シリーズの3と4がイマイチだったのに比べ(スミマセン。シリーズ4は①話で挫折)かなりおもしろい。
でも、ファーゴらしいか?と言われると、違うような気がする。
見てきた限り、ファーゴの主人公たちは「正義」とは違うダークな衝動の持ち主たちで、あるきっかけから、引き返せない道を転げ落ちるように、沼地にズブズブ足を取られるように、思わぬ方向に進むしかなくなっていく、その姿が滑稽ながらもスリリングで目が離せない面白さがあるのだと思う。
以下ネタバレ↓↓
でもこのシーズン5のドロシーときたら、すごく真っ当でまっすぐ、
家族を愛して守ろうとして奮闘努力する健気で強くカッコいい女だ。
「応援」したくなるんよね。
いままでのファーゴの主人公たちに、応援したくなったひといた?
どっちかって言うと、あ〜あ〜またそんなことして!知らんで〜、で、次はなにやるの?と気になって見てたかんじ?
警察官たちには、がんばれ!って思ったけど。。。
ストーリー的にはすごく面白いし、主人公に共感できるし、見ごたえのあるドラマだったけど。ファーゴらしいかと言われたら私にはちょっと違う感じだったな。
姑がともかくカッコいいんだな
最初は嫌な奴と思うんだけど、ミソジニストの男たちを気迫と気概と財力でねじ伏せていく姿は爽快だし惚れ惚れした。
息子の嫁が大きらいだったけど、だんだんシンパシーを感じていくのもよかった。
ふたりの橋渡し役の警官も良かったと思うけど、元来のファーゴに出てくる警官なら、違う選択をしたかもしれないなぁって思わなくもない。
ストレンジャー・シングスのスティーブが大好きだから、こちらのスティーブもかっこよくて、最後は哀れだった。
マンチがなかなかいいポイントで登場したけど、最後マンチで終わったのはちょっと不満。あのひと何言ってるかわかんない!から。それよりスティーブ出してくれ。
黒人警官と隻眼弁護士が死んだのは悲しかったよ〜