takanoひねもすのたり

チェスナットマンのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

チェスナットマン(2021年製作のドラマ)
3.5
デンマーク産ミステリー
けっこう面白かった

コペンハーゲンを舞台に女性ばかりを狙い殺害後に片手or両手首を切り落とし現場に人を模した栗の置き物を残す連続殺人事件の話

主人公はシングルマザーのトゥーリン刑事(家庭事情が複雑)とユーロポール所属で一時的にコペンハーゲン警察に転属になってたマーク・セス刑事(火災で妻と子を亡くした過去持ち)
現場に残された栗の置き物を辿るうちに1年前の大臣の娘の誘拐殺人事件が絡んでくる展開

30年前の農場の一家惨殺と警官殺人事件の生存者が今回の事件に関わってるのは序盤の匂わせから分かるけど、それがどこの誰なのか?ってとこがポイントのひとつ

でも分かるわけねぇーよ、あの話運びはw

性格や動機づけといった犯人像はともかく、犯行は時間が必要になるうえ、用意周到と計画性と体力が必要される殺害方法で難易度高め、真犯人いろいろすげぇな😂

栗の置き物が単に殺人鬼を彩る小道具というだけでなく、メッセージと、植物のDNAが謎解きの鍵になるところはユニークな要素だった