ハヤブサ消防団のMitsuhiroTaniのレビュー・感想・評価

池井戸作品だけに、展開が飽きさせない。
あまり魅力を感じてなかった中村倫也のファンにまでなってしまった。
「事実は小説よりも奇なり」と言う言葉。その事実を、エンターテイメント小説化するのが池井戸作品の特徴だが、本作も然り。
平成初期にあった宗教事件をライトに反映させているから、過去の朧げな記憶と結びつけて、引き込まれてしまう。