undoさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

undo

undo

映画(710)
ドラマ(0)
アニメ(0)

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

今の時代では大手の映画会社は技術的にではなく、倫理的に作れないであろう映画

人が持つ純粋な正義感(ヒーロー願望と言っても良い)が時代とともに社会に受け入れられづらくなっていることを示唆する映画だと思
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.8

先入観もあるのだろうが、オープニングの音楽から、なにかとんでもないものが始まるぞ、という名作感が凄い。

M(1931年製作の映画)

4.0

ジャケットのシーンをはじめ、インパクトのあるシーンがたくさん。センスの固まりって感じ。
終盤はクズ野郎の身勝手な理屈にちょっとうんざり。

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.3

ツンデレ同士の男女がお互いの利害が一致したことにより、目的地であるニューヨークを共に目指すお話。
現代ではいろんな媒体の作品でこんな設定は珍しくもないが、このようなものが世の中にほとんどない80年前に
>>続きを読む

街の灯(1931年製作の映画)

4.7

サーカスで見せたユーモア、切なさ、皮肉に、さらに感動成分を黄金比でブレンドさせた名作。
ヒロインの人、チャップリンとは合わなかったらしいが、すごい演技力。
クラシック苦手な人もこれは見てほしい。

キング・コング(1933年製作の映画)

3.8

パニックムービーの古典的名作。
ロバート・アームストロング演じるカール・デナムの無鉄砲な行動力と人とズレていることを真顔で自信満々に発言するところなどがXファイルのモルダー捜査官を連想してしまった。
>>続きを読む

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.2

これは戦争を題材にしているけど、現代の会社とかにもあてはまる話だ。
経験に乏しいクセに役職が少し上なだけで威張り散らす上官、資料を見るだけですべてを理解したようにめちゃくちゃな指示を出す上層部。しわ寄
>>続きを読む

サーカス(1928年製作の映画)

4.3

ユーモアと切なさ、皮肉が絶妙のバランスで溶けあっている名作。黄金狂時代より画質もだいぶ良い。

つばさ(1927年製作の映画)

3.5

Wikipediaに載っているクララ・ボゥの暗い瞳の写真が忘れられない。
どんな人生を送ればあんな瞳になるのか。
この映画での快活な印象からあまりにもかけ離れている。

チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

3.8

さすがに90年前の映画なので、画質はキツい。
トムとジェリー的なドタバタ劇が楽しいが、本質はブラック・ユーモア。
約束を忘れられて1人窓辺にたたずむチャップリンの寂しそうな顔が悲しく、美しい。

|<