ひらまさ

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン1のひらまさのネタバレレビュー・内容・結末

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン1(2020年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

世界は、全国家を震撼させた経済災害『全世界同時デフォルト』やAIの爆発的な進化により持続可能な戦争"サスティナブル・ウォー"へと突入していた。
かつて活躍していた公安9課は解散し、北アメリカで傭兵として活動していた元9課の面々はある依頼がきっかけで荒巻の呼びかけにより日本へと舞い戻る。
その依頼とは、世界各地で起きた驚異的な知能と身体能力を持つ存在"ポスト・ヒューマン"の捕獲。
彼らはいわゆる普通の人間から突然変異的に犯罪行動を起こすようだった。果たして彼らの目的とは?
改めて結成された公安9課"攻殻機動隊"が再び動き始める…。

シーズン2が配信開始ということで、1の記憶がイマイチ薄かったので再鑑賞です。
初見時はハテナが浮かんでばかりだったのですが、2回目の鑑賞のおもしろいこと…!
攻殻はやっぱり字幕とともに鑑賞するに限りますね笑。
過去作品を履修しているとは言えど、専門用語が多いので初見時は字幕をつけるとよいかと。
SACも2回目を鑑賞した方がもっと深く意味を理解できそうだな〜と思うなど。
ま、これは別のレビューの機会に置いておいて!

今作は前半は傭兵稼業をしている少佐たちがポスト・ヒューマンに意図せず接触するまでが描かれており、中盤からはサスティナブル・ウォーが世界にもたらした影響を描きつつほかのポスト・ヒューマンにフォーカスが当たっています。
いや、3Dアニメとはいえポスト・ヒューマンの動き怖すぎるだろ!
ゲッダンのように人間離れしすぎた動きではないのですが(肉体は生身ではあるので)尋常ではない動きを3Dでさいげんしているのは恐ろしいです。
また、しっかりとアクションが入っているので見ごたえもありました。
少佐の華奢な身体が大柄な肉体に向かっていくのは…これ、いいな…になりましたね。

また、2045はキャラクターの雰囲気もSACからガラッと変わっています。
少佐はとんでもなく華奢な女の子になりましたね。
それでいて動きに色気があるので、若々しくなり過ぎずセクシーな雰囲気が増しています。
トグサくんもちょっと若く見えるかなあ。トグサが離婚してしまっていたのは衝撃でしたねー。
唯一の家庭持ちっていうところが物語のスパイスになっていたところもあったのに。
あとはタチコマ!タチコマも旧型と新型とでポッドの形が違うのが細かいな〜と思っていました。

ストーリー自体も非常に続きが気になる展開で、最後に描かれたポスト・ヒューマンのシマムラタカシくん。
今まで見てきたポスト・ヒューマンの中では少し人間性を感じるキャラクターで特に惹かれました。
林原めぐみさんの演技も良かったです。特にメグが流れ弾に当たっちゃうところ…。
幼少期のタカシくんは、その後叔父の家に帰っちゃったのかな。
その後に何をされたのか…と考えると切ないです。

シーズン2も続けて見たい勢いでしたが、1度サブスク契約を切ってしまったので続きはタイバニ2の続編が出てからかな…。
それまでにSACもまた見直したいと思います!!
ひらまさ

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