にこぺ

ホアキン・ムリエタの首のにこぺのレビュー・感想・評価

ホアキン・ムリエタの首(2023年製作のドラマ)
4.0
ゴールドラッシュ時の西部劇で、アメリカとメキシコの国境付近が舞台です。
ホアキン・ムリエタ、懸賞金付きお尋ね者です。帽子をかぶると三船敏郎に似てて妙に親近感がわいてしまいます。同じくお尋ね者になっているのが、中国人女性のアデラ・チェン。どちらも潔く人を殺します。

西部劇といえば、かつて悪者はインディアンだったりしますが、本作の悪者は傍若無人に振る舞うアメリカのレンジャー達です。ここのキャプテン、ハリー・ラブがまた憎々しい顔でいいんだ!
ダークヒーロー的なメキシコ人のムリエタ、中国人のアデラ、妻子を殺されたカリーリョ、部族存続の危機をなんとかしたいネイティブたち。渇いた土地で各々の恨みが泥々になってます。

散々盛り上げといて、終わり方が残念でしたが、シーズン2があるならお早めにお願いします。
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