トウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

浮き雲(1996年製作の映画)

4.2

そう。見つめ合うのではなく、
同じように前を向くんだ。
物語にバッドエンドはないのである。

なんというか、良いDJのような演出だった。

子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.1

韓国の若者のフラストレーションをそのまま表したような冷たく青白い質感。
その中で時折入る、丁寧な陽の光。

ランチコート、ナローマフラー、ブルージーンズ、スーパースター、そして赤い手袋。

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.1

色気。
身体に害のあるものはカラダに悪影響を及ぼすのか。。それとも。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.8

ファーストシーン。襟が内側によれている。嫌でも気づくほどの意図的な演出。
終盤にそれが繋がることも嫌でも分かる。
でもそれはあまり重要ではない。

ジェラシー(2013年製作の映画)

3.9

登場人物の行動がミニマル。
行動の前後と言うべきか。
導線を徹底的に省く。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

エネルギーの放出先のバリエーションが豊富。演技が演出をコントロールしてるレベル。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

エポなしのm65ジャケット。
斜めがけのバッグを多用し、肩に引っかからないように。マイケルカプランの小技が光る。
その他、衣装術多数。

演出や音楽が大味なだけに、そういった細かい箇所に注目したい。