ゆうこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゆうこ

ゆうこ

映画(286)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ラストベガス(2013年製作の映画)

3.6

老いてなお、新しいことに挑戦できるし友情も続くと夢を見させてくれる作品。

リアルな老いより
夢を見させてくれる映画が好き。

そして絵面が豪華!

マイケルダグラスもいいけど、
私には心の殿堂入りを
>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

3.4

原作が好きなのでとてもショック。
最初から最後まで「羅生門」じゃなくて「藪の中」だった。

タイトルと中身が全くの別作品って、当時の評価はどうだったんだろう?

藪の中は読み手に解釈の幅を残してくれる
>>続きを読む

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

3.6

あの無敵のホームズが93歳で
相棒のワトソンとも兄マイクロフトとも死別し、心身ともに衰え、引退の原因になった事件を執筆するとか…

あの無敵のホームズが老いさらばえて何ともつらい気持ちに。

でも「無
>>続きを読む

Hell's Hinges(原題)(1916年製作の映画)

3.8

敷居の高さを心配しつつ、サイレント映画を弁士さんとピアノ伴奏付きで鑑賞。

モノクロはMAD MAX shiny and chrome で体験済みだったけど、フィルムのモノクロはカラーより違いがより明
>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.6

フィルム上映とデジタル上映の違いが気になる最近。

ということで、国立アーカイブの企画展「35mmフィルムで見るクリント・イーストウッドの軌跡」にてグラントリノを鑑賞してきました。

フィルム画質に注
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

みんなの評価が高すぎて1ヶ月近くレビューが書けなかったのですが、告白しましょう。

レビューが書けるほどの理解はできなかったです。

物語に少しでも分からない部分があると全編理解できなくなる性格なので
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

ufotableらしさ全開だった。

登場人物に人生哲学を語らせたらufotableが1番エモく仕上げてくるんじゃないかと思う。
人物に背負ったものの重さを語らせるという点で、Fateシリーズとも相性
>>続きを読む

ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.6

ターミネーターマラソン4本目。

クリスチャンベールとはなんて豪華な!若きカリスマ指導者が似合ってました。
肝心のシュワちゃんはおまけ程度の出演でしたが、人類滅亡直前の世界観といい配役といい個人的には
>>続きを読む

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.4

古典名作を勉強するシリーズ。

なぜかターミネーター3だけAmazon primeで配信されておらず、3を飛ばして鑑賞。

待って!
あんなに芋っぽいと思っていたサラコナーが美人になって新登場!?
>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.6

古典名作を勉強するシリーズ。

あんなに芋っぽかった主演女性がたくましくかっこ良くなってる!
指導者として成長しなきゃいけないのにジョン少年の家庭環境が微妙で心配。

レディプレイヤーワンのオマージュ
>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.4

ロッキー、エイリアン、ランボーに続き、古典名作を勉強するシリーズ。

主演女性の芋っぽさが気になっていたところ、後から「低予算で美人が雇えなかった」というちょっぴり悲しいエピソードを仕入れてしまいブル
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

Amazom Prime の100円セールで鑑賞。

おもしろかった!
映画館の大スクリーンて観たかったです。
140分と言わずもう少し短くテンポが良ければ更に良かったなぁと思ったけど、ジュブナイル映
>>続きを読む

地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.6

え!
1951年の作品とは思えない!

SFというジャンルを装いつつも哲学やメッセージ性が際立つ骨組みで感動した。

そして70年経っても相変わらず地球人は一致団結していない現実にしょんぼり。

ソニア ナチスの女スパイ(2019年製作の映画)

3.0

Filmarksのオンライン試写会で鑑賞。

実話ベース、第二次世界大戦中にスウェーデンの諜報部からナチスをスパイするよう要請された女優さんのお話。

話を面白くするための嘘や誇張が出来ないので話が単
>>続きを読む

海の上のピアニスト イタリア完全版(1998年製作の映画)

4.3

1999年の125分版を経て、削除部分のない170分版をついに鑑賞。

はじめ3分でオチを思い出して泣き、途中15分のいつもの場所でまた泣き、あとは定期的に鼻をすすりつつ物語に浸りました。

長年物足
>>続きを読む

エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

3.6

ホラーは苦手だけど教養のためと鑑賞。

怖かった…

今のホラー映画より映像や手法は古いはずなのに充分怖かった。
明暗の使い方といいエイリアンのデザインが今でも斬新に思える。

あとは単純に
あいつが
>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

3.6

退役軍人に対する偏見勉強のため鑑賞。
国のために戦ったのに帰国後は市民から迫害を受けるランボー。

ランボーは決して実話でもないし歴史映画でもないけど、当時の世相や社会問題が垣間見えてためになる。
>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.4

映画ライター高橋ヨシキさんの本でディストピア映画と紹介されていたので鑑賞。

SF映画は古くなるのが早く、
「未来を検知して事前に事件を防ぐ」という設定やビッグデータでプライバシーのない世界をもう後継
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.6

人間って、他人に自分の行動を指摘されるとカッとなるし、自分は間違っていないことを証明するために、止めるどころかより激しく行動してしまう生き物だと思う。

「不倫を私にさせたお前が悪い」

よろしく、あ
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

時系列の入れ替えもなく、カメラ視点もずっと固定だから、自分も物語の主人公と一緒に伝令をしている気分になった。

特別な能力や正義感のない私のような人間でも、主人公と同じことが出来るのかな?

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.4

王道な推理モノ、それでいて時事ネタや現代っぽさを入れていて見易かった。

0から築き上げて手に入れる為に必要なのは、商才や口の上手さ、政治力じゃないんだな。

ピープルvsジョージ・ルーカス(2010年製作の映画)

3.5

スターウォーズep4-6にお金と時間と青春を捧げたファンが、特別編(ep4-6の改編版)や続編(ep1-3)の登場により

思っていたのと違う!!!

と暴徒化した理由が分かるドキュメンタリー映画。
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

ずっと緊張して観ていて、観終わったあとぐったり。

ジョーカーでも引用されていたチャップリンの言葉
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。」
ジョーカーを観たあとは、こ
>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

「これは炎上マーケティングなのかい?」
というくらい物議を巻き起こした前作を思えば、随分と無難な幕引になってしまい残念。

「スカイウォーカーの夜明け」というタイトルから、全宇宙の生命が消滅してまた歴
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.7

子どもの頃ビデオで何度も観たお気に入りの映画。

「読書をすると世界が救える」

というナイスな勘違いを小学生の私に与え、分厚い本に憧れて原作やモモ、エルマーの冒険、ゲド戦記を読破できるきっかけになっ
>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.0

映画は人の心に残ることが大事だって思ってたけど
ただただ観てるその瞬間が楽しい、それだけでいいんだ!
と思わせてくれる新しい体験だった。
(実際振り返ると内容は薄い)

今の映像技術あってこその作品。
>>続きを読む

私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.5

GEOのドキュメンタリーコーナーで発見して鑑賞。

政治への参加権、人権復権、人種差別に対する意識改革を目指し活動していた3人の活動家のお話。

みんな30代で暗殺されてしまい、
やはり世の中の常識を
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

ジョーカー繋がりで鑑賞。
私の教養不足が原因ですが、正直良さが分からなかったです…

戦争帰りでPTSD、不眠症、
生活が苦しく貧困までは分かるけど
初デートでそこ行きます???
それはPTSDと関係
>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.4

ワイルドスピード7(SKY MISSION)を観て
「やばい!コナン君の超絶アクションを実写でやってる!」
って思ったけど
やっぱり本家コナン君の方が斜め上のアクション満載だった。

ワイスピと一緒で
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

この映画が刺さらなかったことを喜びたい。
それだけ私がいま、幸せってことなんだと思う。

アーサーみたいな人は昔からいたのに、いま刺さる人が多いってことは、それだけ世界が他人を受け入れなくなってるんだ
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.6

自分が同じ状況だったら、どんな振る舞いをするのだろうと考えた。
他人のために死ねないけど
見捨てる勇気もない気がする。

ウィンドリバーと同じで
強い個体だけが生き残るのかな?

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

当時の音楽担当「芸能山城組」の演奏と、金田役の声優さん&アニメ評論家のミニトーク、最後に35mmフィルムでの鑑賞でした。
これで2,500円はお得!

今観ても映像の緻密さ、生理的嫌悪感を煽る演出、音
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

正直、私は同じ人間の異性にも恋愛感情を抱かないので、
こんなにも違う生物に生々しく性欲まで抱けるところに正直驚いたけど、
これくらいが私にはちょうどいいファンタジーだと思いました。
前向きに「もしかし
>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.4

インド🇮🇳とパキスタン🇵🇰の風景美が堪能できるロードムービー。

オチとかストーリー展開はミエミエだけど「人としての正しさ」を信じたくなる映画。

こういった映画が興行収益よいインドって、パキスタンの
>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.4

映画のことをもっと分かるように、いろんな世界の社会情勢を把握するようにしなきゃと反省。

変われるきっかけをくれた監督に感謝!