長距離選手への1番の褒め言葉は「強い」だ。
尊敬していた陸上部の顧問の先生に常に言われていたことだ。国語の先生なので、小説を読んでいたんだろうと勘ぐった。
かくゆう僕も『風が強く吹いている』に出会ったから、陸上部に入部したのだった。
大会が近くなり、記録や順位にこだわってピリピリしていた時に、仲間に「記録のために走っているのか？」と問われたとこがあった。競技をしていると自然とそうなってしまっていた。
部活を引退した後、受験勉強の合間に走った最後の駅伝では、全力を出し切り、まさに王子のように吐きながら走った。全員でタスキを継ぎたいって気持ちがこんな強さを生み出せるんだと感じた。
競技をやめた今も走る意味や強さってなんなのかずっと分からないままだけど、走るたびにそれを考えてみたりして。『風が強く吹いている』のおかげで、しんどいはずのそういう時間がなんか素敵に思えてくる。
...アニメの内容にほとんど触れてないな。
まず清瀬灰二(cv.豊永利行)最高すぎん？まあずっと泣いてたんだけど、ユキとニコチャンが小説から大好きすぎて、2人がタスキを繋ぐとこが1番ボロ泣きしてしまった。
自分も当日に熱出しながら駅伝走ったことがあって、チームが繰り上げスタートになってしまった。そういうの思い出して神童が熱出した時点で泣くよね。関係ないけど、箱根駅伝の繰り上げスタートみるたびに毎回号泣してしまう。
仕事後寝る前に見てたんだけど、3日間で見終わった。そりゃ小説に比べると物足りなさはあるけど、実写の5000倍よかった！月並みすぎるけど、今すぐ走り出したくなった！(って言いながらベッドから出れません)
