yumeayuさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

スコセッシ監督最新作ということと、日本人だからという勝手な使命感で劇場鑑賞することに。

やっぱり特定の信仰を持たない自分にとって、この作品の全てを理解するのは難しかったです。
ここでキリスト教云々と
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

科学の進歩により、永遠の命を得た人類が暮らす近未来の世界。
寿命を持つ唯一の人間であるミスターノーバディは最期のときを迎えようとしていた。
死を目前にした彼は自分の人生をおぼろげながら回想していく。し
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

近年ゲテモノ揃いの中で、ありそうでなかった"正当な"サメ映画。

ブレイク・ライヴリー演じる主人公が孤立無援の中、サメの恐怖と対峙するワンシチュエーションものですが、このサメがとにかくしつこい。まるで
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.0

全編にわたって暴力描写が凄まじい。
人を殴る渇いた音が生々しく響き、息つく間もない程、常に殴り殴られのシーンが続く。

「オラぁ、わくわくすっぞ」
某漫画の主人公のごとく戦うことが全て。柳楽優弥演じる
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

スティーブン・ソダーバーグ監督によるウィルスパニック映画。出演者が非常に豪華。

ですが、内容は凄く地味です。
それは本作が実際に未知のウィルスによる感染が拡大したらどうなるかをシミュレートしたような
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モンスターズ/地球外生命体(2010年製作の映画)

3.0

「GODZILLA」「ローグ・ワン」と立て続けにビックバジェット作品を手がけ、すっかりメジャー監督の仲間入りを果たしたギャレス・エドワーズ監督のデビュー作。

百数十万円という低予算ながらアイデアとテ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

なんとも不思議な魅力をもった映画だ。
寓話的で教訓じみていて、まるで古典落語のようだ。

目先の欲望や衝動に駆られた結果、負の連鎖から逃れられなくなった主人公と誘拐犯たちの様が可笑しくも哀しい。

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サボタージュ(2014年製作の映画)

3.0

デヴィッド・エアー監督ということで、銃火器を駆使した緊張感のあるアクションシーンや、やりすぎとも言えるグロい描写などは期待通りだったけど、肝心なサスペンス部分がどうもイマイチ。

DEA捜査官達が一人
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

あまりにも社会現象になりすぎて、二の足を踏んでいたけど、やっと観ました「君の名は」。

TVアニメ的なキャッチャーなオープニングから始まったときは、会社帰りのオッサンが一人で観るのにはあまりに眩し過ぎ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

かなり久しぶりに再鑑賞。
公開時に初めて見たときに比べて自分がいい歳になったからなのか、トムの浮き沈み具合を冷めた目で見つつも、昔は自分も浮かれてたなぁと思い出したりした(笑)

とにかくズーイーちゃ
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複製された男(2013年製作の映画)

3.0

今年ブレードランナーの新作が公開予定ということでヴィルヌーヴ監督の作品をレビュー。

これ鑑賞するの2回目なんですが、やっぱり理解できない。
冒頭のメッセージ「カオスとは未解読の秩序である」。まさにそ
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パージ(2013年製作の映画)

2.5

1年に一度12時間だけ殺人はおろか、あらゆる犯罪行為が認められるパージ法が制定された近未来のアメリカ。

うーん。プロットは面白いのに、残念ながらストーリーにうまく活かせていない。
社会的弱者を排除す
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イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

3.4

人生は何が起こるかわからない。
そして人生とは常に選択の連続であり、時には犠牲を伴う選択もあるということ。

公開時は全くのスルーだった作品だけど、クロエちゃん主演ということでこの度鑑賞。思わぬ良作で
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

2017年もよろしくお願い申し上げます。

さて、今年初レビューは「ズートピア」です。

僕の中でのディズニー映画の魅力は、デリケートな問題をテーマとしながらも、誰もが楽しめるエンターテイメントに仕上
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

これぞタランティーノ!

猛吹雪の中、山小屋に閉じ込められた8人のアウトロー達による密室群像劇。

密室+アウトローといえば「レザボアドッグス」だし、群像劇といえば「パルプフィクション」ということで、
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

物理学者スティーブン・ホーキンス博士の半生を描いた自伝映画。

物語はホーキンス博士の功績を掘り下げる事よりも、ALSという難病を発症した博士を献身的に支える妻ジェーンとの愛と葛藤の日々が主軸となって
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.5

えっ⁉︎続編じゃないの?

クローバーフィールドのあの興奮と臨場感をもう一度!と思ってるとガッカリします。
ある程度予想はしてましたが、自分はその一人でした。

前作を見ていない人の方が純粋に楽しめる
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

AIの飛躍的な進歩により、2045年にはコンピュータの性能が人間の脳を超える「技術的特異点」を迎えるとのニュースが近年話題になった。

今やSF映画の世界が絵空事ではなくなりつつある現代で、かなり迫真
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

「反乱軍のスパイは極秘の設計図を盗みだした」
ep4の冒頭にたった一行でしか語られなかったエピソードをスピンオフ化した今作。

もちろんルークを始めとするジェダイは登場しない。正史の裏で人知れず活躍し
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.5

独身者は悪とされる世界。
ホテルに連行され45日以内にパートナーを見つけられなければ、姿を動物に変えられてしまう。

この設定と以外と豪華なキャスト陣に惹かれて鑑賞したわけだが、なんとも理解しがたい作
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.5

77年公開「メイク・アップ」のリメイク。
ファニーゲーム(ver.ビッチ)といった感じで、とにかく理不尽極まりない作品。

どうなんでしょう。胸糞悪いのは当然としても、男性と女性だと感想が違うのでしょ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.5

非リア充ボーイスカウト3人組とストリップ劇場のウェイトレスがサバイバル!
くだらねぇけど面白かったぞ!

危機的状況にもかかわらずSNSに勤しみ、頭の中はエロばっかのカーター。こいついいキャラすぎるわ
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

60年代テイスト溢れるポップさとチープさがいい感じ。どこを切り取っても絵本の1ページのような作品でした。

サムは不幸な生い立ちでちょっと変わった男の子だけど、スージーに対して常に紳士的な振る舞いをす
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.8

20年ぶりの続編。
良くも悪くもいつものエメリッヒ(笑)

ID4以降、散々地球を破壊してきたが、まだやるかエメリッヒ!今作ではそれらを上回る規模の映像を見せてくれます!
もはやインフレが酷すぎて何が
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

"チャラいカップルは必ず殺される"
定番のホラー映画あるあるの一つだ。

もう様式美と言ってもいいほど、「ホラー映画といえばコレ!」というお約束がある。

このお約束にうんざりもするけど、これがなけれ
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

4.0

子供と一緒に鑑賞。
キャッキャと騒ぐ子供の横で衝撃を受けてしまった。小さな子供を持つ親としては色々と勉強になる作品でした。

記憶障害というハンディキャップを持つドリーに対して、両親はそれを"個性"と
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物を反面教師として考えると、いろいろな教訓が詰まった映画だったと思う。

・酒は飲んでも飲まれるな
・隣の芝生は青くみえるもの
・不倫はダメ絶対
・男は下半身で生きている
・共通の敵(男)に対す
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画が大好きだ。
ロメロもTWDも全部好き!

ゾンビ映画の好きなところは、徐々に日常が破壊されていく過程だ。

隣人の様子がなんかおかしいぞとか、後ろで何気なく流れてるニュースとか、"なんかや
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

続編公開にあわせ鑑賞。
トムの代表作と言えばMIシリーズだが、そちらに比べて本シリーズはサスペンス色の強いリアル路線の作品。

ただ、サスペンスとしては平均的というか、敵が地味だし、驚きの展開みたいな
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

ジャックと同じ歳の子をもつ親としては、とても考えさせられる作品だった。

特に監禁から解放されて、初めて外の世界に触れ成長していくジャックの姿は、自分の子どもと重ねて見てしまった。

母の実家に戻って
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

濱田岳とムロツヨシはいつもこんな感じの演技だよなぁ(褒め言葉)と思っていたら、タイトルクレジット後はまったく別の映画になってしまった。

ここまで画面に食いいるように観た作品は久々だ。

確かに森田は
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.5

アベンジャーズって、これまで共通の敵がいたからチームになっていた訳で。

それがなければ元々アクの強い連中だし、揉めるのは当然と言えば当然。

特にキャップは頑固というか、自己中すぎだろ。最後の手紙で
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.5

ある程度の予備知識を得た上の鑑賞。
ヨーロッパ映画らしく、静かで淡々とした雰囲気の物語でした。

ジャンル的にはサスペンス?ファム・ファタールもの?

トカゲの部屋とかバルバラとダミアンの関係など、敢
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

何もわからないまま、麻薬カルテルとの紛争に身を投じるエミリー・ブラント演じるケイト。

彼女にシンクロして、この世の地獄のような世界に入り込んでしまった。

そして、最後に現れる「殺し屋」という原題。
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.0

原作を読んでから鑑賞。

前二作に比べて、カウカウの人達が特にピンチに陥るエピソードではないため、盛り上がりに欠ける印象。

ファイナルにつながる伏線も余りなく、ドラマ放送でもよかった感じ。

まあ、
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デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

過激な下ネタとブラックジョーク満載の映画だけど、ヒーロー映画として、しっかりと作られているなと感じました。
「第四の壁」も違和感なく楽しめた。

"俺ちゃん"こと、デッドプールはライアン・レイノルズの
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