<概説>
どこまでいってもクソアニメ
<感想>
数々の権威ある賞!
・アカデミー長編アニメ映画賞
・Crunchyrollアニメアワード
・アジア太平洋映画賞最優秀アニメーション作品賞
(コレマンガの第1巻帯でやるあたりイカレてる…)
本作のいいところはチョコチョコわかりやすい映画ネタがあるところですね。『ブレードランナー』とか『GHOST IN THE SHELL』とか。『ランボー』に至ってはもはや花澤香菜氏と一緒くたにおもちゃにされてますが。
ただそこでキチンと元ネタを調べてみると、作品冒頭の悪ふざけじみたシェイクスピアの引用は馬鹿にならない。
「暗闇はなく、無知があるのみ」
無知を自覚して学習するときちんとおもしろいのだから困ります。『ブレードランナー』と思ったら『ヒカルの碁』がねじ込まれたり、シュールジョークは一級品。
かなり難解ではありますが、実はそんなクソアニメかなと。
単に考えすぎかもしれませんが、その場合は「さてはアンチだなオメー」で済ませられるのは強いです。