ゆゆ

ラブライブ!スーパースター!! 第2期のゆゆのレビュー・感想・評価

4.5
2期あらすじ
2年生になったかのん達はあの日の悔しさをバネにラブライブ優勝を目指す。そんな中入ってきた新入生のきな子がLiellaに加入。優勝候補と名高く練習も厳しそうと思われて中々他の一年生が入部しない中スクールアイドルが好きだったメイ、そんなメイに影響されて興味を持ってた四季が加入。Liellaは金になると踏んだオニナッツこと鬼塚夏美がプロデューサーにさせてくれと語りLiellaの動画を投稿。2年との実力差を感じていた1年は北海道で合宿を行いそこについてきていたオニナッツもLiellaに加入することに。9人になったLiellaと中学生でありながら実力を認められラブライブに参加していたウィーンマルガレーテが同じ地区で敵対しながらも都大会1位通過。夢に見たラブライブへの道が開かれる。そんな中かのんにウィーンから留学のお誘いが。一度は断るもみんなから背中を押され留学を決めたかのん。ラブライブ優勝し留学に行くかと思いきや中止になって……



2期もすごく良かった!5人で完成されてたLiellaにきな子みたいな子が最初に入るのはオタクがそこまで荒れなさそうで上手いなあと思った。あとやっぱり思うのは新入生も全員今までのラブライブにはいないタイプですごく新鮮だった。
あとなんといってもウィーンマルガレーテさん。あとから加入するタイプのプリキュアやんって印象が強かったんだけど、マルガレーテさんも今までのライバルグループにはない「ソロ」で圧倒的に実力のある「年下」は新しいなと思った。今までって主人公達とは路線の違うかっこいい系で先輩を含むグループって感じなのがライバルグループだったからかっこいい路線は抑えつつも実力があるのが目に見えて分かる演出がされてるのがすごいというか、自己プロデュースが完璧すぎて、完成された100%の作品を提供してくるっていうのはラブライブでは新しかったな。Liellaもそうだけどラブライブに出てくるアイドルは自分たちも楽しくみんなも楽しく笑顔に!みたいなタイプだから対比になってて良かった。

ただ一つ言いたいのはストーリーが面白くないわけじゃないんだけど1期を超える曲がなかったのが本当に残念。tinystarsを見た時ラブライブスーパースターの世界観にぐっと引き込まれたしすっごく良かった。starlight prologueはμ’sのスノハレをオマージュしてて感動もすごかったし5人になってのパフォーマンスが本当に良かった。
人数が9人に増えてできるフォーメーション、ダンス、演出も増えるはずなのにどの曲も1期ほどのインパクトがなくてもっと良曲貰えてたらな……って思ってしまう。せっかく9人なのに。

でも今までのラブライブってなんだかんだ言って基本作中はセンター固定だったけど1期ではすみれセンター、かのん恋ダブルセンター、2期ではオニナッツセンターって主人公以外がセンターになってる姿を見れるところはすごく好き。
あと10話?とかでも運営のオタクはクゥすみ好きだろオラ!ってしつこいほどにカプ推しされてたけど基本どの楽曲でもクゥすみシンメになりがちで運営の思い通りクゥすみを好きになったオタクとしてはまたシンメじゃん〜!ってにちゃにちゃできたりもした。

ステージ衣装とかステージの装飾、カメラワーク、演出とかは昔のラブライブ から更に進化してて本当に良くてま〜じで楽曲が……の気持ちが……歌詞を見るとすごくいい曲なんだけどインパクトには欠けたし2期曲で優勝できるなら1期の曲で優勝できてたやろってど〜しても思う。

でも作中の楽曲も今までには無い系統の曲も多くてそこは良かったな。



ストーリーのことを言うとやっぱりクゥすみ回が圧倒的に良かった。泣いた。
すみれって思ってた以上に可可に救われてたというか、ラブライブ をアマチュアって言ってからずーっと厳しく当たってきてた可可に認められて背中を押されたってことがすみれにとって救いだったしそんな可可と離れるようなことになりたくなかったってもう、クゥすみさあ…………

新入生加入の流れはどれも良かったと思うんだけど1期であんなにラブライブ 優勝を目指そう!って空気になってたし2期でも優勝目指して厳しくも頑張るぞ!って感じだったのに肝心のラブライブ本戦があっさりしすぎてて拍子抜け感が強いのが本当に残念だった……都大会までがピークっていうか……曲もめちゃくちゃ良い!って思えなかったから余計にこんなあさっさり……?マ……?ってなっちゃったっていうかもっと大事に描いてほしかった。都大会までと留学に肝心の「ラブライブ」が全部持っていかれてる。


でもまあ思うところはあれど9人のLiellaもすごく好きだし続きがどうなるかも気になるから早く見たいなーという感想に落ち着く。
ゆゆ

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