しねま大福さんの映画レビュー・感想・評価

しねま大福

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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

昔「スタートレック」がTVで放映された時、タイトルは「宇宙大作戦」だった。しかし「宇宙」と言いながら実際に出て来るのは、子供ながらに「どっかの砂漠で撮ったんだろうな」というようなのばかり。しかもほとん>>続きを読む

猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.5

自己チューの気狂い学者が世界を滅ぼすんだな。こんな隣人はイヤだ。

ひとりぼっちのギャング(1963年製作の映画)

4.0

蛙化現象(勝手な心変わりを正当化する便利な言葉)の犠牲者

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

娘を何が何でも医者にさせようという母親とそれに反発する父と娘との壮大な内輪喧嘩の話。長女は10代でドロップアウトしてヤンキーになってしまったので勘当された (一人娘、と言っている)。つまり管理社会を批>>続きを読む

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

1.0

オッサンがキレて暴れる映画が何で面白いんだろうと思って今まで観る気がしなかった。同居人が観ていたのでそれとなく眺めていたのだが、やはりとくに面白いとも思わなかった。唯一共感したのは、いままでマクドでバ>>続きを読む

メトロポリス(2001年製作の映画)

3.9

公開時に劇場で観ている。DVDも買っておいたのだがそのままになっていた。何年か前ブックオフで手に入れた角川版の原作漫画を最近読んだので、DVDを引っ張り出して観てみた。単純な比較で言えば原作のほうが面>>続きを読む

アリバイなき男(1952年製作の映画)

3.9

前半のロケ映像がよかった。この時代のアメリカの地方都市の雰囲気がカッコいい。それとこの映画は衣装がいい。80年代の日本で流行した「ルーズ・フィット(ソフトスーツ)」のソースがこの時代。いわゆる黄金の5>>続きを読む

ペット(2016年製作の映画)

4.0

様々な動物たちが、はじめは対立していても、いざという時には助け合う。移民社会であるアメリカの理想を体現しているようなお話。
誇張化されたマンハッタンの風景が楽しい。
一途なギジェットがいいね。沢城みゆ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.5

トリュフォーの自伝的作品で、両親をはじめ大人の理不尽さに翻弄される少年の心理と葛藤を描いた、というのが正当な評価だろう。それに異論はないのだが、家族、あるいは家庭なんて多かれ少なかれ、もともとそんなも>>続きを読む

点と線(1958年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見応え充分の素晴らしい作品だった。原作も読んでいたのだが、内容は忘れてしまって映画との違いはわからない。現在の感覚では地味に映るかも知れないが、俳優たちの演技にも重みがあり、丁寧なつくりだと感じた。終>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

はじめは「ゴジラより菅井きんの方が怖い」などとボケをかまそうかと思ったのだが、最後まで見て考えが変わった。「ゴジラ」は反核映画と評されることが多いようだが、もっと根源的なものがあるのではないか。芹沢博>>続きを読む

殺人者はバッヂをつけていた(1954年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

期待しないで観たせいか、思ったよりは面白かった。「出獄」と違ってほとんどスタジオ撮影なのは仕方がないところ。服はまあまあ。主人公?の刑事の汚れたコートはわざとらしい。短めに結んだネクタイは流行りだった>>続きを読む

アトランティック・シティ(1980年製作の映画)

3.8

ウィキペディアの説明には「禁酒法時代」と書いてあるのだけれど、どう見ても戦後、70年代くらいの話だね、これは。アトランティック・シティでギャンブルが合法化されるのは1976年なので、その前後あたりかな>>続きを読む

出獄(1948年製作の映画)

4.7

個人的に良かったと思う点は二つある。
一つ目は、舞台であるシカゴの街で実際にロケをしていること。これは冒頭でわざわざ説明していて、スタジオでの撮影が主流だった当時のメジャー作品としては珍しいことだと思
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ブラックライト(2021年製作の映画)

4.0

リアム・ニーソンとエイダン・クイン
どっちもジジィだけど、かっこイイね。
女優さん達もみんなきれい。

マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.5

ペーターのおばあさんは白いパンが食べれたのかな?

ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.5

自分の中で「陰謀のセオリー」とごっちゃになっていて、「あの女子大生のレポートのやつ」って、こっちだったんだ、と今更確認した次第。そもそもジュリア・ロバーツって元々あまり興味がなくて、リアルタイムでは殆>>続きを読む

亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

4.3

公開の時、劇場で観た。
その時も一番印象的だったのは、舞台となった高低差のある町。長い石段の上にある古い洋館とか、高台から街を見渡せる場所とか。アニメ映画「耳をすませば」もそうなのだけど、普段起伏のな
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ライフ・イズ・ベースボール(2005年製作の映画)

3.5

ロバート・ダウニーが博多華丸さんに似ていることをこの映画ではじめて知った。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ウィンとペンコフスキーが次第に心を通わせる過程を、説明でなく映像による演出で描き出した点が素晴らしいと思う。特にバレエを観劇するシーンが良かった。「男の友情」とは、あえて呼びたくない。人間としてのシン>>続きを読む

雨のしのび逢い(1960年製作の映画)

3.0

70年代以降に日本のホームドラマの世界で起こったことって、アンニュイ(倦怠)の大衆化だったんだね。

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.2

この手の映画に出てくるCGの猫って、どうして可愛くないのだろう。たいてい悪役だからわざとそのように描いているのか、CGが進歩しても本物の猫の可愛さを表現するのは無理だからかな。

ゲットバック 人質奪還(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

結局はじめに出てきた住所間違い強盗が何だったのかわからないし、その後主人公が不当に疑われた理由もわからないし、娘の面倒を親身になって見てくれた女の人が何か意味有りげに出てきて、その割にあっさり殺されち>>続きを読む

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.8

殿方は恐怖におののき、ご婦人方は溜飲を下げる。
私は、カトリーヌよりお姉様の方が好きです。

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.0

この作品は、ロボットを通して「人間とは何か」を問うことがテーマの一つだと思うのだが、気になったのは、主な登場人物がほぼ白人だ、という点だ。原作は読んでいないのでわからないが、映画は1999年の作品なの>>続きを読む

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハル・ベリーめっちゃ可愛い。すぐ死んじゃって、こんな下積み時代もあったんだと思ったけど、その後のブレイクを予感させるものがあるね。映画の方は終盤ちょっとガチャガチャした感じもあったけど、前半~中盤にか>>続きを読む

キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争(2010年製作の映画)

3.5

猫エージェントの本部で出て来たタンク型のキャリーカーゴがいい!これなら病院にも喜んで行くかも?

ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

事前にネットであらすじを読んだ時は「何だかなあ」と思ったけど、実際観てみたらなかなか面白かった。近頃のリーアム・ニーソンって、ハリソン・フォード(巻き込まれ型)+スティーブン・セガール(元特殊部隊とか>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.0

大まかなストーリーの枠組みは使い古された凡庸な印象で、展開もB級的な感じ。ただ最後のバトルシーンは見応えがあった。良かったのはやっぱりイカれた父ちゃん。リー・マーヴィンかと思ったらニック・ノルティだっ>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なかなか、というか、かなり面白かった。最後までダレた感じがなく、嫌みもない。トップクラスのスターが出てる映画でもハズレなのがあるから、あまりメジャーでないキャストでこのつくりなのは評価出来ると思う。イ>>続きを読む

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

1.0

何か白人エゴの映画みたいに感じた。監督さんは「アメイジング・グレイス」(英国の奴隷廃止運動を描いた)や、「ブリング・オン・ザ・ナイト」(ザ・ポリスのスティングがつくったジャズバンド_メンバーは黒人_の>>続きを読む

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