towaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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トンマッコルへようこそ(2005年製作の映画)

4.5

トンマッコルが観たくて一時的にHuluに加入
ずっとずっと観たかった作品

北にも南にも触れられないトンマッコルの平和な暮らしをみるだけで胸がいっぱい
映像的にも楽しくてイノシシのシーンは最高だし、ラ
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.5

ドキュメンタリーと思ってみたら違った
教育への強い渇望に胸を打たれる
ヤク飼い以外の選択肢も与えたい、という村長の言葉に真実がある気がしたよ

非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

飛行機の出来事よりカーチェイスが一番怖かった
流血しても動き回るソン・ガンホ不死身過ぎる
後半若干冗長な気がしたのと、盛り上がりポイントがやや散漫になったのは残念
でも1級のアクション映画なのは間違い
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群山:鵞鳥を咏う(2018年製作の映画)

3.8

夏の陽光の中で歩く群山
とても良い
思い通りにならない人生も良い

キャストが豪華過ぎる

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

報道の是非を巡る人々のバチバチがもう少し見れたら面白かったのかな
メリル・ストリープの女性ゆえに男たちから軽んじられるストーリーを挟むのであればもっと別の切り口が必要だったと思う

スモーク(1995年製作の映画)

3.5

クリスマスストーリーという思い込みがあったせいか少し肩透かし感
映像を見ながら90年代が遠くなったのを感じる

ソニはご機嫌ななめ(2013年製作の映画)

4.0

正直ソニの魅力全然わかんなかったけど翻弄される3人の男たち面白すぎる
3人はソニを語るけど合ってるように見えないよ?
そしてソニは何も語らない

シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

4.0

何があっても誰に何を言われてもアン・ランはアン・ランの人生を生きて欲しい
作品を観終えた今もそう思ってる

クズな叔父がアン・ランにとってある意味では理想の父親像なのだとわかった瞬間がマイベストシーン
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ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

4.0

『スパニッシュ・アパートメント』も『ロシアン・ドールズ』も見たのはもう遥か昔だから内容忘れちゃったけど、みんなの顔見たら何となく思い出したよ
40になっても、それぞれのドタバタ感は変わらない
いつも正
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逃げた女(2019年製作の映画)

4.0

ガミがただ昔の友人たちに会いに行く
全ては明らかにならないし、オチも何も無いんだけど、彼女たちの会話に聞き入ってしまう
自分はこの作品大好きだよ

ガミとウジンの関係を深入りして知りたいとは思わない
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ダーリンズ(2022年製作の映画)

3.6

DV案件が警察に持ち込まれても告訴に至らないのは何故か
なるほどねと思ったし、闇深い
そういえば『メイドの手帖』のアレックスも夫の元に戻ってた

中盤の中弛み感は半端ないがラストを観て唸る
尊厳は自分
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野球少女(2019年製作の映画)

3.6

冬の日の光がすごく綺麗
夕暮れの時間は役者たちも薄紫色に染る

主人公よりもオンマの辛さが堪えた
オンマに幸あれと願いながら観たの

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

3.8

多民族、貧富の差、家庭環境の違い、そして障がいの有無
お互いを思いやりながら距離を縮めていく人たちの姿に胸を打たれた
この人たちは相手を理解し受け入れることの難しさも十分にわかっている

いつか家族に(2014年製作の映画)

3.2

何見せられてんのか1時間経ってもわかんなかったけどラスト30分が見せ場なのね

時代や環境のせいにしてハ・ジョンウ演じる父を肯定しようとしたけど難しかった
ごめん
一方でチョン・ヘジン姐さんはさすがの
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.2

ちょっとわかんなかったな
小泉孝太郎は怪しい役上手い

ロケ地のほとんどが横浜なんだけど、地元の選挙区議員のポスターがチラッと映ってビックリした

ラヴソング(1996年製作の映画)

4.0

朴訥としたレオン・ライ最高
初めてのマックにドギマギするシウクワン見て胸がいっぱいになってしまった

80末~90年半ばの香港、NYの街の空気に目が釘付けになったよ
場所を変え生きていく人たちの強さよ
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イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

3.5

2022年に観てるからか、10歳の子の身体を洗うメイドに抵抗あったな
タイトルのイロイロはテリーの故郷

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.5

ずっと炭鉱映画と思ってたよ

個人的にビル・ナイが最高
サンドイッチ作る場面すごく良かったね

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.8

軽い気持ちで開封する作品じゃなかった、、、
前半長いな?と思ってたら怒涛の後半がやって来る
実話ベースというのがシンドいけど必要な作品

何度もきっかけはあったのに多くの大人が見過ごした
法の抜け穴が
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニングがまさかの一大エンターテインメントに
最後までうおおお!という展開に興奮するけど、後味は苦い
彼らの間にある容赦ない格差
持たざる者が落ちる地獄はより深くてやるせない

役者、特にリンを演じ
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一家の主(2022年製作の映画)

3.5

お願い誰かに相談して?と思いながら見てたんだけど金回りトラブルのくだりは個人的にホラーだった
お母さんに感情移入しちゃうから尚更

家具が素敵だったな

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.5

告発までを描くのかと思ったら告発後まで映画は続く
暴行場面も証言場面も観るのが辛い
この映画をきっかけに法改正があったという事実が唯一の救い

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.2

現実を突きつけられて呆然としてしまう
彼が家に帰れるのは多分もっとずっと先

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

映画館で観ればよかったな
映画館で他の観客と浮き上がる色んな感情を消化したかった

主役はルビーなんだけど兄のレオが気になった
レオも家族からの個人としての自立を欲しているように思えて
親の意見に異を
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.6

映画で知る韓国現代史シリーズの1本
南山てことで観るの躊躇してたけど観て良かった
音楽が良い

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

4.0

老年を迎えた母と娘の物語として観た
義理の息子を迎えたオモニの嬉しそうな顔
娘夫婦と3人で撮った家族写真
色んな思いが自分の中で交錯して涙を堪えられなかった

ラストの済州島、膨大な数の墓石に言葉を失
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

5.0

2022年マイベストワン確実
ク・ギョファンの不死身っぷり
チョ・インソンは灼熱の大地にあの個性が映える

アクションだけじゃなく、それぞれの人間味も描いてよく120分に収まったなって感じ
観終えた時
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.5

本当に求めていたものは何なのか
穏やかな日々はゴールなのか
誰にも分からないね
でもヤクチュンは本当は気づいてるね

ドラマではバリキャリ演じてるとこしか見たことないチョン・ヘジンが田舎のオバチャン役
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

フランス版『キャメラを止めるな』が見たくて本家鑑賞
ゾンビ映画かと思ってたよ

撮影中にコロコロ転がる人たちに笑いバラバラな人たちの人間ピラミッドに泣いた

子猫をお願い(2001年製作の映画)

3.5

こないだ早稲田松竹でかかってたけど観にいけなかった

友情や将来の不確かさ、家族との微妙な不和
彼女たちを見てると今も心の隅にあるなんとも言えない感情が不思議と染み出てくる

声と額が独特のパク・ソン
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

久々のアキ・カウリスマキ
変わらない少しとぼけた作風で難民問題やネオナチを描くんだな、と思って昨今の世界を考えている
過去作を一気に見返したくなった

瀑布(2021年製作の映画)

4.5

この映画が初めて観るマスク作品(マスク着用)だったんだけど、無機質な顔の連続で序盤は話の流れと相まってホラー映画かと思ったよ

母娘を取り巻く世界が少しずつ明るくなるにつれて皆のマスクが取れていくのは
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.4

全体的に嫌いな作りじゃないけど、小林聡美が演じるなら、もっと役の年齢を上げた方が良かった

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

4.0

有無を言わさず圧倒される
アクションシーンが凄すぎる

初期のアルモドバル作品を思い出す
しかしムトゥの方が遥かにアバンギャルド

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

19世紀半ばのデンマークの生活が垣間見られて興味深い
バベットの晩餐もこれフランス料理なの?ていう驚きがある

馬三家からの手紙(2018年製作の映画)

4.0

中国に思想や宗教の自由がないことを思い知らされる