映画ケーン

呪術廻戦 第2期 懐玉・玉折/渋谷事変の映画ケーンのレビュー・感想・評価

3.5
1期よりは面白くなった!
演出も構図も動きも良い。

アクションの動きが良い。
でも、上手くはない。下品。
いたずらに派手なだけで気をてらい過ぎで、これ見よがしに動かしてるだけ。
パワーのインフレがあり過ぎ。どんどん味が濃くなっていく。演技もオーバーになっていく。リアリティが消えて冷めていく。どんな能力の持ち主が出ても全部同じに見える。
「イカれてるでしょ」「イカしてるっしょ」って作り手の自己陶酔がキツい。
全てがどうでもよくなってくる。

相変わらず回想や説明が多い。回想シーンが「素晴らしかったあの日々」ってテンプレ過ぎて流石に笑っちゃう。
ナレーションが邪魔。警察との関係が見えない。

妖怪にいじめられる民間人、それを助ける人、って構図がもうない。
渋谷編の超破壊から、作者の他人への興味のなさを感じる。もはやセカイ系。
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