Shoko

サイバーパンク エッジランナーズのShokoのレビュー・感想・評価

3.5
映画じゃないけど。
サイバーパンク:エッジランナーズ 観ました。
ネトフリオリジナルアニメ。
でも原作はゲームなのかな?これがゲームの前日譚になるみたい。全10話。
TRIGGERだからちょっと楽しみに待ってた。

(最後まで話す、未見の人読まないで)
『日系企業アラサカなどの巨大企業に支配されたディストピア都市ナイト・シティ。そこに暮らす少年デイビッドは、富裕層向けの学校で浮いた存在だった。「あんたにはエリートになって、アラサカタワーの最上階に勤めるくらいになってほしい」と母グロリアは彼を学校に入れたが、高額の学費を払うには庶民が女手一つで懸命に働いても稼ぎが足りず、アパートの家賃は滞納が続いていた。
二人で車に乗っていたところ、ギャングの争いに巻き込まれて車が横転。医療部隊が駆けつけ救われると思いきや、高額な契約金を払っている金持ちだけを運搬し去っていった。車から投げ出されたまま長時間放置されたグロリアは死亡し、医者は以前からの過労働で衰弱していたせいもあると指摘した。
デイビッドは母の遺品からサイバーウェア「サンデヴィスタン」の軍用品を発見した。救急救命士の母は、死者から剥ぎ取った物を売り捌くという違法行為によって学費を捻出していたのだ。その軍用サンデヴィスタンは、強力な戦闘能力を得られるが副作用で装着者を発狂させサイバーサイコにしてしまったという曰く付きだ。デイビッドは危険を承知でサンデヴィスタンを装着し、様々な仕事を請け負うエッジランナー(傭兵)として成り上がる道を歩む。
偶然の出会いからデイビッドに傭兵稼業を教えるようになった少女ルーシーは、いつか足を洗って遠くへ行きたいと望んでいた。テラフォーミングされ富裕層のみが移り住んでいる月面都市に行きたいと夢見ていた。彼女に惹かれるデイビッドは「俺が君を月に連れて行くよ」と約束する』というお話です。

なんでもなかった少年デイビッドが超強武器を体に取り付けても奇跡的に副作用とか起きなくて、ルーシーって女の子と出会って恋をして、その界隈で有名になるぐらい強くなっていくんだけど、仲間がどんどん死んで、チーム内にスパイもいて、最後は自分が死ぬってわかっててもルーシーを守るためにさらに強い武器を自分にインストールしてルーシーを助けるために死んじゃって、ルーシーはひとりで月に行ったところで終わった。

面白かったです。
なんかさ、ネトフリの作品ってどれも無難に面白いよね。
AIが考えた面白い映画とキャストみたいなかんじで。今回もそんな感じで『予想してなかった超展開!』とかもなく、綺麗にまとまってたんじゃないでしょうか。
とはいえ私はこれ結構好き。こんな世界の中でもデイビッドとルーシーがすごいロマンチックでよかった。とにかくデイビッドがかっこいいのよ。あとキャラもみんな良い。
世界観とか絵とか音楽とかおしゃれだし、なんていうかTRIGGERって感じ。サブタイトルもいちいちオシャレ。
ほどよくグロくてほどよくエッチでさらっと観れておすすめです。
Shoko

Shoko