自己満足点 70点
死罪人の忍者と打ち首執行人がタッグを組んで「不老不死の薬」があるとされる島に行き、そこにいる怪物達と戦う物語。
まさしくジャンプ版「彼岸島」といったところか。
初めは生きる意味を失っていた主人公と最愛の妻との関係、それによって「生きる意味」を取り戻す様は凄く感動しました。
また、彼岸島と似てると言いましたが、島の自然や生物は"一見美しいけど、よく見ると非常に不気味"という、ある意味アレックス・ガーランドの映画「アナイアレイション」を想起させました(道教とキリスト教の違いはあるが)。
また、そこに生息してる生物の強さや「刺された所から花が寄生する」というヤバさが島の不気味さと絶望感を漂っていて良いです。
ただ、同じクールにやっていた「鬼滅の刃」と比べるとアクションの臨場感と映像の美しさがどうしても見劣りしていたのが否めないです。
それによって、面白い題材のはずなのに鬼滅の刃と比べるとやや印象に欠けてしまいました。