ちゅんせさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ちゅんせ

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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.7

北欧発子供は怖いぞホラー。
超能力を得た団地の子供たちが無垢な残酷さを発露し始める。粛々と静かに押し寄せる恐怖に震えが止まらない。
ド派手なグロ描写ではなくリアルな痛みがじわりと伝わってくる革新的なサ
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デモンズ2(1986年製作の映画)

3.8

再鑑賞。
もう幾度となく観てるけど感想はまだ残してなかった。
ダリオ・アルジェント脚本にしては、直接的で分かりやすい王道娯楽ホラーで、ランベルト・バーヴァ監督色が強い。
これはこれで定期的にお気軽に見
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

これは完結編というよりも、完全な蛇足。
ソウシリーズのジグソウみたいにマイケルの継承者というかフォロワーが生まれるお話し。そのアイデア自体は悪くないんだけど、肝心のフォロワーが大して凶暴さも異常さもな
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.8

1作目も革新的な表現法で度肝を抜かされたが、本作はさらに超えてきた。
期待を遥かに超えてくる。
またも、最高が更新された。

冒頭のグウェンパートだけでも濃度に驚かされるが物語は止まらない。
緻密なア
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

カッコーの巣の上で
反体制的な時代の風潮を反映したアメリカンニューシネマの代表作。詐病によって刑期を免れ精神病棟に送られた男は管理体制に反抗する。事なかれ主義だった他の患者たちも次第に男に魅了されてい
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

ゆるゆる日常系、殺し屋映画の続編
ダラダラ深夜に観るにはちょうどいい。
クライマックスアクションは前作より好きかも。

ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

2.8

わからん。なんか、あーだこーだやってた。
わからんまま最後まで観てしまったから、まあ、つまらなくはない。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

"折り合いをつけて生きていく"

ずっと前に子供の頃にはすでに理解していたはずだったことを、大人になっても、心のどこかで納得できずに抵抗してしまう。
分かってはいる!分かってはいるけども!ってことを、
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

ラッセルクロウ兄貴演じる実存した悪魔祓いアモルト神父がバチ糞カッコいい。
ガチムチなのに可愛いバイクに乗って悪魔祓いに勤しむ。

本家"エクソシスト"なんかの悪魔お得意の精神攻撃もあるが、それよりも物
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

3.8

舞台挨拶にて。

キラキラ恋愛映画にしては、映像暗いし展開脚本も生々しく共感性羞恥を感じる序盤には理由があった。EDロール後の映像で甘くほろ苦い大人の味わいに変化。
これはリアル青春懐古映画だったのか
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小さき勇者たち 〜ガメラ〜(2006年製作の映画)

3.8

平成ガメラ3部作の後作品。特撮怪獣モノは子供たちのためを体現した紛れもない最高傑作。終盤の"生命のリレー"はローグワンに影響与えたのでは⁉︎表題通り、ひたむきな小さき勇者たちの姿に心を打たれる。これは>>続きを読む

DC がんばれ!スーパーペット(2022年製作の映画)

4.1

スーパーマンやバットマンなど集結したDCヒーローたちが誘拐されるも特殊能力を得た可愛いペットたちが大活躍!
胸熱お祭り騒ぎ&コミカルなDCネタ&心温まる展開にファンならずとも涙腺が緩む。これぞ王道な出
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

3.9

リングらせんから脈々と続くJホラーどころか、日本恐怖映画の集大成であり完成系だ!と感動のあまり泣きました。
なのに、肝心のクライマックスの雑な展開とオチにズッコケ(泣)勿体なさすぎる...
清水崇監督
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.1

前評判通りの大傑作!完全無欠なファンムービー!超高速すぎてスローでじっくり魅せるアクションとヒーローの成長物語の絶妙なバランスとDC好きへの大サービス場面の数々に興奮のあまり感涙。
スクリーンに目が釘
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.8

前作よりも執拗なゴア描写が見応えアリ。
60'sスプラッタの神様H・G・ルイス監督な作風と80's B級SFセルVHS風なレトロちっくな雰囲気と化してて笑う。

ホラー映画史上でも最凶レベルで残酷な殺
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

ひと夏の冒険と友情
少年時代の情景と田舎の原風景が心に沁みる大傑作!誰にでも経験あるであろう友達との出会いと別れ。サヨナラじゃなく、またね。暖かさもほろ苦さもある場面の数々にずっとウルウルしてたんだけ
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

4.0

大好きなモデルさんがオススメしていたので思い立って再鑑賞。ディズニー+で配信されてた。

軽い好奇心から妊娠してしまった16歳の女子高生の成長を描いたコメディ。妊娠をキッカケとした両親や彼氏や里親など
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

原作未読だから分からないけど、途中に挟まれた在日へのヘイト報道場面で冷めた。製作者の思想を工夫もなく入れ込みすぎ。
在日ヘイトへの問題提示は理解するものの、実際は通名や背乗り問題も存在していて、日本人
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.9

ストップモーションアニメーションの神様、
フィル・ティペット監督の集大成ともいえる力作。
とにかく汚いグロい描写と世界観。
うぇぇ、ってなりつつ一度観たら忘れられないインパクトある場面の連続で胸焼けが
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真・仮面ライダー 序章(1991年製作の映画)

3.5

これはもう完全に怪奇特撮ホラー。
80年代後半に乱発された和製VFX特殊効果B級C級モンスタースラッシャーの系譜。
とはいえ、仮面ライダーの名を冠してバイオレンスな描写に特化していて、なかなかに見どこ
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

3.8

旧作ドラえもん劇場版のラスト作品。
大山のぶ代さんはじめ声優の皆さん、柴山監督お疲れ様でした。
ラストに相応しい大傑作。
島谷ひとみのエンディング曲もドラ史に残る名曲です。

行方不明(2012年製作の映画)

2.4

本当にダメな作品だけど、ぼくは楽しく観れました。高田里穂さんが可愛いので。

オチも含めてしょうもないんだけど、これにエロシーンとグロシーンがあれば、80年代の日活ロマンポルノのスラッシャー、スプラッ
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GUZOO(グズー) 神に見捨てられしもの(1986年製作の映画)

3.8

女子学生たちが別荘に遊びに行ったら触手に襲われる。これは大好物です。
可愛い女性たちが触手にほんのりエロティック襲われて殺されていく様は見どころあります。もちろんB級でしょぼいけども、幻想的な感じも有
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.7

自閉症の息子と2人暮らしの老母と周囲の人々との人間模様。疎まれながらも気丈な振る舞いで周囲と接する母親役を加賀まりこが、息子役を塚地武雅が熱演。
過剰演出のない日常に漂うほんのりとした偏見。登場人物の
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バイオセラピー(1986年製作の映画)

3.1

超C級馬鹿グロ映画です。
そこまでグロいわけでなく、暴力描写もこれといって激しいわけではない。
特撮モノにバイオレンス要素を加えましたって感じで物語がサクサク進んでいくので、観ていてストレスはない。次
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肉だるま(1998年製作の映画)

3.3

AV女優が騙されてグチョグチョにされる超絶C級悪趣味作品。
グロ耐性あってもキツいかもしれない。
グロシーンのクオリティは言うまでもなくショボいんだけど、見せ方が生々しくて痛々しい。舌をピューラーでゴ
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美女のはらわた(1986年製作の映画)

3.6

日本初のスプラッター映画は『死霊の罠』と言われているけど、それより数年前に日活ロマンポルノのスラッシャー路線で、ガイラ監督の『処女のはらわた』が公開されている。
そこガイラ監督による『処女のはらわた』
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.5

山田裕貴が彼女に逃げられるクズ男を演じているのが新鮮。
完全なるモラハラ男なんだけど、なんとなく鬱屈とした不満やストレスを抱えている時に身近にいる人に当たって甘えてしまうのは理解が出来なくはないし経験
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瓶詰め地獄(1984年製作の映画)

3.6

夢野久作の小説が原作。原作未読。

前々から観たかったのだけど、未DVD化で機会に恵まれず。U-NEXTで配信されてるとの情報を得てアプリで検索するも出てこずだったのだけど、なぜかブラウザ版だと出てき
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オーガズム・真理子(1985年製作の映画)

3.8

記録漏れ

シネロマン池袋にて。

日活ロマンポルノのスラッシャー路線。
生理中セックス最中に彼氏を殺されて以来、生理になるとセックスして男を殺したくなる衝動に駆られる女。
女優のスタイルが良い。真っ
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テラ戦士Ψ(サイ) BOY(1985年製作の映画)

3.7

これ再鑑賞できたのデカい。
LDとかVHS探して購入したかったんだけど、なかなか手に入らなかった。
YouTubeであった(小声)

小学生のときに観て強く印象に残ってて、ずっと観たかった。

とある
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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.5

なんと初見。たぶん。
覚えてなかっただけかも。

ダニーボイル監督の珍作。
この監督作品だいたい珍作なんだけど、これも怖いけど、なんだか間が抜けてて笑える。

タイにとある楽園のような隠れ離島があると
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

無理。40分で脱落。
映画館で観ないとキツい類のやつ。
映画館でも爆睡してたかもしれない。
環境ビデオ。

凶気の桜(2002年製作の映画)

3.5

公開当時の大学生だった頃に観たときはめちゃくちゃカッコいい!ってなってたけど、いま観ると小賢しい演出とエフェクトに小っ恥ずかしくもなるも、やはり、窪塚洋介はカッコいい!そして、当時、聴きまくってたJ->>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.0

謎に昭和の同和教育ビデオみたいな質感の映像。暗い。なんか意味があるのかと思って最後まで観たけど分からん。いまは令和だぞ。
素直に退屈。岸井ゆきのさんは良い。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.8

『友達を助けるぞ』

全方位に寄り添う優しい映画だった、、

理想論で他人をコントロールして抑圧する残酷さ。MCU史上最も唾棄すべき邪悪なヴィランだった。
対して、笑いや涙や憤りや愛など自然な感情のま
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