くぅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

くぅー

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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.2

【my映画館2023 #26】

“ビジュ爆発!”

»殺し屋としては凄腕の女子コンビなのに、生活には苦労して借金をも抱えちまったそんな日々の中、彼女らを殺して正規になろうとするバイトの殺し屋兄弟が現
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少林寺 復讐の飛龍拳(2019年製作の映画)

2.9

“怖がるな。一生俺に縛りつけられてろ。”

はい、いつも様に少林寺ってタイトルに釣られ、B級アクションを楽しもうと思いましたが、今回は完全に“少林寺”詐欺っw

そう、原題は “方世玉之盖世英雄”で、
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25時(2002年製作の映画)

4.0

N.Y. に住むチンピラな男の、収監されるまでの丸一日を描いた作品で…何てことのないドラマだが、スパイク・リー監督は揺れまくる心情を濃密に切り取り、個人的には映画館でどっぷりハマってしまう。

うん、
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.7

“🐬ドルフィーズ🐬”

»高校を中退し極貧生活を送るのバイトの少女コンビが、旅行資金と家賃のために、まさかのトラブルややらかしを乗り越えようとする様を描くコメディ。

まずは、ついつい食べながら見てし
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.9

“一瞬一瞬を大切に人生を噛みしめて生きるべきだ。その姿勢が人生の尊さを伝えることになるから。”

»滑落事故で夫を亡くして1年近く憔悴していたクライマーの女性、事故当時に一緒だった女友達が元気づけるた
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.7

“そこには二人の記憶があります。”

»事故の影響で記憶喪失になった女性は、退院後に幻覚で未来が見えるようになり、カナダ行きを急ぐ優しい夫にも違和感を覚え、やがて事件に巻き込まれていくこととなる。
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

【my映画館2023 #25 】

“しょうもない、しょうもない。”

»郊外の街を舞台に、愛する息子の学校でのいじめを疑ったシングルマザーから始まる、学校教師らにクラスメートの子供たちを絡めて描く人
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ソングバード(2020年製作の映画)

3.3

“でも、約束して諦めないと。”

»致死率50%を超えるウイルスのパンデミックが起こった2024年、ロックダウンにより荒廃した都市では感染した人々は隔離キャンプへ強制連行され、ウイルスの免疫を持つ者に
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よりそう花ゝ(2019年製作の映画)

3.8

“私も美しい人間ではない。だが、醜い人間として記憶されたくない。”

»下半身不随で死にたがる息子と2人暮らしの葬儀屋の初老の男は何とか生きてる日々だったが、ある日、隣の部屋に天真爛漫な母と好奇心旺盛
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東京無国籍少女(2015年製作の映画)

3.0

“お前はなぜ此処にいる。”

»事故でPTSDとなったある女子高の生徒が、その才能を利用しようとする教師や嫉妬を募らせた同級生たちに囲まれた日々を過ごすうちに、日常が崩壊する出来事が起きるのだが。
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ある会社員(2012年製作の映画)

3.6

“会社とは愛憎だ。去れば戻りたくなり、戻ろうと思えば憎くなる。”

»表向きは貿易会社で実は殺し屋集団で、トップにも一目置かれるスゴ腕の殺し屋の男が新人を殺すように指令を受け、彼の母親と出会って平凡な
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グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.9

“『エクスペンダブルズ』は俺スゴい好きでオススメ。”

殺し屋たちの日常に密着したあのモキュメンタリー映画『最強殺し屋伝説国岡』の一応の続編で…殺し屋志望の6人の女子が国岡らの養成訓練を受けるという、
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.9

【my映画館2023 #24】

“俺たちはガキだっただけだ。”

»あのロッキーのシリーズのアポロの息子で、王者に君臨したクリードの第3弾…ムショ上がりの兄弟同然だった幼馴染のボクサーが現れ、昔の過
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夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.8

“全部自己責任だって弱い者に押しつけやがる。”

»昼は自作のアクセサリーを売り、夜は焼き鳥店でパートをする、他人に弱みを見せないバツイチの女性だったが、コロナ禍の影響で仕事と住処を失い、いつの間にか
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腐女子探偵★桂香(グイ)(2016年製作の映画)

3.3

えー、邦題は腐女子ってなってるけど、正しくはオタク漫画家で、いわゆるTVのサスペンス劇場みたいに、何だかんだで捜査に参加しちまって…ってな流れw

はい、展開は驚きのカーチェイスはあったもののフツーで
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リミテッド(2022年製作の映画)

3.5

“俺が見つけた!俺の物だ!”

»とある鉱山で一攫千金を目論む男が、怪しい案内人にその場所へ送ってもらうこととなり、その途中の砂漠で偶然に金塊を発見し…必要な道具を調達するために男が見張り役で残ること
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いつか、いつも……いつまでも。(2022年製作の映画)

3.6

“月の道だね。”

»診療所で祖父母と一緒に住み勤務もしているバツイチの医師は、ある日憧れの女性にそっくりな女性が家に現れ、まさかの出会いかと思いきや、訳ありの“こじらせ”系と分かり手を焼くが、やがて
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メイヘムガールズ(2022年製作の映画)

3.3

“元々、普通だったんだから。”

»コロナ禍のため文化祭の中止が決まった日、とある女子高生は念動力に目覚め、同様に超能力が覚醒した3人と友情を築くが、やがて良くない方向ヘと事態は向かう。

うん、B級
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.1

【my映画館2023 #23】

“砂漠にトカゲがいるんだよ…”

»雨天の12月29日、病院の危篤の母のもとへ車を走らせていた訳ありの刑事だったが、妻から母の死を知らされ動揺した時に男を轢いてしまい
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THE3名様 ~リモートだけじゃ無理じゃね?~(2022年製作の映画)

3.6

“陰キャ、意識高い系、最下級国民、フリー素材、三密、戦力外、AC⚡DC、SIX PACK COMING SOON、やる気スイッチ押してください、圧倒的負け犬”

»深夜のファミレスでフリーター3人組が
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

“でも勇気を出した。だから立派。”

»冴えない日々が続き迷える34歳のレストランの給仕係の女性、夏にとあるレズビアンカップルと出会い、その6歳の娘のフランシスの子守をすることとなり、苦戦しつつも光が
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泣く男(2014年製作の映画)

3.5

うん、今度はチャン・ドンゴンを最強の殺し屋に仕立て、切ないドラマ+アクションにしたはずだったイ・ジョンボム監督…か、やはりあの『アジョシ』を意識過ぎたか、空回り感が否めず。

いや、キャストにアクショ
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アウシュヴィッツのチャンピオン(2020年製作の映画)

3.9

“自分が生きたいように。” by 77番

»1940年のナチスのアウシュヴィッツ強制収容所で、司令官や看守らの娯楽と位置づけられながやも、生き延びることを諦めずにリングに立ち続けたボクサー…タデウシ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

“私に何を求めてるの?”

»夫婦喧嘩の後に夫の死を目撃してしまった妻は、そのショックから立ち直るために英国の緑に囲まれたお洒落なカントリーハウスを借りて、そこで癒やされるつもりだったが、不穏な隣人た
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

【my映画館2023 #22】

“迷子の顔だよ。”

»世界最高峰のオーケストラでもあるドイツのベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命されたリディア・ター…天才的な能力と努力でカリスマ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

“あれは一体何なんだ。”
“幸せってやつさ。”

»アイスランドの山間に住む羊飼いの夫婦、ある羊の出産で羊ではない何かが産まれてくるが、2人は亡き子供と同じ名前を付けて育て始め、穏やかな日々が続くと思
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カエル少年失踪殺人事件(2011年製作の映画)

3.8

これも実際に起きた有名な迷宮入り事件をリアルに味付けした作品で…あの『殺人の追憶』級の傑作の余韻には及ばずも、なかなかの仕上がりかと。

まずは訳ありのTVプロデューサーがある教授の身内犯行説を採用し
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.1

【my映画館2023 #21】

“宮澤賢治の物語は本物だからよぉ。”

»没後90年を迎える詩人で童話作家の宮沢賢治…ダメ息子としての成長を優しい父という姿を通して、その家族との愛と共に描かれるドラ
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ぼくの歌が聴こえたら(2020年製作の映画)

3.6

“僕は箱から出てるのを恐れていたんです。だから逃げてた。”

»新人発掘の才能はあるが借金を抱えた音楽プロデューサーが、駐車場の受付の若者の歌声に感動して強引にスカウトするが、トラウマのために人前では
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約束の宇宙(そら)(2019年製作の映画)

3.6

“出発のために準備を重ねるが問題は帰還後だ。俺たちなしで生活は続いてる。”

»シングルマザーの宇宙飛行士候補が待望の任務に選ばれるも、キャリアと娘への愛情のはざまで葛藤する姿を描く。

で、本作はス
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.5

“忍者の剣は必携だ!”

»放射能によって凶暴化したカブトガニが巻き起こすパニックを描くB級作品。

で、冒頭でいきなりの喘ぎ声で…グロさもちょいちょいあるので、ご注意を。  

って、エロさは最初だ
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.8

“ダルマさんが転んだっ。”

»小説家デビューはしたものなの売れない男は、友人の元妻とその息子に自宅を譲り、自身は離れのプレハブで暮らす奇妙な半同居生活を開始し…それぞれの過去に向き合って終わらせよう
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ストレイ 犬が見た世界(2020年製作の映画)

3.7

“犬が人間を見張るのは縄張り争いの心配ではなく、気高さを奪われないようにするためだ。”

»2004年以降に路上動物の殺処分と捕獲を禁止したトルコはイスタンブール…そこに暮らす野良犬たちの2018年前
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.9

“生きる意味など俺には必要ない。山にいる時だけ生きていると感じる。”

»1924年に登山家ジョージ・マロリーが人類初のエベレスト登頂に挑むも、その成否が不明のまま遺体で発見…その謎を解明したい山岳カ
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わたしの魔境(2022年製作の映画)

3.5

“自分で自分を騙して…“”

»「もし現在、オウム真理教に類似したカルトがあったらどう洗脳されるか?」をテーマにしたサスペンス。

はい、タイトルに妙に惹かれて、どんなドラマを見せてくれるのかと思いき
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南少林 詠春拳誕生(2022年製作の映画)

3.5

“観音様は悪も制する。なぜ拳を突き上げてない?”

イップ・マンの“詠春拳”の源流とも言われる永春拳、その創始者とされる南少林寺の至善…彼がその拳法を誕生させるまでの過程を、幼なじみとの関係を絡めて描
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