yomiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

トップガン(1986年製作の映画)

3.3

80年代映画はマッチョ路線が多いように思えてちょっと苦手なんだけど改めて鑑賞。あぁ、これは王道の少年マンガ…。若いトムは筋肉がパツンパツンで苦手だと思ってたけど、最近の成熟したトムばかり見ていたせいか>>続きを読む

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.0

1番怖い…というのに期待したけど、30年前に1番怖かった、かなぁ。。「ヘレディタリー」の方が私的には怖かったので(怖さの質が違う?)。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。子ども時代のサルーがめちゃ可愛い。彼は素敵な里親を得たのだけど、路上で連れ去られる子供たちなど子供を狙う大人の多いことには愕然とする。後半で出てくるサルーの兄のイメージ、彼の兄への愛情>>続きを読む

ステイ(2005年製作の映画)

4.0

以前も視聴して、訳が分からぬまま、しかし心に残っていた。今回も完全に分かったとは言いがたいが、安易に考察とかは読まずにわからないまま考えていたい。トムとヘンリー、もしかして他の人々も?の記憶を混ぜ合わ>>続きを読む

プッシャー2(2004年製作の映画)

3.8

前作でも小物っぷりを披露したトニー、出所後も相変わらず。実の父親には愛されずダメダメ言われ気の毒。ダメな奴が滅びていくのを観るのが好きだけど、彼がラストに垣間見せた赤ん坊への愛情?にはなんだかぐっとき>>続きを読む

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

4.0

3回めの視聴だけど、やっぱり不可解というか変わった映画だと思う。彼の取り憑かれた“妄想”は病気なのかそれとも…。強く感じるのは彼の家族への強い愛情。家族を守りたいという愛情故に彼の苦しみは生まれるのか>>続きを読む

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)

3.5

自己の心に忠実すぎるランボーとランボーに魅了されながらも妻の肉体にも未練のあるヴェルレーヌ。社会からはみ出した2人の行く末はやはり破滅なのか。輝くような笑顔と魅力的なしかめっ面と、この時期のディカプリ>>続きを読む

ピクニックatハンギング・ロック(1975年製作の映画)

3.8

若さも陽光も全てが美しく眩しいのに全編に漂う濃厚な死の気配。行方不明になった名門女学院の若く美しい少女たち。行方も理由も分からず全てが謎めいたまま。
渋谷TSUTAYAでレンタルしてようやく観れた。
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

タイトルは皮肉、なのかな。後味が悪いと噂には聴いていたが納得である。とにかく救われない。そして、今、この世界のどこかで現在進行形で起きていそうな出来事そのものだった。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.8

深い傷を負ったカウボーイ。脚を負傷した馬。ふたりは似ているがたどる運命は別々。実際の出来事の映画化であり、台詞に頼らない感情表現も繊細で主人公その他の出演者が全員??演技素人の御本人であるのだが、それ>>続きを読む

さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-(1981年製作の映画)

4.2

大昔に観て、それ以来記憶を反芻してきた、大好きな映画をはじめて大画面で鑑賞できた!脚本に「??」な所があるのは前作もだが、本作の方が内容と映画の長さが合っているのか観やすいように思った。
999号が自
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

2.0

最近名前を聞くのとシャルロット・ゲンズブールが出ているから観た。50分と短かかったから最後まで観れたが、私には無理なヤツだった。始終揉めてる映画の撮影現場。関係ない奴が途中で忙しい人に話しかけるのが邪>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.3

前から観たかったのをついに鑑賞できた。
他に誰もいない月で出会った、本来出会うはずもない二人の男。家族を想う心を持ってしまったが、それは実際、叶えられるはずもない事。なんと切ない…。少しギミックはある
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.0

若いクリスチャン・スレイターが観たくて鑑賞。人のための信仰ではなく信仰のために人が存在するような、中世の信仰の嫌〜な所を濃厚に描いていた作品のように思う。ホラーな程に不気味で気持ち悪いキャラクターや推>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.3

最初はビリーの印象が悪すぎた。実家の家庭環境も微妙で父母のキャラに引きながらも、クリスティーナ・リッチが可愛くて意外に強くて自由奔放?なのを頼りに鑑賞。デニーズのシーンあたりから俄然面白く。
ハートの
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

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非常に眠い時に観てしまったので途中で寝てしまい…なのでスコアは付けず記録のみで。
マリー、気に入ってたのにな。。でも現実的には仕方ないか〜

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.3

大好きな「未来は今」の元ネタと教わり、視聴。割と訳が分からなかったのだが面白く観た。いきなり入る爆発とレトロな未来描写が好きだ。やはり「1984」を想起する。ディストピアでみる甘美な夢。デ・ニーロがま>>続きを読む

a-ha THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.5

曲を作る際の意見の対立などは見ていてハラハラした。三者三様のキャラクターと才能の際どいバランスの上にa-haの音楽は産み出されてきたのだなぁ…と胸が熱くなった。“Take On Me”等のMVの手描き>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

演技も大変良かったが、画が非常に美しく風景や光などの要素からも更紗や文の心情を感じることが出来た。今回は主に更紗の視点だが、文や亮、若しくは警察官、全くの第3者等、他の人物の視点からだと全く違った話に>>続きを読む

麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.8

麻薬売人なんて割に合わない仕事だなぁとつくづく。私は普段から主に個人的な話を好むが、これも小さな話で良き哉。手持ちカメラのブレ具合がどことなくドキュメンタリーぽく観えてリアル感が増すし、傍目には派手で>>続きを読む

ジェラルドのゲーム(2017年製作の映画)

3.8

開始早々に夫があんな事に…ビックリ。グロいシーンはしんどくて指の間から観た(笑)最後の独白が長いけど、それがまたよく効いている…キングの原作にもある文なのだろうか??ラストで太陽に向かい歩く姿に彼女の>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

アクション山盛りだしヒロインも好みで楽しく観たよ。最近はお父さん役とかやってるマット・デイモンだけど20年前の作品だから若者!いろんな都市が見れて豪華だな~。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

叔父ジョニーは不器用だが子どもの話を対等に聴けるし、甥ジェシーは癖強めだが感情について話す訓練を母としてる。自分に引き付けて考えたらこんなには出来ないと思った。ジェシーとの会話でジョニーは妹とのわだか>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.2

阿部サダヲの眼が観たくて観に行ったようなもん(笑)良き虚無の眼が見れた〜!!表情のちょっとした変化で見せてくれるサダヲさんを凝視した2時間だった。 主人公が闇落ちするかとハラハラした。
小屋を✕✕し、
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.5

あまりにもあまりにも久しぶりに観た。リマスター、映像も音も良かった。引きの絵や横にPANする場面ではさすがに現代のアニメに比べて粗さ(絵が下手な訳ではなく技術的な部分で)を感じはした。
観た後で知った
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.8

これ、スティーブンキングもお気に入りだったような。
絶望に次ぐ絶望がある。2度めの視聴なのでオチを知りつつ観たら、最後の絶望感は心地よくすらあった。女優さんの美しい死体は作り物の死体には出せない存在感
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マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

3.3

レフン監督のドキュメンタリーであると同時に、妻である彼女自身のドキュメンタリーでもあった。「ブリーダー」に出演していた彼女ね。レフン監督は繊細で芸術家肌、妻もいろいろ大変そう。 ホドロフスキーに相談す>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.0

さすがスピルバーグ監督!話の緩急が見事で、50年近く前の作品だが時代をまるで感じなかった。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.2

16 mmフィルムの映像がノスタルジック。これは思春期の少年の日記のようだ。レールを外れていく危うさにはハラハラさせられる一方で彼を取り囲む“ギャング”のような不良少年たちの素顔も視えてくると、彼らが>>続きを読む

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.8

レフン監督作品鑑賞4作目。
主人公ジュリアンの中の思慕の情、罪の意識…夢の中、それも悪夢の中に居るような映画だった。あの警官は実在の人物とは言い切れない感。振り下ろす刀とそして謎のカラオケシーン。でも
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.0

市街地でのアクション山盛り。サミュエル兄貴目当てで観た♡R・レイノルズに恋のアドバイスをする陽気な殺し屋だった。徐々に2人はバディぽく…。炎を背に立つ兄貴、カッコイイ〜〜!!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

事件を忘れることのできた人間と忘れることができない人間のその後の圧倒的な差。忘れられないということは苦しみ続けるということ。途中、すっごくキュンキュン〜な展開になり、“良い感じ”に終わるのかと油断した>>続きを読む

FEAR X フィアー・エックス(2003年製作の映画)

2.8

超退屈なストーリー運びながら、みせ方には監督らしさを感じられ、それは魅力。エレベーターや赤い廊下にはゾクゾクした。現実に妄想が入り込む?様に、ノーラン監督の「メメント」を想起した。本作は成功とは言えな>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

今までで1番繊細で1番非力なバッドマンかな?嫌いじゃない。
ゾーイ・クラビッツのウェストに思わず目が行ってしまう!!バリー・コーガン出てたの分からなかった。次回に続くような終わり方。

サーファーのプライド(2008年製作の映画)

3.8

一般での評価は低めだけど観てよかった。M.マコノヒーとW.ハレルソンにつられて観たら、いきなりのパーティーピーポーは辛かったのだが、その後の展開が意外に渋い。波乗りはあまり出てこない
一番好きなのはク
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

2.8

うーん、最初の方はすごく面白いと思ったんだけど、ちょっとCG使いすぎじゃないかな?と感じてなんか冷めて観てました。楽しめる人も多いかとは思う。割とお子様味かな。眠いときに観たから乗り切れなかっただけか>>続きを読む