サンフランシスコを震撼させたゾディアック事件の映画化。
派手な見せ場はないものの、前半の非常に気味の悪い殺人シーンで、後半の展開を引っ張り続ける。
アイアンマンもハルクもいるのに、事態の全貌がいつまで>>続きを読む
夕陽のガンマンやダーティハリーなどで見せた頼れるイーストウッドとは違う。
何を考えてるのか全くわからない終始不気味な存在感を漂わせる。
「七人の侍」みたく村を悪党から守ってくれと頼まれる流れ者の物語>>続きを読む
前に一度見ていたが、午前十時の映画祭に参戦し大画面で鑑賞。
展開を知っていた以上どうしても初見時よりは緊張感などは薄れてしまい、三時間がやや長く感じられなくもなかったが、
トゥーコとその兄とのエピソ>>続きを読む
息がつまるほどの緊張感、
クライマックスの異様な興奮などは必見。
ポンジュノのような圧倒的な完成度はないけれど(警察が何が何でも無能すぎとかもっと別の方法があんだろなど)、見る人をぶん殴るような尖った>>続きを読む
中学生同士がぶち殺しあう映画
目を背けたくなるバイオレンスがあります。
これを普通に公開して普通にスルーされるはずがないです。
でも。ラストのエンドロールではなぜか泣けて来ました。
この映画は、延々と>>続きを読む
これはコメディです。
観客は、15歳の少女に振り回されるバカな主人公の姿に笑います。
これはホラーです。
観客は、別れてもしつこく迫り続ける女に恐怖します。
ラブコメディとラブホラー(そんなジャンル>>続きを読む
椎名桔平の獣性!
そしてなにより余貴美子。
彼女はチャイナタウンにおけるフェイダナウェイ並みの切なファムファタルとして映画史に残るはずです。
東京の寂れて汚い路地裏の描写とかリアルで怖かった。
前半>>続きを読む
テメエこのヤロー!
うるせえばかヤロー!
で有名な本作。
豪華俳優陣が、罵声と暴力の限りを尽くすなんとも楽しい映画でした。
バイオレンスとコメディの宙ぶらりんな感じもかなり良い。
はじめに、木村が指>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
非常に見終わった後感想が書きづらい映画です。
とりあえず映画の教え通り、正直に書いてみます。
自分は、この映画の登場人物だと拓人に一番感情移入しました。
例えば、ツイッターやfilmarksへの投稿>>続きを読む
ハンフリーボガート主演の犯罪映画です、はい。
途中までは割とフツーの展開なのでぶっちゃけ「終わったら教えてね」感が否めません。
しかも、足の悪い女の子と恋愛に至ること無くね?
単に思いやりだけで十分だ>>続きを読む
ナニコレ、すげえ!!
大林宣彦の「この空の花」に近い衝撃でした。
アニメーションということで作画のとんでもなさぶりは実際に見て腰を抜かしてください。
細かい解釈とか解説とかは全くできません。
ストー>>続きを読む
大好きな監督ポールトーマスアンダーソン作品ということですが、ちょっと期待しすぎたかな。
この映画およそ2時間半ありますが、前半1時間と後半30分はとても面白かったです。
セリフの全くないオープニング>>続きを読む
戦後直後の街、ゴミ溜めのような沼にある汚い診療所など、リアルな荒廃した東京の風景が見られる。
ストーリーも、肺を患ったヤクザがどうにかもがきながらも結局は惨めに死んでいく救いのないもの。
悪夢のシー>>続きを読む
オサレなフィルムノワール映画かと思いきや、予想を裏切られた。
確かに、探偵がとある組織の陰謀に立ち向かったり、謎の美女が出てきたりとノワール要素も盛り込まれているが、この映画の核心はそこにはない気が>>続きを読む
不思議、切ない、怖い。
全てを掴みきれた気はさらさらしませんが、心の中でジーンと響いているような映画でした。
聞き取りにくいほどか細いセリフ、抽象的な描写。
ストーリーもはっきり言ってあんまりよくわ>>続きを読む
面白い!
また出てしまいました今年の傑作邦画(見るの遅いよ)
確かにグッドフェローズとかウルフオブウォール・ストリートライクに、シャブとファック全開でした。
なんならウルフオブウォール・ストリートより>>続きを読む
午前十時の映画祭で見てきました。
クライマックスの雨の中の合戦シーンとか、キャラクターたちの魅力(それも足し算方式にではなく掛け算方式に描かれているために存在感の薄い人、印象に残らない人が全くいない>>続きを読む
これぞ「センスオブワンダー」!
アイデア勝ちの映画ですね。
よくこんな設定を思いつき、よくこういう展開にしたなと。
細かいことはネタバレになるので、言いません。
予備知識なしで見て!
基本的なタッチ>>続きを読む
胸が痛い、切ない映画。
つまらない言葉で言ってしまえば「イジメ、ダメゼッタイ」ということになりそうですが、そんな軽い話じゃないです。
友達を持つってどういうことかを非常に考えさせられる。
自分は気に>>続きを読む
男女限らず人間誰しもが持つ暴力衝動を見せつけられる。
菅田将暉は森山未來並みの逸材じゃないかな。
小松菜奈の、レイジングブルのジョーペシライクな反撃も良かった。
ラスト、一個人の暴力と、集団の暴力>>続きを読む
テーマは「人間賛歌」「ヒューマニズム」なのでしょうが、「許されざる者」や「アメリカンスナイパー」のイーストウッドが監督しているからこそ、安く楽観的な浅さは微塵もありません。
鳥の衝突によりエンジン>>続きを読む
最近見た「スーサイドスクワッド」を語る際に、よく引き合いに出されてたので鑑賞。
確かに、凶悪犯がタイムリミット付きで特殊任務に挑むというストーリーはよく似ています。
舞台もマンハッタンだし。
しかし>>続きを読む
公開時に劇場で鑑賞していたが、改めて見直してやはり傑作だと思う。
銃撃戦もアクションもないのにここまでスリリングに仕上げたクライマックスは神業だ。
また、主人公ドノヴァンの「安い正義より保ちな正気>>続きを読む
まさに映画を観た!という印象。
延々と続く殺陣も、役者同士の演技合戦も何もかも映画にしかできない魅力に満ち満ちている。
時代劇だから、邦画だからと食わず嫌いせずに観てください!
稲垣吾郎や伊勢谷友>>続きを読む
シビれた!タランティーノが、また一皮剥けた作品になってると思います(一回目に剥けたのは多分ジャッキーブラウン)。
前半、非常にゆっくりとしたテンポで話が進みます。
冗長とも取れなくもないし、猛吹雪に見>>続きを読む
世界の映画水準でトップレベルだと思います。
脚本や演技などはもちろんのこと、衣装、照明、小道具全てが徹底的に計算されている。
それでいて息を呑むほど美しい自然の風景(太陽光まで制御してるのか?)も見せ>>続きを読む
マイケルファスベンダーファンとしては、マストな一作。
大胆な三部構成はもちろんのこと、たぶんこれまで五千回ぐらい観たことのある「何もかも手にした主人公がついに掴めなかったもの、あるいは失ったもの」につ>>続きを読む
ちょっと待って!面白すぎる!!
なんじゃこの大傑作娯楽作は!
マーベルコミック映画作品、いやアメコミ全部ひっくるめてダントツのトップだ!
こんなに清々しく映画を観終われたのは久しぶりです。
観終わった>>続きを読む
うーん………。
巷で言われてるほどクソ映画ではないと思いますよ。
それなりに、見せ場もあるし退屈もしないです。
以上です笑
本当に特筆すべき点が特にないんですよね。
ハーレイクインもデットショットも>>続きを読む
2020年コロナ禍に再鑑賞した。
とんでもねえ傑作。
初見時の感想
さすが韓国のスピルバーグことポンジュノ。
安定の面白さでした!
殺人の追憶や母なる証明にあった恐怖はあまりなく(問題の怪物は>>続きを読む
事前の予想よりはるかに面白かったです。
こういうヒューマンドラマみたいなのって、ちょっと苦手というか率先して観ようとは思わないのですが、これは秀作です。
全体的にコメディタッチなので飽きないというの>>続きを読む
これまた、町山智浩氏の紹介により鑑賞。
アリたちの演技(?)が凄い。
仲間の死骸を並べて追悼してる所とか、どうやって撮ったんだだろうと思うぐらい。
配線食い破ったり、人の掌の中に入ったりと、集団で襲>>続きを読む
可愛らしい映画でした。
映画史に残る発明とか完璧な映画とは言いませんが、少年少女たちのピュアなラブストーリーがとっても良かったです。
パリやベニスの街並みも美しいし、監督が自分の映画のネタを入れて>>続きを読む
ポールトーマスアンダーソン監督作品の
「ブギーナイツ」と「マグノリア」がとても好きだったので鑑賞。
結論 やっぱ好きやねんポールトーマスアンダーソン。
前半のややもたつく展開や、主人公のさすがにち>>続きを読む
映画評論家の町山智浩さんのトラウマ映画ということで鑑賞。
確かにこれはすごかったです。
とにかく主演の2人のチンピラの存在感が半端ない。
ダークナイトのジョーカー並みに映画史に残る悪役だと思います。>>続きを読む
予想をはるかに超えて良い映画でした!
あんまりまだ整理がついていませんが。
人と人との繋がりの尊さ、素晴らしさを心底感じさせてくれる作品です。
また状況がなかなか読み込めないままストーリーだけがど>>続きを読む