hokaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.7

世間知らずの男好きのする容姿で、脇が見るからに甘いテルマと、世間の苦さを知っているが、まだ何処か夢を見ているルイーズ。

衝動的に強姦野郎を射殺した後、社会的にはどん詰まりになってゆくのに、精神的には
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ホット・ショット2(1993年製作の映画)

2.8

R.クレンナ出演の許可を出したランボー側は何かロイヤリティ契約でもあったのか、それとも20世紀フォックスが全権を握っていたのかは気になるが、あの導入部分だけで世界観に引き込むには十分だ。

R.ブリッ
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ホット・ショット(1991年製作の映画)

2.8

下手な鉄砲数撃ちゃあたる的パロディ映画。

この手の映画の中ではNaked gun seriesがダントツで好きだが、そのAirplane!の成功体験チームの一人、J.エイブラムスの作品。

もしかし
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

3.0

《Foot loose》が大ヒットしたのは、もう四十年前だから、K.ベーコンもこの時61歳ということになるが、しゃがむ所作や特に後ろからのシルエットが殆ど変わらないのは、称賛されるべき事だと思う。>>続きを読む

好きでも嫌いなあまのじゃく(2024年製作の映画)

2.7

山寺日枝神社に特に鬼に関する伝承がある様でもないし、祭神の大山咋神にもそれは無さそうだ。
アニメーションという形態だから分からないでも無いが、山形弁も話さない。

山形御当地巡り振興という観光局の思惑
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リバイアサン(1989年製作の映画)

2.8

Lake OkanaganにはOgopogoというUMAが棲んでいると言われ、その発見エピソードも数々あるが、その姿は巨大なジュゴンの様であったり、プレシオサウルスの様な首長竜の様であったり、或いは中>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.0

確かに戦国武将ともなれば、女性との色恋にも飽きて男色に傾倒し耽る事もありそうだし、家康のダースはいそうな影武者も、秀吉を神輿に担いだ如才ない秀長と官兵衛や、光秀の信長への謀反の理由等、歴史家達の希望的>>続きを読む

聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.0

おそらく炭鉱は廃坑となり、誤って人を殺し国外追放されてパリに行き着いた設定だと思うが、数日は過ごした筈のセーヌ川の橋の袂にしては生活感がないので、日は浅いのかも知れない。

大人の寓話なんだと思うが、
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エル・カンタンテ(2006年製作の映画)

3.0

Yo soy el cantante♪

F.マーキュリーの伝記映画の成功で、A.フランクリン、E.プレスリー、W.ヒューストン、B.マーリーと、レジェンド達の映画が製作され続けられているが、今作はS
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.2

昔Cunard Royal Viking sunという当時最高ランクのクルーズシップに乗って60日間中南米を旅する機会を得た。
私は所謂似非ツアコンの立場だったので、勝手は出来なかったが、いい経験にな
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ボディクライム 誘惑する女(2006年製作の映画)

2.8

『こんな目立つ美人がスパイなんてダメでしょ』と思ったのが、ミッションインポッシブルのクレア32歳のE.べアールだから、この時は42歳という事になる。

それなりに年輪を重ねた分ハリのあるオッ○イは造り
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101(1996年製作の映画)

3.0

白地に黒斑が良いなら、ホルスタイン一頭で事足りると思うがそういった話ではない。

クルエラを演じるG.クローズがノリノリで、それを見る映画。

アニメよりも、よりクルエラを中心に据えたことで、実写化に
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101匹わんちゃん(1961年製作の映画)

2.8

CruellaはCruelからの造語だと思うが、彼女の立ったキャラでこの作品は成立している。
彼女が何故ダルメシアンの成犬ではなく仔犬にこだわったのかは分からないし、(まあ恐らく耐久性よりも質感を重要
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フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い(2005年製作の映画)

3.1

M.ウォールバーグらしい、一本筋の通った不良中年四兄弟が義母を殺した犯人を行き当たりばったりで追い詰める話。

議員や警察までギャングとつるむデトロイトで上手く泳ぐには、デトロイトのルールに則る他はな
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

2.8

私が初めて海外に行った時、ホストファミリーが『NZで日本といえば何だと思う?』と聞いてきたので、SonyかToyotaかと答えたら、Comicsだと言っていた。

その時はあまりピンときていなかったが
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.1

高級娼婦を挟んで、己の正義感を行使するアウトローと将来を嘱望されるエリートが反目し合いながら、やがて共通の敵である警察内部の近しい警部を討つため共闘するバディもの。

どう観てもR.クロウとG.ピアー
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画でE.ノートンの演技派としてセンセーショナルなデビューを飾り、どんでん返しが代名詞になったのは、彼にとって幸福だったのだろうか?

《ファイトクラブ》は名作だったが、その後の作品群について彼が
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ビースト 獣の日(1995年製作の映画)

3.1

確かにSantaとSatanって似てるよね。

スペインに訪れた時はバルセロナとグラナダが目的だったので、Madridはプラドとソフィアの美術館ぐらいしか記憶にないが、アルジェリア辺りからの移民が多か
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バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(1992年製作の映画)

3.3

ブロンクスの汚職刑事の映画といえば【セルピコ】の例を出すまでもなく、公権力を笠にきて上手く立ち回れば、仕事をサボってあらゆる欲に溺れて金にもなる生活が送れるが、真っ当な刑事はそうではない。

短期的に
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熱のあとに(2023年製作の映画)

2.9

男女間の与える愛についての客観的結論は、相手への自己愛の投影によるもの、あるいは自己犠牲を払う事による自己憐憫、又は自己陶酔で生きている実感を得る為で、基本的にはやはり自分本意なものだと思う。

橋本
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人喰殺人鬼(2004年製作の映画)

3.0

タイは世界大戦時、唯一列強国に侵略されなかったアジアの国とされている。

外交的あるいは地政学的に上手く立ち回ったからだと思うが、お陰で独自の文化や遺跡が今も息づいている。

何故リーファイがバンコク
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東京大空襲 ガラスのうさぎ(1979年製作の映画)

2.9

『鬼畜米英』
『足りぬ足りぬは工夫が足りぬ』
『進め、一億火の玉だ』
一升瓶の精米や配給物資のくじ引きなど、戦後80年ともなれば、戦争を知る世代はもとより、それを伝え聞く世代も随分減ってしまった気がす
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処刑島(2006年製作の映画)

2.8

少年更生施設、処刑島。

処刑されたら更生出来ませんな。

島送りのはずなのに、前半キャンプ気分だったり、都合良く女子グループキャンパーがいたり、ファイナルガールがルイーズではなかったり、スティーブが
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ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

2.6

《13日の金曜日》は、腐るほど製作されているスプラッタホラーの草分け的存在で、正直本編の殆どは大して怖くないのに、最後の湖の名シーンだけで記憶に残り、その後にシリーズ化され、あの感動を味わいたいが為に>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.0

TV series season1は素晴らしかったが、Operation Stryxの進捗がほとんど進展しないseason2は停滞感が否めなかった。

当然サイドストーリーとなるこの劇場版にその進捗を
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キラー・モスキート 吸血蚊人間(2005年製作の映画)

2.8

一般的に吸血活動は産卵期のメスに限る筈だが、オスのレイはガンガン吸う。

口吻構造は吸血活動をホストにそれと悟られぬ為の優れた構造の筈だが、蚊人間にとってホストが人間ならそりゃまあブッ刺してガンガン吸
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モスキート(1994年製作の映画)

2.8

『夏になると血に飢えた奴らがやってくる。断りもなく血をたらふく吸って、礼も言わない』
おバカ映画ってこのユルいスケール感が心地良い。

ランニングシャツの兄さんの筋肉ぐらいユルい。

やたらビッグバジ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.9

コングの帰省、powered Arm添え。ゴジラ風味。

そんなメニューが頭に浮かぶ。

コングは類人猿だから擬人化しやすいが、存在としてゴジラはむしろエイリアンと近い気がする。

爬虫類的で放射能を
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さまよう魂たち(1996年製作の映画)

2.7

五年後にロード オブ ザ リングを撮るP.ジャクソン監督作品。

“Fuck you son of a bitch,maggot!”
R・リー・アーメイって唯一無二だなぁ。

J.キャリーに芸風も顔も
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スネークヘッドテラー(2004年製作の映画)

2.6

Cultus Lake ParkはバンクーバーからTrans canadaを東へ86km走った所にある州立公園だ。
釣りといえば河口ならサーモン、川や湖ならトラウトが主流だが、white sturge
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リーピング(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

イスラエルのJelsarem旧市街に行った時、若気の至りで嘆きの壁で金が無いのを嘆いたり、ゴルゴダの丘へ至る道Via Dolorosaも聖墳墓教会も特に感慨深いとは思えなかったが、ひっきりなしに訪れる>>続きを読む

ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.0

J.キャメロンがほぼ関与していないシリーズ三作目。

T-800-T-1000-T-X。
金属骨格から流体金属、今回はそのナイスバディ美女型Hybrid。

人気シリーズだから基本アクションもインフレ
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新リバイアサン/リフト(1989年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

Seirenは海に怪物或いは女神とされ、Starbucksのロゴにもなっている。

セイレーン1号が何の任務で遭難したのか気になるし、2号機での腹に一物ありそうな艦長との対立軸も気になる。

深海での
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CO2(2010年製作の映画)

2.4

臭いものには蓋
Carbon dioxide Capture and Storage

恥ずかしながら二酸化炭素排出量を軽減する為実際に二酸化炭素貯留が苫小牧で行われているとは知らなかった。

恐らく
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サンゲリア2(1988年製作の映画)

2.8

岸田内閣の支持率は23%だそうだ。
にも関わらず政府の方針や発表を鵜呑みにする国民性って従順というか素直というか、東日本大震災の時も政府の避難指示にも、すぐに避難した米海兵隊以外は皆従順だった。

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サンライズ(1927年製作の映画)

3.0

田舎の避暑地にやってきた、都会の性悪美女に拐かされた男が、従順な妻を亡き者にするかどうかを右往左往して結局元さやに戻る話。

という至極単純なストーリーだが、ディフォルメされたチューダーハーフティンバ
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