作品に一番嵌ってしまった。最初は木南に毎熊と２流ラインだなと思ったが丁寧な展開にいつの間にか田中さん（木南）を応援している自分ね。ああ、これは令和の「新しい生き方」のドラマですよ。
とにかく木南の姿勢の良さにずんとくる。メガネでイケてないはずなのに踊るシーンはホント綺麗。しかも普段の様子もやはり綺麗で応援したくなってしまうのよ。ああ、これはありだわぁ。
そして毎熊こんな役できたんだと吃驚。毎熊というとどうも城定映画の常連でエロ大王の感じで観ていたので変われば変わるもんだよとしみじみ感じるの。
最後の展開もほんと好き。僕らは「誰か」のために生きているんじゃないんだよ。「自分」のために生きているの。それは最愛のものですらそうなんだ。そしてそのことを心地よく肯定してくれるこのドラマに気持ちがにっこりする。自分さえあればいい。そうドラマが語りかける感じがした。
実は漫画も読んでいるんだけど漫画よりもこのドラマのほうが良かった。珍しい。そんなこともたまにはあってもいいじゃないか。
