粗大

スターウォーズ:クローンウォーズ シーズン7の粗大のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ラスト4話は4.5、個人的に映画超えた
長かったけどクローン・ウォーズ見て良かった!!
スター・ウォーズ世界への造詣も深まったし、キャラへの理解と愛着もより深まった

作画よくなった?明らかに少し変わってる
アナキンの髪も違うし、エピソード3直前期かな
バッド・バッチ初登場
明らかに人気出そうとしてるキャラ設定
これを遺伝子異常とかで片付けるのムズいだろ
今のところあまりバッド・バッチ好きになれない、逆にレックスは本編映画キャラとタメ張るくらい好きになってきた
エコーも生きててよかった

ウィンドゥとかオビワンが前線に出たり爆弾処理しなくちゃいけないのを見てるとやっぱりジェダイが兵士として多忙を極めてるのがミスとか無能の原因になっているんだなと思ったが、でもそれを決めたのは評議会上層部なわけだしヨーダとかウィンドゥに責任はあるだろうと思った(共和国が決めたことではあるだろうがそれを受け入れてはいたわけだろうし)

こういうウィンドゥとかクローン(主にバッド・バッチ)とかの人気取りとかイメージ上昇のためのシーズン7感が強いな、別に悪くないけどやや違和感
シーズン5.6は評議会の無能がひどかったからその尻拭いかな

アソーカが帰ってくるとは驚いた
マルテス姉妹イライラするけど仕方ないんだろうな
教育の行き届いていない下層部の状況をよく描けている、ラファは閉鎖的な考え方とそれ故の強さ、トレースは度を越す無知と純粋さを表しているよう
共和国が戦争状態だからより酷いんだろうけど、そうでなくとも国の救ってくれない隅にいる人々はこう暮らすしかないんだろうというのがわかる
アソーカもパダワン時代は幼く見えてたけど、こう見ると大人っぽくて冷静なんだなと思う、やや純粋?理想主義感はあるが(これも法が救ってくれる上層にいたからこそという表現なのかも)
マルテス姉妹あんま魅力的なキャラじゃないと思うのに無駄に長いな
もっとアソーカが色んなとこに旅していく話とかがみたいな
ラファ役の木村かおりさんの声はめっちゃ良い

9話から更に画風変わってる気がする
アソーカも更に大人びて18歳くらいに見える、かっけぇ(調べたらやっぱ17歳か)
アソーカというキャラの3年間の重みと成長を感じる(14歳から17歳だし重要な期間)
アナキン達と再会するとは思わなかったアナキンもかなり嬉しそうだし、パドメとかには敵わなくとも、オビワンに匹敵するくらいかやや下くらいには想ってそう(妹くらい)
というかこれ地味にエピソード3の最中なのか
ドゥークーも殺した後でパルパのスパイまでさせられホントに闇堕ち直前なのにアソーカに対する優しさを見せるアナキンが悲しくも美しい
このラスト4話だけ力の入れようが違う気がする、それだけ重要なアークでクローン・ウォーズのラストを飾る話だし当たり前なんだろうけど映画っぽい構成

アソーカパダワンでは破格の強さだな
弱めのジェダイマスターとかベイダー倒した時のルークと同じくらい強そう
これが成長してアソーカ時にアナキンに手玉に取られると思うとWBWアナキンの映像正史最強っぷりも感じられて良い
あとヴェントレスとかモールとかシスの没落者に共感されやすいアソーカの立場は特異性が強いのね

というかやっぱりこの4話分、裏とか細部、それぞれの感情を見てきた分、個人的にはエピソード3映画よりも衝撃度とか感情的に揺さぶられるし出来栄えも神レベル

これオーダー66までやるのか
凄すぎる
レックス戻ってきてくれて嬉しい!!
けどクローンたちの悲しさが映画よりも断然理解できた

アソーカがモールを解放するとはやはりジェダイではなくなったんだなと思う
武器を分けてくれというモール情けなさ過ぎて笑う、小物臭いが故の魅力があるかも

最後クローンの墓、ベイダーの哀しい立ち姿、アソーカのライトセーバーの雪を優しく払うのを見て泣きそうになった
粗大

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