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孤独にものづくりをすること自体は悪いことではない、というか、ものづくりに集中するため、純度の高いものづくりをするなら、孤独は必要だと私はおもう。
でも、この映画では、というか清澄くんは、孤独ではなく人>>続きを読む
「好き」は強い。見上愛ちゃん演じるりのが、佐藤寛太くん演じるじゅんに率直に愛をぶつけているのを見ていると、「好き」に理由も理屈もいらないんだよなあ、と思えてくる。夢中になれたら勝ち、没頭できたら不死身>>続きを読む
「ラブコメ」「胸キュン」「年の差恋愛」のワードを生成AIに突っ込んで「映画の脚本をつくってください」って指示を出したら一番初めに出てきそうな話。めるるはかわいい!泣きの演技がリアル。
清原果耶さん演じるアミと、シュー・グァンハンさん演じるジミーの心の揺れ動きはもちろん、台湾の景色もとても美しくて、大きなスクリーンで味わいたい作品。
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なんかすごかったな……。みんながすごいすごいって言ってた理由がわかった気がする。
冒頭のセリフのなさ、普通はカットしそうな場面をわざと意図的に残していそうなところが、登場人物の暮らしを表現してる感じ?>>続きを読む
想像していた以上にアクションが多く、これはキングダムやゴールデンカムイをやってきた山﨑賢人さんだからこそだな……と思えるシーン多々!主題歌も含め、満足度高い。
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私が14歳のころは、何を考えていただろう。こんなに自分のことを、家族や友達のことを、将来のことを、考えていただろうか。
14歳の子たちが、自分のことを嫌いだと言ったり、好きな人に好きと伝えたり、その>>続きを読む
映画って、人によって観るのに最適なタイミングがあると思っているんだけど、私にとってまさにいま観るべき映画だった。これからも大事にしながら生きていきたい言葉に、たくさん出会えた。
浅野いにお原作の時点で心の準備をしていたつもりだけど、それこそいきなり巨大空母が空を覆う衝撃と似たものが身体を突き抜けていった。幾田りらちゃんとあのちゃん、演技も歌も最高だった……
実話に基づいているからか、最後がリアルすぎないのが良い。
モデルになった3人の関係性を忠実に作品に落とし込んでいて、それが自然な形で映画になっていると思った。
思ってた以上に会話劇だった。ほとんど会話で進んでいく感じ。
最後の最後で事件は終結するけど、本当に真実が提示されたのか、そもそも何がどこまで「真実」なのかわからなくて、不完全燃焼な感じもあった。そっ>>続きを読む
字幕版で鑑賞。遊園地に行ってひたすらジェットコースターに乗ってきたみたいな映画!子どもと一緒、家族と一緒に観るのに最適。
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忘れられないのは、アンさんが自分のジェンダーについて母親に知られたときにあれだけ慟哭したシーンと、貴湖が居酒屋で「生きたい」と泣いたシーンと、主税が我を忘れて貴湖を殴ったシーン。
それぞれがそれぞれ>>続きを読む
想定どおり血液量の多い映画だけど、家族とは何か、守るとは何か、人としての根本的な衝動みたいなものがギュッと詰まってる映画だと思った。佐々木蔵之介はもちろん津田健次郎がすごすぎて脳内拍手。
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なんか、こういう「たられば」をなるべくなくすために生きてるのかもなあ。
毎日新しいことをしたり、行ったことのないところへ行ったり、食べたことのないものを食べたり、初めての人と会って話をしたりするのは、>>続きを読む
キム・ダミちゃんにつられて観に行って大正解、心底好きなタイプの映画だった!ブックスマートとかああいう感じの青春学園シスターフッドものかと思いきや、一段も二段も深いところに連れていかれる。観たあとちょっ>>続きを読む
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まさかすぎて声出た。「なるほどね〜こういう話ね〜」と安心して梯子を登ってたら、もう少しのところで外されて突き落とされる感じの映画。落ちる先は川か海だと思ってたのに、まさかの地面に叩きつけられて粉々にさ>>続きを読む
兵頭くん目当てで観た。思っていたよりガチガチの青春映画。
18才の非行少年が傷害で捕まり、少年院に半年入って出所後、成人式で流す自主映画をつくる話。主人公の誠くん、少年院に入るきっかけになった傷害事件>>続きを読む
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子どもから(ダメな)親に向けられた呪詛を、一時間半かけて聞かされ続けているような映画だ、と思った。
ところどころ気になるところがあって(一人取り残された宗介はどうやって生きていたのか?とか、とおる先>>続きを読む
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変わりゆくもの、変わらないもの。夢を追う人と、追わない人と、途中で諦めた人。
演技稽古のシーンで言っていた、自分を傷つけることと、自分を鍛えることの違いについて考えている。
あと、春太とレオくんがず>>続きを読む
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噛み合わないコミュニケーションの連続が、人生なのかもしれないな。
年賀状の住所から引っ越してしまった友人(連絡先を知らなければ、もう会えない?)
希望の仕事を紹介してくれない職業安定所
祝われない誕>>続きを読む
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兼三郎がイギリスで行方不明になったとき、トシはどうやって居場所を見つけたんだろうって変なところが気になってしまった。電話する描写あったっけ?
トシが兼三郎に「俺も父さんの世界に入れてくれ」って言うセ>>続きを読む
終盤あたりに「おっ???そういうことか!!」って声出そうな展開になり、最後の最後でかわいらしくタイトル回収された。
坪根くん&髙石あかりちゃん目当てで観たけど、どっちもよかった〜〜〜!
坪根くん、美>>続きを読む
早々に展開や結末が読めてしまいますが、そこから二転三転あるのでそこそこ楽しめる!グロ表現そこまでひどくない。
佐久間くん、こういう役合うと思ってたから嬉しいなあ
良かったよ!!!!!
終盤あたりにあった研磨くんの主観のシーン、スポーツアニメでありそうでない演出だったと思う、とっても迫力あって良かった!!!
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あの主人公は結局、精神病か夢遊病かなんかで、母親に愛されてなかったけどなんとか愛されたくて、幻覚を見る病気を治したくてカウンセラーに通ってたけど、結局誰一人信じられず絶望して死んでいったってことか??>>続きを読む
坂東くんと前田敦子のベッドシーン綺麗だったなあ、美しかった。白黒だったからかより非現実感というか、日常から浮きだってる感じがして、より味わい深かった。
前田敦子演じるれいこが、自分自身のトラウマ、消>>続きを読む
星=動かないもの、確固たるもの。
過去から光を届けてくれるもの。
移動プラネタリウムのナレーションも、過去に残してくれていたカセットの音声からヒントを得た。
自分のことなのに、自分の体や心のことなの>>続きを読む
正直、登場人物の誰にも共感・同感できず、ここまでひとりの人を愛し切れるなんてすごいなあ……と思って終わった。羨ましささえ感じる。
強すぎる愛情は、相手のためより自分のために見えるなあ、とどうしても思っ>>続きを読む
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話としてはなんら真新しいところがなく、予想通りの展開で、なんやかんやありつつもハッピーエンド。
最近は大どんでん返し!な展開よりも、定型文みたいな物語を安心して楽しむほうが時世に合ってる気もしており、>>続きを読む
山﨑賢人くんの杉元もめちゃくちゃ合ってるけど、なんといっても山田杏奈ちゃんのアシリパ……最高!かわいいし演技力については言わずもがなだし、漫画やアニメの実写化にありがちな違和感というか、ムズムズする感>>続きを読む