何様なの?と思われるかもしれないが。悪くはないんだけど、ファーゴに求める世界観からズレてる気がする。
普通に暮らす人のほんの少しの狂気が増幅する感じが絶対的に足りない。ファーゴにおけるマフィアやら裏組織はエッセンスのひとつであって、その抗争とかがメインになるとグッと冷めちゃう。
シーズン5の評価が高いから、頑張って観た。エピソード9ぐらいからやっと集中して観れた。いや、頑張った。
ファーゴ味が足りないと思っていたけど、最後の最後にジョストが「そんなつもりじゃなかったのに…」と戸惑ってくれてよかった。あれが救い。
あとガエターノのあのシーンはドラマ史上に残る名演(転び方)だと思う。お見事です。