いくまる

ホワイトカラー シーズン5のいくまるのレビュー・感想・評価

ホワイトカラー シーズン5(2013年製作のドラマ)
4.2
こういうマット・ボマーは好きだけれど、こういうニールはあまり見たくなかったな。
こういうピーターも。
(囚人服ピーターは良かった!)

シーズン5にもなってくるとそれなりの過去が出来てきて、良いことも悪いことも積み重なってしがらみになるからね。
初期の軽快なやり取りや良い意味でのテキトーさがもうカケラもなくなってしまった。
ニールの小物感…


と、思いながら3話まで観ていたんだけど。
4話からの加速がシーズン1を思わせてこれはこれで切ない。
これを作る頃終わりが決まったのかな〜。



2話。モジー回。
シーゲルさん可愛いな。
相変わらず設定盛り盛りなダイアナ。
モジーとのやりとりが増えていくのかと思うと楽しみ。

3話。ジョーンズ昇進おめでとう!
君ならやれると思っていたよー!
からの、シーゲルさん…
もう少し見たかったし知りたかった…

4話以降、突然シーズン1くらいのニールに戻るじゃん…好き…
あとやたら引き締まって色気を帯びたマッボマさんが見られる。
と思っていたら、あれだわ。
マジックマイクXXL撮影期間とだだかぶりなんだわ。
どの瞬間で止めても圧倒的な造形美。
ストーリーの面白さもあったはずなのに引くほど美しいマット・ボマーしか記憶に残らない。
まさに「グッナイ・シンデレラ」って感じです。(めちゃくちゃ覚えてる)
因みにこの回の監督さん、シーズン1-7,14、2-9、とシーズン内最高視聴率回&私のツボなニール詰め合わせ回も監督していました。
クッション抱えさせたの100点満点です!!
でもね、ニールが調子に乗って可愛い回って、絶対ピーターのかっこよさが上回ってくるんだよね…沼…

7話。
ピーターの元カノが出てこようがニール&ジョーンズに分析されようがバーク夫妻大勝利です。
エリザベス可愛い。好き。
モジー(ウィリー・ガーソン)が監督なのか。
初期メンバーの良さが存分に発揮されている辺り、作品への愛を感じるね。

8話。
恐竜に興味のないニール。
嘘でしょ?ロマンじゃん…。
ジュラパをディスりだして笑った。
諸々の動きから「終わりが始まった感じだな〜」と思っていたらモジーが「終わりの始まりだ」って言い出してこういうところが好きー!ってなりました。
レベッカは全然好きになれない。
あと、ちょいちょい映画っぽいカット割と画角にこだわりましたみたいなシーンを挟んでくるので「絶対picture perfect(シーズン2-2ラストシーン)の監督だ」って思って調べたら、大正解でした。

9話からまた失われる爽快感。
ヘイガンとレベッカのせい。
ニールに好かれるために元カノたちの良いとこ取りをしたって?
ぜーんぶ浅くてどれも魅力になってないよー!
メンヘラストーカー女じゃーん!
(って思わせるのが狙いだろうから演出は上手いと思う)
ニールはホイホイ引っかかってるんじゃないよ、もう…。

12話。
ダイアナお帰りー!!
メインキャスト勢ぞろいでもう終わる気しかない内容になってきたけれど、さすがはピーター(ティム・ディケイ)監督回。
バーク班のやり取りと振り回されピーター、ニールがちゃんとお仕事しているところを久しぶりに見た気がするわ。
そのボール。その「あんたに嘘はつかない」ってセリフ。
リアルタイムでシーズン1から追っていたらしばらく立ち直れなくなっちゃうところだったな。

13話。
レベッカ最初からこっち路線できたほうがニールの趣味に合いそうだけど?笑
一緒に行動しながら一緒に解決していくピーターとニールが久しぶりで、嬉しいような切ないような。
FBIがなんでそんなにニールに執着するのか分からないくらい「天才詐欺師」な面は見なくなってしまったし、なんなら押さえるべきはモジーでしょって話とはいえ。
最終話が毎回悲しすぎるホワイトカラーにしては珍しい終わり方だったな。



次シーズンは良く言ってご褒美、普通におまけな6話との噂だからね。
悲しい展開があっても、それぞれの良さが出るシーンが沢山あると良いな。


囚人服ピーターかっこよかったな…(2回目)


…あれ?
シーズン5、バーク家は何度も映ったけど、サッチモいた?
いくまる

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