善人ではなく悪人でもない、砂漠を憎み砂漠を愛したケーブル・ホグのバラッド。見たことあった。
サム・ペキンパー、切れ味鋭い。スナイパーのジェロームを記憶に留めたい。善と悪(敵と味方)が同じボスに雇われているという権力の皮肉な構造は、村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』にも似>>続きを読む
ジャンゴ・ラインハルト本人を目にするたびに失神してしまうショーン・ペンと、手作りサンドイッチを食べている唖の女の子がかわいい。肝心なシーンがディスクの傷のせいで飛んでしまった。
安西水丸さん曰く、男泣きの映画。妻夫木くんと石橋杏奈がとくによかった。
このレビューはネタバレを含みます
素敵なタイトル。理屈っぽくなく、スケートボードの扱いや乗り具合が素人目にもプロだとわかる映画。理屈っぽくなさは、この映画の最大の美点の一つだと思う。若い女の子がモデルみたいな体型で、素敵な膝小僧の持ち>>続きを読む
面白い。正直いうと、感動した。
大空真弓の役柄にはなにか真実がある。
幻想を通して恋をする、ユングの心理学みたいな話だった。あるいは逆に、現実というカーテンが幻想を遮っているのかもしれない。1940年代の保険調査員の恋物語。
警察署で手すりみたいな鉄棒に手錠をはめられて>>続きを読む
レンタカーが日産のマーチだった。調べると、欧州ではマイクラC +Cという名称の車。なんとなく懐かしい。
ギリシア演劇のコロスの長との会話がおかしい。ラストの「君微笑めば」の日本語訳詞には不満ある。