青春ムービーみたいな感じから始まって、徐々にシリアスになっていくのが味噌。俳優の演技する身体を見るドラマだと思った。主演のOlly Alexanderを初め、各俳優陣の演じるキャラクターのたち現れ方に惹きつけられる。
エイズが実際どのように認識にされ、感染した人がどのように扱わていたか、隔離する病院、製薬会社に対するデモ、ホモセクシャルの家族を受け入れることができない「家族」など、様々な角度から照射されること物語はうねりを増し、フィクション作品でありつつも、現実でも起こっていたこと、起こり得たことを受け止める。
5エピソードだけど重厚。
ジルがいつも皆や誰かを繋ぎ、ケアする存在として描かれていたけど、もうちょっと彼女自身を掘り下げる時間はあって欲しかったな。
