イッケイさんの映画レビュー・感想・評価

イッケイ

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

観終わった後の言語化が困難だ。感覚的に素晴らしい作品だと理解できたが、何が素晴らしいのか、脳内から吐き出すことが出来ずに困っている。
幻想的過ぎず、現実的過ぎず、芝居がきちんとあって、淡々と進んでいく
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ソウ(2004年製作の映画)

3.6

ちょいちょいグロいので、苦手な人も多いかもしれないけど、エンタメ極上作品のひとつであることは間違いない。
途中、ダレる場面も多いけど、伏線であったり、次のシーンはシリアスな展開が待っているから良い塩梅
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あまろっく(2024年製作の映画)

3.7

ベタなストーリーが逆に気持ち良い。最近、この手の邦画が多い気がするが、みんな寅さんや釣りバカを求めているんだな~、なんて、勝手に思ってしまった。
ちなみに僕は大いに笑って、泣かせていただきました。
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

2.8

うーん…忖度?
悪く言う人がいなくてキモチワルイ。
彼はスーパーマンではないはず。。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

皆、何かを抱えながら生きている。社長も上司も同僚のオバチャンも。
でも、みんな支え合いながら、生きている。何気ない日常が愛おしい。
明日も頑張ろうと思わせてくれる映画。
俺もガンバロウ!

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

夢をみた。いつの間にか夢の世界に足を踏み入れて、一緒に世界を旅した。
この夢は誰にしも訪れる。夢はいつしか現実になっていく。そんな気分にさせられた。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.1

101匹ワンちゃん大活躍だけど、その分、感動が薄まったなぁ。
残念ながら、ワンちゃんが活躍する度に冷めてしまう俺がいた。
ベッソン節は相変わらずだけど、ギャングの演出は陳腐で古臭さが否めない。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.0

乗れない…やっぱり、映画にはリズムが必要だよ。。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.0

僕も何度か瞳を閉じました…。画は綺麗だが匂いを感じない。。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

俺の日常に出入りするのは自由だよと、優しく門戸を開放してくれているからみんな彼に甘えちゃうね。
でも、彼もそんな人々と繋がっているから毎日が充実したものになる。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

人情、友情、一致団結、犠牲等々、涙腺崩壊アイテムが満載。
これって形を変えたスラムダンクじゃん。泣かないわけにはいかない!

市子(2023年製作の映画)

3.4

市子は魔性の女。あんな女が目の前にいたら、長谷川じゃなくても大抵の男はイチコロだろうな。
だが、もう少し、市子の笑顔が見たかったと思う。この時点で俺も市子にやられているのだが…
ストーリーは受け入れ難
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MAHOROBA(2021年製作の映画)

2.8

一気に観れるけど、俺のなかに何か残っただろうか…

福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

一度は観ておいた方が良い映画。
この映画にはこんなキャッチフーズが似合う。なぜか?
現代は人が人を差別することは倫理上、悪であると教育されているから、特に若い世代において、この映画は心に刺さりやすい。
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

これがウェス・アンダーソン節なんだろうが、もっとシンプルでも良かった気が…
(いろんなレビューにもあるけれど、舞台裏を見せなくても話は成立するし、個々のキャラクターにもう少し厚みを持たせたら舞台裏を使
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.2

4kになったことで、十数年振りに鑑賞。年を取ったせいか、当時よりも受けた衝撃は小さいが、やはり観終わた後は、ぐったりでした。
作品の大きな要素のLGBT的な部分について、当時は今と違って 世間的に特殊
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

じんわりくるね。
観終わった時は然程気持ちは動かなかったけれど、普段何気なく生活している中で「あの時の親父の気持ちはこんなんかな?」とか、「ソヒィは切なかったんかな?」とか、じんわり思い出してくるんだ
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我が人生最悪の時 4K デジタルリマスター版(1994年製作の映画)

3.8

映画好き野郎どもが、ワイワイ言いながら撮影している光景が目に浮かぶ~!
テンポが良くて、どんどん物語に引き込まれていくね。俺もいつの間にか「この案件からは手を引け」と、マイクに言っていたよ!

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.3

LGBT的要素を中心とした作品かと思ってたけれど違いましたね。
観ている最中より、観終わった後に心に響く作品でした。
ただし、二人の心情は丁寧に描けているんだけれど、周りの人間がぼやけているのが残念か
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

会話のテンポが好き。無駄話サイコー!日本語だと、こうはならないよね。
「…マービン…ナッシュ…」
耳から離れない。。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

若い自分なら感動に震えていたかも。一夏の思い出。若いっていいね!

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.8

ようやく観れた。
いろんな意味でウォン・カーウァイ監督作品の入門編って感じがしたな。
もし、描かれた世界観の世界が本当にあったならば、中々抜け出すのは難しいね。どっぷり浸かりそう…

大脱走(1963年製作の映画)

4.7

これで何度目の鑑賞か。
何度観ても痺れる!
キャラ立ちがえぐい。
20代の俺はヒルツになりたくてバイクを乗り回し、30代の俺は、さりげなく何でも器用にこなすけど、人一倍人情味のあるヘンドリーみたいな男
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.0

人種差別問題をホラーで包むアイデアは面白かった。演出も初めに「この人、何か変じゃね?」くらいのジャブに留めておいて、徐々にテンション上げていくから、怖さも倍々ゲーム感があって楽しいい。でも、ストーリー>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.0

ケイコはいい。周りは…
ケイコ側からみても、周りは現実離れしてないか…

真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

まさにタイトル通り。
作品にどっぷり入り込めない理由を探していたら、リチャードギアとエドワードノートンの顔が綺麗すぎるという考えが浮かんでしまった。。

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.2

短編って今まで観る機会が無かったけれど、こんな良質な作品があるんだね。巡り会えたことに感謝。ヒューマニズムとファンタジー?が交差して、何ともいえない気持ちにさせられる。
これが人生。誰が悪いわけではな
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CUBE(1997年製作の映画)

3.7

人間の本質を教えてくれる作品。ようやく観れて嬉しい!
欲を言えば、もっと短く、コンパクトで、グロくて良いのかなと思ってしまった。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

警察に拘束されたのも、本人にとっては
一種の遊び?ライブ感覚だったのかな?
そうでないと、掲示物で話を進めたりしないよね。
話の展開がわかっていても、小ネタや筋を確認したくなる作品。ベニチオのチンピラ
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

日本語の「怪物」という言葉か重くて、いろんな意味で引っ張られてしまったな。
曖昧なラストも賛否両論だろうが、良作であることに間違いない。
この映画が十年後も評価されているかは微妙だが…

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.0

所々、素敵なシーンはあったけど、主人公がただの好き者にしか見えなかった…
過去のトラウマや葛藤を抱いて生きていて、ひょんなことから症状はでちゃうけど、普段はそんな自分に嫌気がさしているわけでなく、周り
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

随所に意味深なショットが出てくるのだが、あまり訴えて来ないんですよね。監督の意図や考え、嫌らしさが透けてみえるような気になってしまうからかも。
テーマや設定は素晴らしく、監督の目の付け所は間違いないな
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

軽いタッチのホラー系で心をリフシッシュしようかな~と思って、観始めたのだが…
先の見えない展開と良く練られた構成で、見終わった時には結構グッタリでした。
途中でダレる局面も多いけど、筋は通っていて面白
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.5

うーん…
最後まで、この世界観に入り込めなかった…
全て中途半端に感じてしまう。
主人公のキャラが曖昧で苦悩が苦悩に見えないからか、悪く言うと事が起きたら歌ってダンスして済ませちゃう感じ。
歌やダンス
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

冒頭から「自分でもどうして?」と言うくらい涙が止まらなかった。後で冷静に考えて出した結論は、脳や身体に刷り込まれたDNAが反応したということ。今まで観てきて感動した映画や音楽のエッセンスや、今となって>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.0

ただただ二人にとっては普通の暮らしをしていただけで、今の我々には羨ましかったり、憧れだったりする。それだけ周りからみると、あの二人がいた空間だけが良い意味で「異様」だったということか。
もしも、あそこ
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