Nagaki

怪物のNagakiのレビュー・感想・評価

怪物(2021年製作のドラマ)
4.4
かなーーーり前に観た。
毎話エンディングで、「⁉️」みたいな展開持ってくるから、続き気になりすぎちゃって、毎日2、3話ペースで見てた笑


もう、なんといっても、ドンシクを演じるシン・ハギュン!!!
表情の演技が凄まじい、、、圧巻でした。
ただ表情を作るとかじゃなくて、その奥底に隠している感情を少し見せるような、何というか言葉にならない、、すごく惹き込まれる、、、

1話のラストと、16話のラストの彼の対照的な笑顔がすごく印象に残ってます、、


ヨ・ジングは、このドラマが初めまして👋でした。
声が良い。演技も良い、、なんですが、割と終盤、14話くらいを見ていた時に、私の隣で流し見をしていたオンマが一言。

「やっぱ、きばるんとヨ・ジング似てるよね〜。」

もう、これ言われちゃってからは、シリアスなシーンや、悲しいシーンなはずなのに、ヨ・ジングがきばるんにしか見えなくて😂

ドラマに集中はできたけど、どこからか微かに「幸あれ〜〜⤴︎」って声聞こえてきたよね笑笑

※「きばるん」とは、、
在日20年以上の韓国人YouTuberのこと。
ドラマ「Eye Love You」に登場した。
「幸あれ〜〜⤴︎」がキャッチフレーズで、主に、日韓文化の違いや、彼の普段の日常を動画でお届けしている。
きばるんの性格は、動画を見ていただいたらわかると思うが、今回のヨ・ジング演じるハン警部補とは、ありえんくらいに180度違う。
きばるん本人も、ヨ・ジングに激似すぎるということを自虐ネタとして動画で扱っている。
詳しくはYouTubeで、「きばるん ヨジング」で検索🔍



ドラマの話に戻りますが、、

毎話、始まって数分経ってから“괴물”って出てくる瞬間、毎回かっけー、、ってなってた。
登場人物みんな怪物、、ってことを表したかったのかな、、

そして、このドラマに出演している役者さん、みんな怪物並みの演技力、、🫢
怪し過ぎてもいけないし、潔白すぎても面白くないし、、みんな何かしら抱えていて、それをそれとなく表現する表情の演技、みんな上手すぎ、、




ここからネタバレだけど、

12話あたりから、ドンシクとハン警部補のバチバチ、お互い疑い合いっこしてた仲だったのに、徐々に、この事件の怪物を逮捕しようとお互い協力し合う仲になっていくのが良かった。

そして、ドンシク、最初はジュウォンのこと、ハン警部補って呼んでたけど、最後には、ジュウォナって呼び方変えたの泣ける。

ドンシクの妹ユヨン、、、もう、何人の人に殺されかけ、殺されたの、、😢
ユヨンの最期が残酷過ぎた、、涙
終いには権力者たちが、事件を無かったことにしようとするし、、
毎話、真実が明らかになるたびに、ユヨンの最期が辛過ぎたことも分かって、、涙

最終話。
前半まで、ハン警部補、ドンシクのこと捕まえる気満々だったのに、いざ、ドンシクに手錠をかける時がきたら、
「あなたには弁護士を選ぶ権利があり、、」と、泣きながら言うのも良かった。
2人の関係性の変化良かった✨

最初は、ジンムクの娘(?)ミンジョンが失踪して、殺されて、ユヨンとミンジョンを殺した犯人探しをこれからしていくだけかと思っていましたが、
予想以上に、権力者たちが邪魔だと思う人を殺していき、びっくりでした🫢
権力者、特にハン警部補のアッパ、とイ・チャンジン!😡けーせっき過ぎた😬

エンドロール、これまでの、”괴물”と出てくるオープニングのシーンが一挙に流れましたが、、このドラマを通して、誰が怪物だったのか、、何が彼らを怪物に仕立て上げてしまったのか、、色々と考えさせられました。


最終的に、ミンジョンも、ジンムクも所長もいなくなって、、
マニャンの人たちにとってこの事件は、忘れたくても忘れられない事件になったことでしょう、、

マニャンの人たち、これから彼らの分まで強く生きて欲しい、、

マニャンの人たちに、せーの、幸あれ〜〜⤴︎
Nagaki

Nagaki