風に吹かれて。
ロシア映画。
ロシア連邦を構成する一国、マリ・エル共和国に暮らすマリ人の女性達の物語。
名前がOから始まる、24人の女性が紡ぐ22のエピソード(←鑑賞中に数えた)によるオムニバス的>>続きを読む
忘れじのわが歌。
カナダ映画。
1960年代のカナダ、ケベック州にある寄宿学校が舞台。財政難により、学校の存続が危ぶまれる中、音楽教育に力を入れる校長はじめ先生と生徒達の奮闘を描いた物語。
音楽の>>続きを読む
広がる、世界。
シリル・ディオンとメラニー・ロランの共同監督作。
シンプルかつ多様なライフスタイルを模索して、世界を旅するドキュメンタリー。
地方紙にシリル・ディオン監督のインタビューが掲載されてい>>続きを読む
ないまぜの感情。
最近忙しくて、家にいる時間が短いため、映画を観るのは一週間ぶり。今日はまとめて3本観たのですが、最後に観たこれが一番良かったので、まずはこのレビューから。
これまでドラン監督の作>>続きを読む
いつか、必ず。
台湾が、まだ日本であった頃に生まれた日本人「湾生」の方々が、今なお抱く、自らの故郷への熱い想いを綴ったドキュメンタリー。
観る人は選ぶと思いますが、熱い感動作。
今年観た映画の中で>>続きを読む
すべてを捨てて、花が咲く。
イギリスにおける女性参政権闘争を描いた作品。
原題の「サフラジェット」とは、非合法な活動も辞さなかった当時の女性活動家達が自ら名乗った呼称のこと。
想像していたよりも骨>>続きを読む
憧れと弱さと。
テレンス・マリック監督作品はこれが初鑑賞。
ある脚本家の忸怩と克己への憧れ。
男性の弱さをこれでもかとグサグサ刺してくる映画。やめてー。
今まで観た中で本作に一番近い印象の作品はフ>>続きを読む
それでも誰かと関わらずにはいられなくて。
オタール・イセオリターニ監督。
パリを舞台に、ファニーな人びとが繰り広げるコメディあり風刺ありの人間ドラマ。
ケンカするほど仲が良い、2人のお爺ちゃんを中>>続きを読む
聴こえる、恐怖。
黒沢清監督。
いつもお世話になっているフォロワーさんのmuraさんからオススメ頂いた作品。
これと『LOFT』を観ます。
東京湾に、身元不明の女性の遺体が上がる。
海水で窒息死さ>>続きを読む
神を汚す獣の子、悪魔の子。
気づけば666Mark。
せっかくなので緊急鑑賞(笑)
本作は、説明するまでもなく、悪魔の子ダミアンというキャラクターを生んだ、ホラー映画ブーム期に作られた代表作のひと>>続きを読む
悪を飲み込む悪の底無し沼。
マカロニ・ウエスタン。
フランコ・ネロ主演。
『荒野の用心棒』とは関係ありません(笑)
とは言うものの、敵対する2つの勢力がしのぎを削る町や、そこに流れ着いた一匹狼のガ>>続きを読む
正解のない正義。
英国製軍事サスペンス。
無人偵察機ドローンを駆使して、ナイロビのテロリスト組織への攻撃を仕掛ける英国諜報機関司令部の駆け引きや葛藤をシニカルに描く。
恐らく低予算なのだけど、本作>>続きを読む
三葉結び目、止め結び。
去年の夏からずっとやってるヤツ。
昨年末に観る予定だったのに、まさかの大雪で断念。今回やっとIMAXで鑑賞。
アニメは話題作をたまに観る程度なので、この監督の作品は初鑑賞。>>続きを読む
僕はひとりじゃない。
再鑑賞。5回目くらい。
Mark!している作品の3分の1くらいはまともにレビューを書いてないので、せめて家にソフトがあるものくらいはレビューを残しておこうかと。
記録のために、>>続きを読む
青春はいちどだけ。
こちらも話題作。
仕事上、年間通して一番忙しい時期をなんとか抜けたので、観たかった作品を見だめしてきました。
実話ベースの歴史ドラマ。
第二次世界大戦直後のデンマーク、ナチスが>>続きを読む
嫌われオーヴェの一生。
話題のスウェーデン映画。
最愛の妻に先立たれ、生きる意味を見失った孤独な老人オーヴェ。近隣住民からは偏屈な変人扱いされている彼の人生についての物語。
評判通りの良作。
回想>>続きを読む
Clear, Loud, Bright, Forward 360°
世界5大バレエ団(人によっては3大とも4大とも6大とも)のひとつ、「パリ・オペラ座バレエ団」
歴史も古く、その筆頭に挙げられること>>続きを読む
熱砂という灰の中で。
ロバート・アルドリッチ監督作品。
絶望的な状況の中で、人間の強さと弱さを描いた娯楽作。
サハラ砂漠上空を飛行中に砂嵐に見舞われ、不時着してしまった民間貨物機。
水も食料もわず>>続きを読む
虚実とりまぜて。
イラン映画。
カスピ海沿岸でバカンスを楽しむ男女たち。
バカンスを企画したセピデー(既婚女性)は子供が通う保育園の先生であるエリを誘う。セピデーの狙いは、バツイチの男友達アーマドに>>続きを読む
疾走と反撃の終末。
通常版未鑑賞。4DX。
通常版の皆さんのレビューを読ませて頂いた時に『スクリーンで観たかった』趣旨の感想をいくつかお見かけしており、その機会は訪れないだろうかと願っていたタイミン>>続きを読む
自由と葛藤。
約1ヶ月ぶりに自宅で映画を観ました。
久しぶりの名作巡りの旅です。
デヴィッド・リーン監督作品を初鑑賞。
ロシア革命の時代、詩人でもあるジバゴ医師の波乱に満ちた生涯を描いたロマンス映>>続きを読む
夜を越え 僕を乗せて
1992年発表の矢野顕子のカヴァー・アルバム『SUPER FOLK SONG』のレコーディングの模様をとらえたドキュメンタリー。デジタルリマスター版。
アッコちゃんです。
学>>続きを読む
誰でも、人生で一人は出会う。
香港映画。実話を基にした作品。
資金不足で閉鎖目前の幼稚園に、安月給にも関わらず、自ら赴任した女性園長(元有名幼稚園の園長)と、取り残された5人の園児たち、そしてその家>>続きを読む
宇宙の果てのだらしない友情。
伝説のソ連製SF映画。
モスクワで普通の生活を送る中年男性と若者が、ひょんなことからキン・ザ・ザ星雲のプリュク星にすっ飛ばされてしまい、地球に戻るために奮闘するブラック>>続きを読む
自由と泥濘。
世間的には3連休ですが、私はすべて出勤することにしました(><)
それじゃあ、あんまりつらいので、精神のバランスをとるために映画館へ。今年最初の映画鑑賞です(^o^)
2週間あまりも映>>続きを読む
私の居場所。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致しますm(_ _)m
正月そうそう、身の回りがドタバタしていて、しばらく映画が観れそうにないので、困ったときの短編レビュー>>続きを読む
神様が帰る世界。
今年最後のレビューです。
今年1年、お世話になりました。
皆さんと映画談義ができて楽しい1年でした。
よろしければ来年もまたよろしくお願い致しますm(_ _)m
短編映画祭のレビ>>続きを読む
シャンペン・スーパーノヴァが輝く空に。
90〜2000年代を代表する英ロックバンド「オアシス」のドキュメンタリー。
結成から彼らの活動の前半を中心に構成された作品。
今年最後の劇場鑑賞作品。
Br>>続きを読む
心に刻め。
今年の劇場鑑賞作品のレビューはあと2本。
劇映画はこれで最後なので、本作のレビューの後に今年の個人ランキング(洋画・劇映画編)を書きました。良かったら見てください。
本作は第二次世界大>>続きを読む
瑞々しい情念。
レビュー長いです(笑)
今年の劇場鑑賞作品、邦画はこれでラスト(洋画はあと2本)。
ただでさえ長いのに、レビューの終わりに今年の個人的な邦画ランキングやらなにやらを書きましたので良か>>続きを読む
父となり、母となり、子に戻る。
頻発するドカ雪のせいで何をするのも時間がかかりがちの今日この頃。
自然を相手にグチってもしょうがないので、気分転換にこの時期にぴったりの作品を。
今敏監督作品。
暮>>続きを読む
あの星の瞬きに。
韓国版『サウンド・オブ・ミュージック』との触れ込みが気になったので鑑賞。
ミュージカルではないけれど、なかなかよくまとまった作品。
主演を務めるイム・シワンのブロマイドをなぜか受>>続きを読む
忘れてはいけない贈り物。
ジョエル・エドガートンの初メガホン作品。
若い夫婦と過去から来た男(SFじゃないです)の3人が紡ぐサイコスリラーの良作。
初メガホンとは思えない、見事な手腕。
決して、特>>続きを読む
小さな少女の哀しみを。
ブルースの女王、ジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー。
彼女の太く短い生涯を綴った作品。
ドキュメンタリーとしては目新しい構成ではないけど、逆に彼女へのリスペクトが感じら>>続きを読む
すずさんは生きる。
ついに観ました。
太平洋戦争前後の呉市を舞台に、ごくごく平凡な女性、すずさんの人生を通して、生きることの意味を描いた作品。
勝手に号泣しそうな作品、というイメージを持っていたけ>>続きを読む
誰知らず 浮かびは消える 人生の島。
『みかんの丘』と同じく、1990年代のアブハジア紛争時の頃のお話。
戦時下における人の営みを通して、人間としてあるべき姿、さらには1人の少女の成長と人生の無常>>続きを読む