クリスマスを家族で過ごすため、自然いっぱいの田舎に来てみたらそこで恐ろしい目に‥
と言ういつもの田舎ホラーかと思ってたら、やって来た家族こそが招かれざる客だったと言う笑
全6話なのでサクサク見れますし、展開も早いので退屈しません。
冒頭、都会からやって来た和やかな家族が島民から閉鎖的な扱いを受けるので、あーきっとこれからこの家族は島民から酷い目に遭うんだろうなーと思ってたら、言う事聞かないワガママ娘を筆頭に家族側が島民を困らせる展開にビックリ。
頑丈な鍵で隔離された私有地に娘が入ったかもしれないから中に入れろと家族が押しかけ、いやいやそれはダメだと島民が断るとブチ切れた家族は島民に怪我を負わせて無理やり鍵を壊そうとする。
何だかんだで娘が「こうなったのは私のせい？」と反省しだすと、母親が「この島がどうなろうとあなたのせいなんかじゃない！」と娘を擁護。
いいえ！全て娘のせいですよお母さん！
まだペットの世話を出来る年ではないと子供扱いされている娘はそれに不満を募らせ、島で拾って来た小さな生き物を何としてでも世話してみせると意地になっていたかもしれない。
その気持ちは分からなくもないですけどね。
日本でも田舎暮らしに憧れを持つ方は多いようで、どこかの町が「都会風を吹かさないで下さい」と移住者に向けた７か条なるものが話題になったりして、閉鎖的な田舎のイヤなところが出たな‥と言う意見がある一方、移住者にそれまで穏やかだった田舎の風土を荒らされた‥と言う経緯もあるのではないか？と、そんな事をいろいろ考えさせられた作品でした。
もう少し緊張感を煽る演出があったら、もっと面白かったかもしれません。
