わたぬきさんの映画レビュー・感想・評価

わたぬき

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違国日記(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

不在の人物を、お互いの関係から辿っていく物語。「あなたのお母さん」であり「槙生ちゃんのお姉ちゃん」が全く違う人物であるかのように、人間は多面的で、分かり合えないことも絶対にある。
だけれども、寄り添う
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M/OTHER(1999年製作の映画)

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ずーーーっと心の中で殴ってました❕
併映で観たUN loved は分かりやすくモラハラ男で笑えたんだけど、この映画の三浦友和はやばい。
自分が配慮出来てると思ってる、このくらいは彼女にやってほしいな〜
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UNloved(2002年製作の映画)

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付き合う、別れる、の中で、人は人に影響されて生きていくけど、
最終的に残るものってなんなのだろう

ラスト、劇的な音楽と共に熱い抱擁があって一見希望…?で終わるけども、これってよいのか…?みたいな
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HAND SOAP(2008年製作の映画)

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写真などのテクスチャから作り上げていく独特な絵が特徴的だけど、ラストの雪の振り方や動きを見て、写実的な描写(動き奥行きや色すべて)の才能もエグいんだろうなあと思った
作家が世界をどう観ているのかがもの
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阿賀に生きる(1992年製作の映画)

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本来、人間はこう生きていた
同じ年代のおじいおばあが集まって、やんや言い合いながら支え合って
都会のお年寄りの孤独を思うとつらい
そりゃ認知症にもなるよ

なぜそう撮ったのか。とらねばならなかったのか
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接吻(2006年製作の映画)

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ハッとなる逆算されているようなショットの連続。人間がなにで物事を知覚し、感情が動かされ行動に移すのか。
あえて、だと思うけど、長谷川のシーンがもっと欲しかった。長谷川によって成り立つ2人の異常さもある
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エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K(2005年製作の映画)

4.8

ただ苦しむだけの民に、伝わらない思いがあること。エドワード・サイードの核心を持った思想がそれでも伝わらない苦しみ。
それを昇華させるように撮り残した佐藤真。

大雷雨(1941年製作の映画)

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古典的ハリウッド映画、手数多くて緻密すぎてまだまだまだまだ語れない

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

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自分のショットを作り上げてしまうのはすごいな〜これに影響される映画小僧はたくさんいるんだろうなぁ
監督のくたばり方1番面白すぎる
観やすいタランティーノ

快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

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少しずつある欲を暴いていく
禁欲が1番エロティックですからね

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

4.6

こんなメタ経験が出来るとも知らずにシネマリンにて鑑賞、マジでびびった…

遊び心はヴァルダのようで、映画つくりを楽しんでいてとても羨ましかったし、監督はとても素直にもがく人なのだろうなと思った
車、自
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結婚のすべて(1958年製作の映画)

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あ〜〜〜ん、やはり大好きだった
男の浮気は犬が電柱にしょんべんするくらい自然なもの、あなたのご主人はしょんべんしない、だからあなたは飽きている、しょんべんしない男に魅力なんてないからさ
結婚が不安にな
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マグダレーナ・ヴィラガ(1986年製作の映画)

3.5

現実において出来る行動と出来ない行動があって、この映画は祈りや怒りからできているので、現実に出来ない行動が多かった(殺人など)
私は現実の中でどう生きていくか、あるいは我慢した末に何が起こってしまうの
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

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東條さんつよすぎるな…
伏線はなんとなく予想がついたけど、あの人があの人だったとはわからなかったな〜

小説、マジで感動するんだろうな…アニメには想像力が限定されてしまうために限界がある…
作品をみる
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アデュー・フィリピーヌ 2Kレストア(1962年製作の映画)

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これは…フィルムか2k以上のレストア上映で観たかった……

真面目な演出と、即興の面白さの真ん中という感じ、ここぞ!という決めるカットは良かった

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

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え!変すぎる…!ずっと何を魅せられてる状態…
って思ったんだけど、皆さんのコメントは絶賛が多いので私がまだまだなんかも…

序盤〜出発までは撮り方や編集もとても斬新で面白く、なにか遭難してからいろんな
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害虫(2002年製作の映画)

3.7

え!ジャケで予想してたのと全く違ったんやけど…!予想以上に学校のシーン少ない!

塩田監督って優等生というか、映画の技法が見えてまじめな印象、なんだけど展開は不思議な物語が多い

蒼井優と宮崎あおいの
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恋する女たち(1986年製作の映画)

4.0

とびきりあほ面なかわいいかわいい斉藤由貴がいっぱい…♡
あと斉藤由貴さんはモノローグが上手いと再発見❕
大森一樹監督ずっと気になってたんだけどユーネクに来てるの知らんかった
丸ゴシックタイトルすき
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

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おもしろい群像ぐあいの群像劇❕
それぞれ学生〜社会人(ヤクザ)(ボクサー)の流れを描いているから、成長の過程でどんどん新たな人物とかも入ってきて
それぞれの物語が流れ続けてる群像劇って確かにあんまり観
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チャイム(2024年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんでこんなに怖いんだろう
人の動きや感情が動く時って、でも確かにあんなに静かだし、突然なんだけど

それをただ撮っても、何が起こったの?状態になると思うし、その、人間の奇妙さと不気味さを映像で出せる
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彼女たちの舞台(1988年製作の映画)

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おもしろ〜!
リヴェット、ロメールよりロマンスがないというか現実感のあるところが好きかもしれない、変っちゃ変なのだが

リヴェット、絵を描くように映画撮ってる
自由に撮ってる、羨ましい

瑞々しい

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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人間が忘れかけている当たり前のこと
全ての生物の大きな流れの一つである命
宗教ぽい話だけど、全く押し付けず事実をアピチャポを通して映すとこうなるんだなという感じ
大事な人を亡くした時や自分の身に何か起
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悪は存在しない
だから戦争がおきるんだよね

ドラマ部分のセリフや雰囲気、良かったなあ、観やすいすぎる
失踪からガッと映画だった

桜子でてて嬉しくなっちゃった!桜子だ!って心の中でつぶやいた、桜子じ
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