このレビューはネタバレを含みます
・ピアノに対する拘りを強く感じた
・脚本の解像度が高く感情移入がしやすい
・しかし交錯もかなり複雑になっているので、上手い具合に醸成された感情がぶつ切りになってしまう瞬間も多々あった。非常に映画化する>>続きを読む
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・あまりにも酷い撮影技術に閉口しながらも反面教師としてメモ。
・新しく出てきた登場人物がタイトショット映される→わかりづらい
・ハイキーすぎて映画のトーンがわかりづらい
・謎のスロープッシュが入る
・>>続きを読む
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・まさにディオニソス的というべき過剰さで、迎合するしないでは表現できない過剰演出とアートプロダクションは目を見張るものがある。同じフェリーニ作品だと「8 1/2」のようであり、カラーであるからこその興>>続きを読む
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・夢の世界が本当の世界だった女の不幸な話
・入水のシーンで天使にそっぽを向かれる.
・婚前交渉を疑われるなどカトリック的な要素が多い.
・不穏な終わり方
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・ストーリー性が薄く、フェリーニのやりたい放題映画
・作家性は担保されている
・シェイクスピア「ジュリアスシーザー」,スキピオ,ローマへの道は高速道路となった,交通渋滞と雨降り,自らの体験談,ローマ>>続きを読む
・アウシュヴィッツの真横に住むナチ高官と家族の日常である。それといってドラマチックな事が起こらないのとややカラフルで華やかな映像が特徴的だ。強く主張したいのは、残酷な音声が聞こえてくる中で贅沢な暮らし>>続きを読む
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・のび太の障害と成長過程としてリコーダーを使っているのが良かった。オリジナルひみつ道具の効能がいい加減に感じた
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・純正律に基づいたヴェルクマイスター音律は音一つひとつを星だと思えと主張する。つまり国民を「うなり」なく統率する国家のメタファーである。鯨はリヴァイアサン、巨大な国家の象徴である。
・純正律の批判は、>>続きを読む
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・脳をフル回転しても掴みどころがなくなる後半戦は圧倒的な哲学的映画体験。
・ZONEを信仰するクリスチャニティ溢れるストーカー君は非常に敬虔で、自分の信仰対象を粗野に扱う作家と教授を酷く嫌う。ストーカ>>続きを読む
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・映像作りのお手本のような作品
・ティルト、サブリミナル、マッチカット、マスク越しのショット、メタファー(ピエロ)、机に逆さまに映る、ピントが合うのが遅い、魅力的な足越しのショットなどの演出の引き出>>続きを読む
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・狙って作れるような映画ではない、まさに奇跡の体験とも言うべき映画。たっぷりと思いが注ぎ込まれた映像は枷が外れたからかなのか、映画としてきちんと収まっている。これを今までの彼の映画のように縮約したもの>>続きを読む
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・脚本をもし時系列順にしていたら
・ジョエルとクレメンタインが結末を知ったとしても恋人として生きることを選ぶ。鑑賞者もその過程を全く知らないので、彼らと同じように一抹の不安を抱えながらも現在の幸せを>>続きを読む
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・封印
・原作と違い、本から醸成される奥ゆかしさが反映されていないが、映画としての体裁は十分に整っていたので、好きと嫌いが混在し凄く複雑な気持ちで観た。
・あんなに素晴らしい一作目を生み出してくれたこ>>続きを読む
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・ヴィルヌーヴ版の礎となった歴史的映画
・この映画なくしてヴィルヌーヴ版は作られなかったと思うし、ウィアーディング・モジュールの是非は置いておいて、非常に脚本面では忠実に作られた箇所が多い。CG技術>>続きを読む
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・1957年秋、共和制とフランコ
・アートな非現実とローキーな現実の中間のようなシーンが並べられる。それらは長回し、カメラ目線、じわじわと広がるフェードインが朧げな回想を醸成する。
・親子という普遍>>続きを読む
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・こんな映画絶対に撮れない
・脚本もアートディレクションも凄まじい関税度と芸術性で、とてもエンターテイメントとして大衆受けするものではなかった。しかし、そこに黒澤明としての気概を感じるのであり、作品と>>続きを読む
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・罪の意識と過去の何かに囚われながら必死で生きる姿、舞台に感情移入を「この劇は自分のために作られている」と思わんばかりの妄想を繰り広げる姿はまさに「この映画は自分のために作られている」という感じだった>>続きを読む
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・酒とギャンブルで今までで味わったことのない「生」を感じる男。そんな人生最大の選択も世界の中でちっぽけなストーリーの一つと言わんばかりのナレーション
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・黒澤明の日本古典芸能への教養と愛情は「蜘蛛巣城」でも感じていたが、この映画を作るほどとは思わなかった。
・字幕がないと何を喋っているか細部が分からないが、何をしたいかは伝わった
・歌舞伎の入口にもな>>続きを読む
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・NVの軽やかさと実験思考。それらも俯瞰してみればフランス映画の特徴的思想を反映している。
・偶然の出会いから惹かれ合う人間の心情が人生の切り取りのように描かれる。
・ラジオからの音楽、セピア色のフィ>>続きを読む
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「太陽がいっぱい」「ミツバチのささやき」と一緒で設定と時代を理解していないと画面が浮き上がってこない不思議な映画。別に抽象的でもアートすぎもしないのに。
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・9年ぶりの再会、しかも偶然にこんなにいとも簡単に会話が行えるか疑問だが、内容がほとんど9年前に来たかどうかやそれから何をしていたかどうか。
・奇遇にもお互いあの奇跡的な出会いに固執してしまっていて人>>続きを読む
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・音楽と戦闘シーン・トレーニングシーンは良かった.古き良き2000年代のSFを思い出させる直感的なかっこよさを孕んでいた
・コンセプトとアートは良いのになぜか結末に向かうにつれてストーリーとしての整合>>続きを読む
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・邦画も売れると見込まれた超大作にはここまでお金を注ぎ込めるのかと思った
・オープニングのタイトルの出し方は完璧
・真冬の川縁と食生活は時間をかけてよく表現されていた
・グロテスクなシーンも多かった>>続きを読む
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・全く読めない展開と人の多さで眩暈がしそうになった
・完全なワンシチュエーションじゃなくて導入にホテルが出てくるのが東欧感の演出に一役買っていると思った