このレビューはネタバレを含みます
鞠子様の通訳能力高すぎて草。
日本人の演技力を見直した。極太大根が何本か混ざってたが。
完全なフィクションじゃなくて実際の歴史を組み合わせてるのも面白い。これで海外勢が戦国史に興味をもてば儲けもの。
地震や能、日本食、葬儀、茶道、俳句、日本思想まで。日本についての解像度が高くて感動。
フェミニズム思想もちゃんと忘れない。
個人主義が蔓延した現代にこそ描く意義がある。
“死を受け入れること、すなわち諦めることではござりませぬ。花は散るがゆえに花なのでござりまする。”
--明智鞠子