改名した三島こねこ

ウマ娘 プリティーダービー Season 2の改名した三島こねこのレビュー・感想・評価

4.1
■ 概説

実在の競走馬を基に紡がれる物語。
七冠馬。日本史上初の無敗の三冠馬。たった三度の敗北を語りたくなる馬。数々の礼讃をもって語られる偉大な父の後継者トウカイテイオー。彼の幾多の挫折と復活を、同世代のライバル達のエピソードを織り交ぜて描かれる大人気擬人化アニメーション。

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競馬嫌いもとりあえず競馬場に連行するコンテンツ。

二期はもうかっこいい馬が多すぎです。
ツインターボのあの2勝が大人気ですけれども──それなら'92年有馬記念もそりゃあ気持ちのいい大逃げでした。トウカイテイオーの無敗連覇が妨げられた直後のミホノブルボンの狂乱も凄まじく、だからこそあの三馬の運命が動いた’92年菊花賞のどよめきも印象深い。

やはり学は大切なのだなと、こちらは多分十数回目のリピートをしながらしみじみ感じております。(キョウエイボーガンやレオダーバンの悲劇的な知識は知りたくなかった気もしますが)



また二期は連続アニメとして本当に見事。

アニメで泣くというのは別段珍しい話でもないのですが、ここ最近は初視聴時と泣くポイントがずれてきていて──泣きやめる気配が一向に来ない。

10話オールカマー
→9話トウカイテイオーの独白
→2話主役不在の菊花賞
→1話終盤の沖野Tの厳しい目
→13話皇帝の涙とうまぴょい伝説
(毎度泣いてるライスシャワー関連は除外)

涙腺が緩くなってるだけな気がしますがそれはそれ。

1話で御約束となっていた「無理〜」が2話であんな演出に活用されるとか考えていませんでしたから。

本当にスタッフは競走馬が好きなんだなと脱帽です。

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追伸1 : ライスシャワー関連は加減しろ馬鹿!
追伸2: ささやかな祈りは視聴者を殺しにきてる
追伸3: 3期と言わないので’00年有馬記念ください