たんぽぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

乱菊物語(1956年製作の映画)

3.5

私の一番好きな女優さんは八千草薫さんです。
高齢になっても美しく、何より品の良さに憧れていました。
その八千草さんが若くみずみずしく、長としてのオーラもあり、その姿に見惚れました。

お話しは無理が多
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亀も空を飛ぶ(2004年製作の映画)

4.5

子供の生命力、パワーをひしひしと感じた。
サテライトや足の不自由な子の前向きな生き方、凄いと思った。

そして、アグリンの悲壮感にも共感。
私も女性なので彼女の怒りが伝わってくる。

現実に戦争や紛争
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

素晴らしい音楽に包まれ、至福のひと時でした。
楽しかった、感動した。
そんな訳で、サントラCD買っちゃいました。
今ガンガン聞きながら、レビュー書いています。
もう最高~♪

ロケット大好きな私。
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奇巌城の冒険(1966年製作の映画)

3.0

忙しい頃に録画したシネフィルイマジカ、ゆとり出来て観直しています。

本作は三船さんの魅力満載。
やる気たっぷりアクション本気で、ハラハラ。
中丸さんの静かな佇まいと対照的、かみ合わない面白さ。
イラ
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カンフー・カルト・マスター/魔教教主(1993年製作の映画)

3.2

何が何だか分からない、豪華で大勢で爆発で。
その中でジェット・リーさんの純情さ、皆さんのアクションのキレの良さ。
ワハハと楽しく鑑賞。
続きは制作されなかったそうで残念。

津軽のカマリ(2018年製作の映画)

4.0

津軽三味線に興味を持ちコンサートやっていないかと探す。
会員になっている地元新潟の映画館で、本作上映とミニコンサートやっている。
二代目高橋竹山は女性だと知っていたが、同じ新潟県民とは知らず(上越だそ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

2.5

題名「エルヴィス」でバズ・ラーマン監督と聞き、期待値を上げ過ぎました。
もし「エルヴィスと大佐」だったら、私が置いてけぼりにならなかったかも。
大佐が出過ぎてると感じて、気持ちがダウンしました。
もう
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.2

私の住んでいる新潟でも水俣病の方がおり、公害について少しは知ってるつもりだった。
しかしこの作品で本物の患者の写真を見て、何も知らないのと同じだったのだと理解した。

ジョニー・デップさんはじめこの事
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大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.2

冒頭の黒部ダムの破壊、迫力ありました。
ガメラの見せ場。
パニックになってどきどきワクワク。

そこから話は一転して、ガメラはどこへやら。
悪い盗っ人連中がガヤガヤ揉める。
あきれるぐらいの悪人っぷり
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ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

2.8

ギロンはナイフのようだからガメラを切りつけるのと思いきや、まさかの手裏剣。
もう大笑いしちゃいました。
ギャオスは切り刻めたのにね。

宇宙人のお姉さんのすご味がアクセント。
冷徹な演技にブルッとした
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ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

2.8

ガメラはお目々クルクルとても可愛い。
バイラスとの死闘も見ごたえありました。
お腹グッサリで大丈夫か!ガメラ。

その他は大人の事情なのでしょうか、以前の戦いとか宇宙船内のセットなど、さほど……な内容
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ソード・オブ・デスティニー(2016年製作の映画)

3.8

ミシェル・ヨーさんがマイブームの今、Netflixで見つけて早速鑑賞。
ユエン・ウーピン監督と言うこともあり、アクション中心でした。

ミシェルさんの美しさと気高さを堪能。
とにかくアクションが美しい
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エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

4.5

親が亡くなってしまった小象ラグ。
親代わりとなったボムマンとベリーご夫妻が、天塩にかけて育てます。
それはそれは愛しんで丁寧に。
素晴らしい自然を美しい映像で堪能し、ご夫妻の養育に対する気合いと努力が
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

ミシェル・ヨーさん「グリーン・ディステニー」の頃から好きで。
本作を楽しみに待っていました。
薄化粧で凡人の演技にはリアリティあり、マルチバースによりスターになり料理人になってもバッチリ決まる。
主演
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.8

ストップモーションアニメ大好き。
手作りの温かい質感、本作ではしっかり表現されていた。
ピノッキオを動かしてくれたのはメキシコの製作者とか。
これだけの感情表現が出来るなんて、ピノッキオやゼペットがあ
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大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年製作の映画)

3.0

クサガメに「ギャオス」と名付けて可愛がっています。
ガメラ対ギャオスを観たいと思いつつ、なかなかチャンスが無かった。
GYAO!で配信開始の日に鑑賞。
長年の思いが叶った。

子供向けと聞いていたのに
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

本作は暗いけれど、家のテレビでハッキリ見えた。(ここ大事)
メリハリが利いた素晴らしい映像。

ロバート・パティンソンさんのバットマンは若く甘酸っぱいイメージで良かった。
ヒーローの側面よりも苦悩がこ
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ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)

3.0

GYAO!で配信されると知り、アプリを入れて鑑賞。
何十年ぶりの大映ガメラ鑑賞にウキウキ(笑)

亀派の私にはガメラは可愛くて仕方がない。
愛らしい目にグルグル回り飛行。
そして子供の味方ですもの。
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

アントマン3作目ですが、新たなる強敵の登場、暗黒の幕開けと言う事なのか・・・

量子世界のCGはとても綺麗だった。
スターウォーズ好きの私には、帝国軍が支配してるように思えるほど(笑)
ピム博士の操縦
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.8

2月公開の新作の為、再度鑑賞。
そうそう、このノリはもう最高っすね(笑)

レジェンドのオーラと説得力。
ここでしか見られないアクションのアイデアに感心。
笑っちゃう3人組も大活躍だし、蟻さんの妙技に
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アントマン(2015年製作の映画)

4.5

2月公開の新作を楽しむため、再度鑑賞。
初回のレビューと同じ感想を持ちました。
ルイス役のマイケル・ペーニャさん、良い味出してるね♪

・・・・・・・・・・・・・・・

小さくなるってこんなに面白いん
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

ベトナム戦争の反対運動について知らないので、この作品を鑑賞。
それぞれの団体で様々な活動を行っていたらしい。
込み入っていて私には理解浅い事も多いが、戦争反対の気持ちを感じさせてくれたラストシーン、素
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

クリストフ・ヴァルツさんのファンなのです。
どの場面の演技も素晴らしいと、たっぷり堪能した。
賞をいくつか受賞したそうだ。
その価値はあると思った。

白人が主のウエスタンを、黒人主人公で描きたかった
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

4.0

新しいお話しの始まり。
この作品は映画というよりも、テレビアニメシリーズの「幕開け」の意味合いなのかも。
原作は未読ですがアニメシリーズは全部鑑賞済み。
良く出来ている「おさらい」を見せられながら、話
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.8

モリコーネさんと言えば「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」。
この作品により、驚くほど多くの映画音楽を作っていたと知る。

モリコーネさん、自身を語るのに積極的で嘘や誇張は無く、映画っ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.7

ドイツ軍兵士パウルが我が子にタイプ似ていて。
顎がほっそり。
冒頭から母親の気持ちで観る。
そうそう、4~5人で練り歩いて楽しそうなんだよね。
万国共通、男子あるある。

それが一変していきなり戦場。
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怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

3.8

ゴジラの息子の顔がユーモラスだったな・・・
それ以外はすっかり忘れていたので、新鮮な気持ちで楽しめた。

ゴジラ親子の子芝居的なやりとりも微笑ましい。
ほのぼのとした雰囲気にいきなり現れるカマキラス!
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2

そりゃあゼインは怒りますよ。
彼の気持ちに大いに納得、すごく共感します。
仲良しの妹は遠くに行かされてしまうし、学校へは行けないし、お腹は空いている。
ぐつぐつ、イライラ、いつも暗い顔のゼイン。
演技
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

4.2

万人向きではない本作、観る人を選ぶ。
私は選ばれた(笑

大真面目に力いっぱい、ふざけてるのが素晴らしい、小気味いい。
いちいち馬に乗ったふりとココナツ音を繰り返すのも律儀だなぁ。
お城も森も同じ場所
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

オーケストラの響きは素晴らしかった。
ピアノ演奏を通してのスケールの大きさ、個性のぶつかりも見どころ。

私は森崎ウィンさんのマサル役が良かった。
キラキラした瞳がピアニストを夢見る青年に見えた。
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.0

マンティスとドラックスのコンビ、キュートで面白かった。
力を合わせてもちぐはぐなのが魅力。
思いやりがホントに素敵。

そして音楽最高!!
なんて言ってもケビン・ベーコン役ですから(笑)
ノリノリで自
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ウィロー(1988年製作の映画)

4.7

続編のドラマシリーズが始まるし観よう!と思ったが。
劇場で鑑賞後感動してDVDまで購入したのに、おぼろげな記憶しかない(笑)
復習しようと配信で見始めた。

う~ん名作。
さすがロン・ハワード監督。
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トロール(2022年製作の映画)

3.7

巨大生物映画は大好き。
本作はストーリーも有りだったし(特撮物としては)、主人公ノラの視点から観られたのもスッキリ感じた。
2時間以内なので集中するにも良い。

ゴジラへのリスペクトもあった。
ゴジラ
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.8

映画ファンなのにまだ観ていなかった本作、配信されていたので早速観ることに。
1962年は私が生まれた年、こんな豪華な映画が製作されていたとは。
スケールの大きさ風景の美しさには感動した。

序曲も名曲
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

2.5

ゼルウィガーさんのなりきりぶりは凄かった。
顔の筋肉を総動員してジュディになり、姿勢悪く落ちぶれたスターを表現。
そこが一番の見どころでした。
歌のシーンが一番良かった。

なにせ、脚本がちぐはぐでも
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13人の命(2022年製作の映画)

4.8

サッカー終わった後の少年達の笑顔。

そこから場面は一転して暗い洞窟。
豪雨でどんどん水没していく。
少年の親たちやタイの知事や軍の慌てよう。
地元民と同じく、視聴者私たちは無事を祈るばかり。

潜水
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