収拾つかずとっちらかった印象の前2作よりもまとまり感がある。
ルイスたちが出なかったのは残念だが、それがとっちらかりの要因でもあるので、結果オーライ。
量子世界のクリーチャーたちも楽しい。
特に緑のヤ>>続きを読む
円周率の法則を探し出そうとする若き天才数学者。
この世のあらゆる事象は法則に支配されており、方程式で説明出来る。
そして彼は、モーセ五書に由来する216桁の数字に辿り着く。
彼が歩くのは真理への道なの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
破綻の危機のオムニ社を傘下に収めたのは日系企業のナカトミ……いや、カネミツ商事。
オムニの失地回復の手は貧しい人たちの住むエリアの再開発。
抵抗する住民 vs オムニ社の傭兵集団
そして思惑の全く判ら>>続きを読む
キューバ危機回避の舞台裏に民間人セールスマンが居た!
という実話ベースのエスピオナージュ・サスペンス。
何かが爆発したりカーチェイスしたり格闘技術の粋を極めたバトルとか一切無い地味な作品ながら、緊張>>続きを読む
特に皮肉とか風刺とかペーソスとかは感じないが、チャップリン謹製王道喜劇として楽しいシーンがてんこ盛り。
実は、メアリー・シェリーの書いた『フランケンシュタイン』は実話なんだよ!
証拠の手紙も残ってるよ!
そして今でもフランケンシュタインの怪物は生きているようだよ!
だから北極圏に探しに行くよ!
という>>続きを読む
相変わらず起承転結無しで強引に引っ張り回すパターン。
楽しいシーンもあれば、くっだらねぇ…というシーンもある螺旋。
無理矢理お涙頂戴。
アダム・ウォーロックが間抜け面過ぎて可笑しい。
それなりに楽しか>>続きを読む
遊牧民族の話ではない。
ヴァンやキャンピングカーで短期労働しながら渡り歩く現代社会のハウスレスたち。
そうせざるを得ななかった者が多いのだろうが、望んでそうなった者もいるのかも知れない。
望んではい>>続きを読む
SFホラー → 西部劇。
洞察力に優れた主人公。
どうしても生き物には見えない。
「野生生物と目を合わせてはいけない」という教訓。
立っている靴はモノリスへのオマージュ?
それとも何かの象徴?>>続きを読む
「今日は幸せそうだった。私はもう長いこと、君を幸せにできてない」
「あなたといて幸せよ」
強面テレンス・スタンプが強面のまま頑固を拗らせた爺さんを演じているが、意外と可愛い。
スタンプを可愛いと思う>>続きを読む
休日をロッジで過ごす3人家族の元に、武器を携えた4人の男女が訪れる。
曰く、世界の終末を回避する為に、家族の誰か一人を犠牲にしなければならない。
我々は選べないので自分たちで相談して決めて欲しい。
人>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とある寄宿学校で暮らす子供たち。
彼らには彼ら自身も知らない秘密がある。
それは、彼らの身体は彼らのものでは無い、という事…
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繊細 かつ 悲痛。
特に アンドリュー・ガーフィールド が痛>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
生活に閉塞感を感じている医師のアグスティンのもとに、長年音信不通だった双子の兄弟ペドロが訪れる。
癌に苦しむペドロに殺してくれと頼まれたアグスティンは、ペドロを殺し、ペドロに成り済まして生まれ故郷に帰>>続きを読む
何人もの売春婦を拉致監禁し自分の子供を産ませる変態人非人と、
そいつに娘を誘拐された刑事のお話。
ゲイリー・ハイドニックという男の実話を基にしたサスペンス・スリラー。
割と ジョン・キューザック が>>続きを読む
ある日突然、聾唖のアリスは聖母マリア様の声を聴き、話せるようになる。
そして病人を治すなどの奇跡を行い、田舎町が聖地として騒がれるが…
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という、悪魔は狡猾だから気をつけるんですよ、という教>>続きを読む
アイルランド(?) 1922年頃(?)
本土が内戦で混乱している中、近郊イニシェリン島(架空の島らしい)では退屈な時が流れている。
ある日突然、パードリックは親友と思っていたコルムから絶縁を宣言され>>続きを読む
予備知識無しで、善きサマリア人の話かと思って観たら、スーパーヒーロー物でビックリした。
スーパーパワーを持つ双子、善のサマリタン・悪のネメシスは25年前に闘いの末に命を落としたと思われていた。
が、>>続きを読む
つい最近観た『ブレット・トレイン』の流れで、日本にやって来た女殺し屋のお話。
放射性物質を飲まされ余命24時間の復讐劇。
いきなり「バニラ」から始まって草www
一度「草www」って使ってみたかった>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
実力のあるシェフが手がける人気上昇中のレストランでの、全てが噛み合わない最悪の一晩。
約90分のワンシーン・ワンカットの臨場感。
最後まで緊張感を維持していたが…
…え? これで終わり??
チー>>続きを読む
ろくでなし共の悪運と強運に彩られたドタバタ協奏曲。
楽しいと思えばメチャクチャ楽しいが、
ツマランと思えばバチくそツマラン。
伏線(とは言えない伏線)をバリバリ回収しまくるテンポと映像センスが素敵。>>続きを読む
連続女性殺人事件を追う、かつて名刑事でありながらも現在は訳あり制服警官の デンゼル・ワシントン と、上昇気流に乗っている若手刑事の ラミ・マレック。
小さな事が大事な時があり、小さな事が命取りになる事>>続きを読む
麻薬戦争・人身売買に荒れるメキシコ。
増えてゆくストリート・チルドレン。
ある日、少女エストラヤの母親が行方不明に。
エストラヤは少年シャイネのグループに加わる。
少年はギャングたちに復讐したい。
少>>続きを読む
イジメをするとしっぺ返しを喰らうよ、
という教訓映画(ではない)。
76年版とそれほど違わない印象。
パイパー・ローリー と ジュリアン・ムーア は良い勝負だが、
クロエ・グレース・モレッツ より>>続きを読む
シリーズ主要キャスト勢揃いの同窓会ムービー。
映像は相変わらず迫力満点で魅せてくれる。
ただ、ストーリーはねぇ…
メインキャストが各々アクションヒーローレベルの驚くべき危機回避能力と恐るべき強運を持>>続きを読む
「熊は無視するのか?」
双極性障害の妹の無理心中によって家族を失った不安神経症のダニーは、恋人と友人たちのスウェーデン/ヘルシングランドの田舎のコミューンへの旅行に付いていく事に。
そこでは90年に>>続きを読む
「わぁー! 大変だー! 月が地球に落ちてくるー!」
というお話。
ディザスタームービーではなく、SF。
所謂トンデモ系というやつ。
ツマランと聞いていたが、想像を超えてつまらなかった。
トンデモ系>>続きを読む
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鏡の中の私は、もう一人の私。
苛められっ子でも優越感を満たす為の存在でもない、完璧に美しい私…
というサイコスリラーと言うかホラーと言うか。
前半は先行きにちょっと期待したりしたけど、後半入れ替わっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何? この邦題?
ホラー層に手を伸ばして貰いたかったんだろうかね?
テキトーに付けた意味不明感。
っつーか、中身の意味も解らん。
フラッシュバックだか回想だか妄想だか判らないシーンの数々も解らんし、>>続きを読む
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とある事情から、北の離島の生徒数6人の分校を離れた先生。
20年後、かつての教え子が殺人事件を起こす。
教え子を一人一人訪ねる内に、徐々に明らかになる20年前の事件…
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まぁ、あれだ、人生>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
アイスランドの山間で牧羊を営む夫婦。
ある日、異形の子羊が産まれる。
夫婦は子羊に名前を与え実の子のように育てる…
という、じんわりくる神話的寓話的抒情的ホラー。
途中、かなりほんわかムードでしっと>>続きを読む
一時期流行った POV のオムニバス・ホラー。
ほんとにあった呪いのビデオ的な。
アナログ感覚が懐かしい感じ。
いずれの話も正体不明の恐怖を描いていて、それぞれ複数の監督が頑張っているようだが、ストー>>続きを読む
以前観た時はそんなに面白いとは思えなかったが、原作を読んだ後だと、まぁ2時間枠で健闘してるな、という感じ。
お馴染み キャッスルロック とか、保安官役に マイケル・ルーカー とか楽しい。
ティモシー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
まぁ、途上の シュリ よりも、王として確立している ネイモア だな。
にしてもあの小さな羽で、あの身体を猛スピードで飛ばすんだから凄いよな。
バランス取るの難しそうだね。
また生えてくるといいんだが。>>続きを読む
ノルウェー。
2枚の作品がギャラリーから盗まれた。
画家は泥棒に接触するが、ヤク中の犯人は作品をどうしたのか思い出せない。
画家は泥棒に、絵を描かせて欲しいと要求し、泥棒もそれを受け入れる。
かくして>>続きを読む
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愛と勇気でエイリアンと戦え!
エイリアンによるアブダクション物と心霊ホラーを合わせたような雰囲気は中々良いと思うんだけど、起こる現象というのが割と過去に見た覚えがあるようなのばかりで新鮮味には欠け>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
鳩と暮らす大柄黒人。通称 ゴースト・ドッグ。
愛読書は「葉隠」。
職業:武士道に生きる殺し屋。
という、フォレスト・ウィテカー扮する主人公が武士道を体現している (らしい) お話し。
奇妙でいて、>>続きを読む