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ミョヌラギ2 - 婚家ワールドあるある日記のshortのレビュー・感想・評価

4.0
つくづく、人間関係は難しいね。
関係者が多ければ多いほどややこしい。
シンプルに夫婦二人がお互いのことを考えていればいいだけなら、そんなに問題も起きないのだけど。

妻の妊娠によってまたまた色々問題が勃発。



以下ネタバレ↓↓↓
















夫は子どもができたと手放しに喜ぶが、妻は不安しかない。
生活も人生も変わってしまうという覚悟があるから。仕事との両立は?自分のキャリアは?
夫は逆にそこまでは思ってない。
せいぜい、今より稼がなきゃいけないなと思うくらい。
それはそれで責任を重く受け止めているのだろうけど、子どもができても自分のキャリアや生活には関係ないと思いこんでる。
妻は妊娠したときから、お酒や刺激物はおろか、だい好きなコーヒーさえ飲めなくなるというのに!
夫も妻と同じようにお酒もコーヒーもやめてみたらいいのにね。


姑の言葉がまた憎たらしい。
つわりで苦しんで料理もできないでいると、食べてない息子を心配して、グヨンにちゃんと食べさせてあげて、と言ったり。
おい!こちとらつわりで自分も食べてないのじゃ!ダンナが自分で自分のぶんを納得して食べてるのに何が不都合なんじゃ!
子育てに専念するために仕事辞めたらいいじゃない。大した給料もらってないでしょう。グヨンの稼ぎで食べていけるでしょう。子どもには母親がそばにいないといけないよ、とも言うし。
思い出して書いてるけどムカついてくる
くらい身勝手で独善的!

サリンは母になることを最優先に求められ、まるで自分という存在は無視されてしまう。

妊娠発覚の前は、まだかまだかと催促され、一人産んだら、2人目を産めと言われる。一人では可哀想だから。と。

まあ、言いたい放題。
それは自分にはそれを言う権利があると思ってるんだろうね。
もしくは自分もそう言われ従ってきたから。
息子の妻は「自分の嫁」なんだろうか。


グヨンの兄は、子育てのために給料の少ない夫側が仕事を辞める決意をした。
妻は仕事に生きがいを感じているから、辞めさせられなかった。

まあ、ふつうは子どもを親にでも預けて夫婦で働いて稼ぐよね。
でもあまりにも親たちが無神経すぎて、預けられないとなった。
どっちが仕事をやめるかとなった時に、夫側がやめると。
夫の両親(グヨンの両親)は納得できず、激怒。
その時の言い分が「なんのために大学まで出したと思うんだ」と。
それ、なんで女の人に同じことを言わないの?ソヨンだって大学まで出たよね。
女の人は学歴があろうと仕事より子育て優先が当たり前。

そして、グヨンの姑は、自分の娘にはとても理解深い。
やさしいやさしいお母さんだ。
「嫁」に言うのとはまったく違うことを言う。
姑がこの矛盾に気づきつつあり、たぶんこの親子は今後少しはいい関係を築けるだろうと思う。
でも、娘がいなかったら?

ともかく、人はみんな自分をアップデートしていかねば。
いつまでも同じ考えでいてはいけない。

グヨンがサリンに寄り添う努力をしていける夫だから、ドラマとしては気持ちよく終わった。

あー、でも長期海外出張の件はどうするのかなー。そこ、わからんまま終わったな。グヨンも赤ちゃんも一緒に行っちゃえ!と思ったけど。赤ちゃん小さすぎて不安があるか。
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