中学生の頃見たのだけれど、本当に見たのかわからないぐらい忘れている。もう一度見たい。
美しく、幸せそうな少女達。その可愛い姿は男の子達も無視できない。だが、彼女達が抱えるものは誰も理解することができない。
思春期の若者達が抱える複雑で理解し難い感情や行動を、回想形式で描かれた作品。人>>続きを読む
黒沢清監督の『CURE』を感じた。短絡的な発想だと思っていたが、よくよく思い出してみると黒沢清監督と濱口竜介監督はいわば師弟関係で、あながちこの見え方は間違っていないかも。人が死んでいる描写の怖さも、>>続きを読む
悪は存在しないとはどういう意味だろうか。自然や地球という大きな括りで考えた時、善や悪というカテゴライズなど存在しないということか。ただ、それだとあまりにも単純すぎる気がする。
芸能事務所が悪として描>>続きを読む
妙に仲が良く、戯れ合う男友達の姿が、完全に『ハズバンズ』(笑)。死から始まるという流れも。その後の悶々としながらも行動し続ける感じも。映画を作る者にとっての映画と、それを見る人にとっての映画、あるいは>>続きを読む
誰かの犠牲の上に成り立っている幸せ。その社会の構造を極端化し、霊や呪い、超常現象的なものとして表現された作品。不気味な表現はなかなかよく、アリ・アスター監督っぽさがあった。
だが、表現の部分は良かった>>続きを読む
ゲームは未プレイ。実況もつまみ食いなので、なんとなくこういう内容だというものはあったのだが、期待していたものが表現されていなく残念。ホラーを期待していると物足りなさを感じる作品に仕上がっていた。
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おしゃれな映画だが、物足りなさがある。意外性がもっと欲しかった。見せ方は面白くはあったが。
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設定は新鮮で、心霊現象をコンテンツとして消費する若者たちという現代的な姿。恐怖体験>>続きを読む
一期一会、出会いと別れを監督はテーマに描いているのだろう。その背景にあるものは世界の再考、再認識。世界を大きく捉えること。
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『ゴースト・トロピック』でも感じたが、人間社会を人>>続きを読む
感想が難しい。静かでただある女性の夜の出来事を写しただけである。だが、そこから漂ってくる苦悩や切なさ。人間の温かさ。
ただ生きているだけなのに、なんでこんなにも苦しいのか。だけど、だからこそ生きるこ>>続きを読む
普通とはなんだろうか。この作品に出てくる登場人物たちはなぜおかしいと感じるか。それは、本来人が無意識にやるべきことをしていないから。つまり他人からどう見えるかというものを省いたときに見える人間の本質を>>続きを読む
再生される過去と現在は、彼自身を再生させ未来へと進ませる。
正直ノスタルジーに浸っている人は嫌い。過去に依存し今を生きているように見えないから。だが、ときには過去を反芻し自分の位置を確かめることは必要>>続きを読む
ディストピア映画。人口爆発がもたらす人間社会への影響。
一つの可能性としての提示だが、意外と現実味はあるのではと思った。
問題なのは倫理観の部分。
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情報規制がされた世界の中で>>続きを読む
内容よりも若い頃を演じた役者さん達が可愛かったなという印象が強く残った。最後の展開は主題からズレてた印象。そもそもの話、そこまで恨まれるようなことをしたのか。
こういう作品を見るとスケボーカルチャーに興味が湧き、やりたくなってくる。一応ボードは持ってるけど、予想以上に難しいのよね。あと、絶対怪我して仕事に支障きたす。
『KIDS』『ロード・オブ・ドッグタウン>>続きを読む
個人的に『LUCY/ルーシー』的なものを感じた。
人間の根源への探究実験の結果、原始人のような姿へと変態したり、最終的に人間を超越した存在にまで達していく。意識というものがもたらす可能性がアーティステ>>続きを読む
なぜ今更こういう作品を作ったのだろうか。むしろ今の時期、DUNEと被る。世界観もスターウォーズっぽい。
パート1もそうだけど全体的に薄い。なので内容が入って来ず印象に残らない。
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久々に鑑賞。昔テレビで放送しまくっていたなぁ。安楽椅子探偵という言葉を初めて知った。この頃ってこういう雰囲気の作品が多かった印象。
ある事件を捜査し解決していく中で、リンカーンとアメリアが抱える心の問>>続きを読む
久々の鑑賞。★4.0にしていたが、少し上がって★4.2。ラストにかけての盛り上がりが異常。夢と現実、妄想が混濁していく感じがダーレン・アロノフスキー監督らしく、今敏イズムを強烈に感じれる作品。
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なんでこんなに安っぽくなってしまったのか。
前作はグロさが際立ちつつも、全体的な雰囲気は静かで大袈裟でなく、その中で淡々と残虐な出来事が起きていくのが良かったのだが、今作はその残虐性やグロさをあまり>>続きを読む