これ、内容にはさほど期待せずにピョン・ヨハン目当てに観始め、どこかで見たようなタイムループものかと思っていたら、後半、意外な展開に引き込まれました。
大切な娘を守ろうとする父、身重の妻を守ろうとする>>続きを読む
これ、ものすごく重かったです。
不法移民、人身売買、少女の強制結婚など、わが国では馴染みの薄い問題ではあるけれど、世界のどこかで起きている現実。
貧困のシワ寄せはいつだって弱者に向かう。
大切な妹が>>続きを読む
中井貴一さんが演じる、記憶喪失になった前代未聞の支持率2.3%をたたき出した史上最悪のダメ総理って、設定だけ見ても面白い予感しかしない…と思って見始めたら、期待を裏切らない面白さ。
さすが三谷幸喜さ>>続きを読む
40年近く大工として真面目に働いて税金を納めてきたけれど、心臓疾患のせいで医者から仕事を止められてしまったダニエル。
国から援助を受けるための煩雑な手続きに四苦八苦する冒頭のシーンでの、役所の人のマ>>続きを読む
30年間眠り続けて奇跡的に覚醒したレナード(ロバート・デ・ニーロ)と、彼(ら)を病から救おうとするセイヤー医師(ロビン・ウィリアムズ)との友情物語。
そこにいるだけで周りが癒されるような、温厚で実直>>続きを読む
突然現れた、若く美しく才能豊かなイヴ(アン・バクスター)のせいで、色々と妄想して苦しみ、周りに当たり散らすマーゴ(ベティ・デイヴィス)は、愚かだけれどもその気持ちは少しわかるような気も。
謙虚でよく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
素直で天真爛漫なマルコと、人の気持ちがよくわかる思いやりのあるゲイカップルへの仕打ち(あえてこの言葉を使いたい)には、なんともやり場のない怒りを感じました。
施設はどこもそうなんでしょうが、人手不足>>続きを読む
その見た目のせいで職場の仲間からは虐められ、要領が悪く、言葉足らずで誤解されたり損したり。
そんな彼を見ていると、じれったいんだけれど応援したくなるんですね。
大好きな彼女のためにできる限りのことを>>続きを読む
暴力団のボスの愛人に手を出したビンゴ(妻夫木聡)は、命が惜しければ伝説の殺し屋「デラ富樫」を見つけるよう命令され、苦し紛れに売れない役者 村田(佐藤浩市)を殺し屋に仕立て上げる。
アンジャッシュのコン>>続きを読む
これ、あらかじめタオルハンカチを用意して観ました。
動物モノを観る時にはいつも覚悟がいるんです。
彼らのウルウルの瞳を見つめているだけで泣けてくる私って、相当ヘンかも。
「僕のワンダフルライフ」同様、>>続きを読む
男たちからは騒がれ、女たちの嫉妬と羨望の的で村一番の美女、マレーナ(モニカ・ベルッチ)に憧れ、ほとんどストーカーのようになるレナート。
マレーナは夫を軍隊に取られ…。
マレーナは決して媚を売るわけで>>続きを読む
イケメンのはずのアーミル・カーンの奇妙な表情が、全編を通して不気味でした。
つまり、顔芸が素晴らしかったです。
メインテーマは宗教なので社会派ドラマかと思いきや、コメディ要素もあり、ミュージカルシー>>続きを読む
証券マンのニック(トビー・マグワイア)が借りた家の近隣の豪邸で、毎晩のように繰り広げられるゴージャスなパーティー。
ある日、その豪邸の持ち主であるギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)からある頼みごと>>続きを読む
フランク(レオナルド・ディカプリオ)は頭が切れるだけでなく、人の心も読める天才ですね。
自分を取り巻く状況を的確に見抜いて、捜査官カール(トム・ハンクス)らの裏をかき逃亡するシーンはこの上なく痛快!>>続きを読む
パーシーのサイコパスっぷりは不快極まりないわ、
ミスタージングルスの行く末は気になるわ、
心優しいジョン・コーフィの悲しみや苦しみに強い共感を覚えて涙が止まらないわで、
観終わった時にはもうぐったり…>>続きを読む
子どもって残酷。
異質なものを排除したがるのは大人の世界でもあるけれど、子供の場合はそれが顕著ですね。
この作品の中での、いくつかの印象的な台詞。
「正しさと優しさなら、優しさを選ぶ」
…確かに、>>続きを読む
まだ裁判員制度がない頃に作られたお話。
あの有名な「12人の怒れる男」が基になっているそうです。
大好きな三谷幸喜さんの脚本。
ある殺人事件について話し合う12人の陪審員。
どんなに若くて外見が魅力>>続きを読む
ファッションサイトを運営する会社のCEOジュールズ(アン・ハサウェイ)のアシスタントとして採用されたベン(ロバート・デ・ニーロ)。
繊細で他人の気持ちに敏感で、どんなことにもよく気がつくベンは、すぐ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
妻に先立たれ、アパートを追い出された72才のハリーは、愛猫トントを連れて子ども達を訪ねる旅に出ます。
トントのために飛行機を避け、トントのトイレのためにせっかく乗ったバスを無理やり停め、バスを乗り捨>>続きを読む
偽家族として韓国で暮らしている、北朝鮮の工作員の4人。
彼らの迷惑も考えずズカズカと入り込んで来て、呆気にとられている彼らの前で、つまらないことでケンカを始めたりもしつつ、偽家族(北朝鮮工作員)と親>>続きを読む
リトル・ミスコンに出場する9歳の女の子オリーヴのために、それぞれ問題を抱えた家族全員で、色々とやらかしながらワーゲンバスで会場に向かうロードムービー。
全員でポンコツバスを押しながら順番に飛び乗るシ>>続きを読む
インド映画って初めて観ました。
皆さん、濃いですね〜(顔)
暑苦しい(失礼!?)ので、今の季節に観て正解。
アーミル・カーンが、ジュード・ロウに見えて仕方なかった。
たまにはさまれたミュージカルシーン>>続きを読む
危機的な状況に陥った時にむき出しになる人間の本性。
宗教狂いで皆を扇動する者、
すがるようにそれに従う者、
窮地に陥ってもめげずに、冷静に脱出方法を探そうとする者…色々ですね。
緊急事態に何かにすが>>続きを読む
文句なしのハートウォーミングストーリー。
「彼は同情しない」というフィリップの言葉で、このお話に一気に引き込まれました。
ちょっとガサツで荒っぽいところもあるんだけれど、肝心な部分では相手の気持ちを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この作品にこめられたメッセージをきちんと理解できているのかは自信がありませんが、一応感じたことを。
ホアキン・フェニックスの狂気とも言える迫真の演技に思いっきり引き込まれました。
ストーリーよりも彼>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ネイティブ・アメリカンの居留地で起こった少女殺人事件。
ミステリーかと思いきや、重い社会派ドラマでした。
警察の手も届きづらい雪深い僻地では、自分の身は自分で守るしかないのでしょうが、娯楽もなく、鬱>>続きを読む
こういう一本筋の通った正義感の強いナイスガイの役柄は、クリント・イーストウッドにぴったり。
お年を召してもなお魅力的です。
偏屈で憎まれ口ばっかり叩く嫌われオヤジのお話は数あれど、この映画でのウォル>>続きを読む
こういうハラハラドキドキさせられるサイコスリラー、嫌いじゃないです。
ポール(ジェームズ・カーン)の言葉や行動によってコロコロ変わるアニー(キャシー・ベイツ)の表情に釘づけ!
彼女の素晴らしい表現力>>続きを読む
なんにでも文句をつけ、上からモノを言ってはあちこちで嫌われている、近所でも有名な頑固で変人の主人公。
「恋愛小説家」のメルビン(ジャック・ニコルソン)を思い出してしまいました。
隣のイラン人の奥さん>>続きを読む
この作品、まさに恐怖そのものでした。
苦もなく人を操るサイコパスのエスターと、父親の馬鹿さ加減に終始イライラさせられっぱなし。
あんな役立たずのお父さんいらない!
画面にエスターが現れるたびに、もう>>続きを読む
あのオープニングの曲で、いきなり引き込まれました。
ショーのシーンは圧巻の迫力!
チャリティとのダンスシーンではうっとり…。
とにかく音楽とダンスが素晴らしい!
ヒュー様はもちろんカッコいい❣️
ほ>>続きを読む
見返りを求めないでする親切って、神様はちゃんと見ていてくれるんだなぁ❣️
何をやっても上手くいかず、動けば動くほど悪い方向へ行ってしまって自暴自棄になってしまうジョージの気持ちは、彼ほどではないけれ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これ、重いお話です。
前半は目を覆いたくなるようなシーンの連続で、後半の裁判のシーンではハラハラドキドキさせられっぱなし。
ノークスへの復讐はあっさりし過ぎで拍子抜け!
もう少し痛めつけてから息の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
究極のポジティブシンキングストーリー❣️
グイドのコミカルな演技を見てコメディ映画なのかと思っていたら…。
前半と後半の雰囲気の差に面食らいました。
とっさに列車に乗ってしまうドーラの勇気ある行動>>続きを読む
ローマ皇帝の息子コモドゥスの陰謀によって愛する妻子を殺された上に、グラディエーター(剣闘士奴隷)に身を落とした将軍マキシマス(ラッセル・クロウ)。
来る日も来る日も、大衆の前で他のグラディエーターや猛>>続きを読む
偏屈で嫌われ者の作家とバツイチ子持ちの女性との、ユーモラスでちょっとせつない恋物語。
何度も繰り返し観ている大好きな映画です。
ジャック・ニコルソン、イケメンというわけではないのですが、眉を上げて鼻>>続きを読む