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昭和の顔と体型を持ち、標準語にはどうしても感情が乗らない桐谷健太が悪者だとわかってからの展開は恐ろしくもあり、気持ちよかった。半分飲み込んだうどんをひっぱり出すような感覚。
おもしろかった。
しかし酒も入ってないのにエブリデイ酔っ払いみたいな見た目のクドカンから、仲里依紗が過去からやってきた高校生のお母さんを見て「かわいい」ってこぼす脚本が生まれるのが信じられない。見た>>続きを読む
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「忍者」ではなく「忍び」と呼ばれたがる姿を見て、昔ヤクザに「ヤクザ」と言ったら「極道や!」と叱られたことを思い出した。
忍びの世界の厳しさを語るほど、各方面へのツメの甘さが目立ってしまうのが残念。た>>続きを読む
安定の大奥み。比べるのは野暮だけど、やはりNHKのと比べると表層的。あと、亀梨氏は「何を考えてるかわからない」という一点でしか機能していなかったので他の人で見たかった。
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チェロとピアニカ、父娘のピアノとバイオリン、西島をドイツに行かせるために見せた弟子の指揮などなどなど。音楽の楽しさが伝わってくる演奏シーンに感動。実際に何度か涙してしまった。さすがに演奏シーンで涙する>>続きを読む
十二支vs.「うそだろ」十二段活用。なんというか、ふつうのドラマになってしまった。視聴者のツッコミがあってはじめて完成するボケドラマだということを忘れてしまったのが悲しい。
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瀬戸くんが悪者じゃなくてホッとした。馬場ふみか姉妹がリアルに似てた。
桐谷健太の恋人は結局転落死だったけど、その一段階前の桐谷健太に延命をのぞまれたからがんばったけど、つらくて自殺した、こっちの方が>>続きを読む
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場違いな店に入ってしまった感覚。いわゆる本格ミステリーは自分には合わないということなんだと思う。
ヴァンが森須だと知ったところがピーク。あとの種明かしは消化試合の様相。水断ちをして体調の悪いヴァンが>>続きを読む
山本舞香が、麻生祐未のことを「おかあさん」、光石さんのことを「お父さん」と呼ぶだけでほっこりした。
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となりのナースエイド
⭐3.6
ラブコメ×サスペンス。高杉真宙ファンにとっては至福の3ヶ月だっただろうと思えるほど、真宙様がわかりやすくかっこいい。
ラブコメらしく最後は真宙に告白する川栄。その>>続きを読む
安定。このドラマの吉沢亮が一番自然な感じがして好き。
バタバタして専門用語が飛び交う従来の医療モノと違い、耳にうるさいほどの静寂。それが怖くもある。
いろんなエピソードを詰め込みすぎてる感じが、こ>>続きを読む
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幸の父と兄が死亡、五十鈴屋長男は事故死、その長男の嫁は離縁される、次男は失踪、それを追って女衆も失踪、手代も2人辞めた、五十鈴屋を影でささえてきた母親も三男と幸の結婚を見届けて死亡。とにかくいろんな人>>続きを読む
前からちょこちょこあったけど、トリックが雑なのが目につくようになってきた。相棒をシーズン1から見てる人には、亀ちゃんとのコンビがしっくりくるんだろうけど、途中から見出した僕としてはこのまま終わって(終>>続きを読む
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思ったよりぬるい展開だったけど、おもしろかった。
現実だったなら甘ったるくてしょうがないラストを、あくまでも「想像」という形にしたラスト。幸せそうなみんなを見たことで、無意識に厳しい現実でもがくみん>>続きを読む
「いちばんすきな花」の生方さんが繰り返し見てる坂元作品ということで上がりきったハードルを超えることができなかった。
ふつうにいろんな人が力をあわせて営むレストランものだったらもっと素直に楽しめたよう>>続きを読む
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のどごしがない。楽しみにしてたから見たことを忘れることはないけど思うけど、そうじゃなかったら「スカーレット」くらい存在を忘れてしまいそう。
ただ、すず子が引退を決意したことでスポットライトをあびた草>>続きを読む
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期待してた以上におもしろかった。
仲間を失ったことで真の宗教家になり、ずっと信者にならなかった女性が信者に。この展開が好き。
大東くんが「恵法三倫会」の信者だったと告白したときに教祖が言った「神が>>続きを読む
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けっこう楽しめた。
主人公の方の演技のまずさが、裏社会の人たちと対峙したおきにおどおどした感じに説得力を与えた。
最終回。大きな仕事を終え、コンビニを抜けた相葉と山本舞香の別れはグッときた。
めるると前田くんカップルは、見てるだけでこっちまで楽しくなる。末永くおしあわせに。
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はじまりからずっとみぞおちに食い込むような重さだっただけに、最終回後半の母子の関係がゆっくり氷解していく様はぬるく感じられた。
作品の雰囲気に反したノーテンキな主題歌。空気を読まず差し込まれるたびに>>続きを読む
事前になにも知らず見出したら、大好物の疑似家族もの。ずっと「みんな仲良くしてよー」って思いながら見てた。
配役が適切。特にかわいい顔した鈴鹿央士の毒っけや、松岡茉優の小悪魔さがいい。
このドラマを>>続きを読む
現代的なド直球ホームドラマ。
小池栄子は「ザ・ノンフィクション」でも見てんのかと思わせるほど自然。
演技なのを忘れてイラッとさせてくる吉岡秀隆のクズ旦那っぷりもよかった。ここがちゃんとクズだったか>>続きを読む
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エンドロールに「東海テレビ」の文字を探すくらいの昼ドラみ。
実は新木優子としては、ツライ少女時代があったことで、重岡大毅と高梨臨の子供になりたかった。なにそれ?って思ったけど一周まわってありっちゃー>>続きを読む
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日直の男女が一度微笑みあってから「いただきます」という。こんなことができるクラスにいじなんて存在しない。
甘利田先生のライバル。最終回はどうやって給食を楽しむかという工夫ではなく、「すする」という行>>続きを読む
1話目の振り返りと、タイムカプセル謎解き。この2つがあまりにも毛色が違いすぎて戸惑う。
ホームズが志尊淳、ワトソンが菅田将暉といった感じ。
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ストーリーの流れに関係なく宇宙人やUFOが出てくる変な作品。でも、それが独特な雰囲気をつくっている。
宮藤官九郎が、かつての親友の嘘につきあい、ほんとのお父さんじゃないけどお父さんという役を引き受け>>続きを読む
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スペシャルのクセにおもしろかった。
みんな基本的には変わらないんだけど、綾野剛だけが戸籍をのっとられたのかと思うくらい別人になっていた。
瑛太と尾野真千子。不器用な2人は別れてしまい、この先どうな>>続きを読む
おもしろかった。
飼い主の周りでぴょんぴょんはねる小型犬みたいな尾野真千子。他人とは思えない瑛太。一番モンスターな綾野剛。真木よう子が一番つかみどころがなかった。
それぞれ悪い人ではないし、ただし>>続きを読む
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何も知らずに見はじめたらタイムトラベルもの。なんっじゃこれってなったけど、その世界観にすぐに慣れ、タイムトラベル特有の感動もあった。
路上ミュージシャンの話は切なく、奥さんが交通事故で亡くなる話は今>>続きを読む
安定のおもしろさ。心配があるとすればゴールデン帯にきたことで、こけたたら深夜に戻ることなく消えてしまう危険性があること。
最初の昼ドラっぽさでつっぱしってほしかった。3人それぞれの気の毒な部分はあるけど、最終的には柳くんのクズさが輝いた。穏やかなクズというのは始末が悪い。
悪役ばかりやってた柳くんがこーゆー役を演じるの>>続きを読む
これだけは言ってはいけないような気がしてた。唐沢がまったくはまってなかった。深みも凄みも感じられず登場するたびにドラマの世界を陳腐にする。ただ、これについては唐沢は一切悪くない。唐沢は自分の仕事をまっ>>続きを読む
おもしろかった。甘くキャッチーな言葉ではなく、ありふれた言葉で感動させてくるところが、おくゆかしいていい。登場人物がみんなそれぞれに誠実。特に西島&内野の親は重みが違う。
もっとドラマかと思ったらずっとカイジだった。場違いな店に入ってしまったような気まずさ。ただ、リリーさんの銀二の何にも動じない感じは好きだった。