まず、14歳の少女に宇宙の過去・現在・未来を託す(そして聖母として崇める)という、あまりにもな物語は正直めちゃくちゃキモいし、まず監督、脚本、シリーズ構成がいずれも男性の手によるものという点で構造的に>>続きを読む
『serial experiments lain』(1998年)と『妄想代理人』(2004年)のあいだの時代の物語、として見た。
この2作と共通する20世紀的な社会の成熟の果てに登場したインターネッ>>続きを読む
2004年の作品とはいえ、オウムのトラウマからまだ社会が立ち直っていないことが伝わってくる。学業や仕事などによって追い詰められている人々を「救済」する少年バットは何のメタファーなのか、そもそもなぜ人々>>続きを読む
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を見た流れで初めて見た(原作も未読)。対象年齢が少し高めというか、エンタメ感が抑えられていたのでかなり楽しんで見れた。妖怪や幽霊という存在を通じて、日本社会が戦後発展にひた走>>続きを読む
MCUフェーズ4でいちばん面白いのでは…?マルチヴァースがシリーズに混乱ではなく、前向きな可能性をもたらすことを祈って…
戦国時代の日本に存在した黒人侍を主人公にした物語というコンセプトのミュージックビデオというような感覚で見た。
荒唐無稽なストーリー、雑な展開と演出、ディティールの甘さなど、ツッコミどころも残念な点も>>続きを読む
地下鉄サリン事件というモチーフの存在が大きいように思うけれど、少年少女の群像アニメとしても見れるところがよかったように思う…村上春樹『アンダーグラウンド』を通読してから見返してみたい。