するとらさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

するとら

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マンハッタンの二人の男(1958年製作の映画)

3.7

大統領欠席の謎を追う記者とカメラマン
「女を追え!」大統領と写真に映る女性を次々とあたるもなかなか手がかりを掴めない

ミステリー映画としての意外性はやや薄め 脚本が緻密な作りであるわけでもなく 
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スター・トレック(2009年製作の映画)

3.7

800人の命をすくい自らを犠牲にした立派な父とは対照的な息子のジム
悪戯小僧から女たらしへと成長、
喧嘩っ早さとその格闘技術をかわれ かつての父と同じ軍隊へ入隊
しかし地球人の身体能力というのは他の星
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最終絶叫計画(2000年製作の映画)

3.6

なんでもアリな人向けのパロディ映画
今じゃ色々問題になりそうな殺しや子供女老人お構いなしの暴力描写
コメディは好きですがまともな人が居ない世界線のコメディがあまり得意ではないので若干辟易しながらも最後
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

圧倒的な戦闘シーンとおまけ程度な人間ドラマ
本作ゴジラ初鑑賞 再生能力 熱線の発射 水棲怪獣であることを初めて知りました
戦後に追い討ちをかけるようにゴジラという圧倒的脅威でたたみかける絶望
そんな絶
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

4.0

ジョン ミルトンの「失楽園」が基になっている本作(読んだことはないけど)
正義と悪の間で揺れる主人公の葛藤を法曹界で描く
悪への誘惑を強烈なキャラクター像でアルパチーノが演じる
悪魔との契約で得られる
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.8

ストリッパーとして働くシングルマザーがその野心と交渉術で製薬営業として昇りつめていくサクセス?ストーリー
アメリカでは実際にオピオイドによる中毒で何十万人もの死者が出ているらしく
実在した製薬会社の闇
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ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.9

英国版ブローグバックマウンテン
よりも もっとピュアな恋物語!

閉塞的な田舎で老いた父の牧場を継ぐために将来を束縛された主人公ジョニー
都会へ出ていった同級生を横目に毎日泥だらけになりながら父に文句
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.9

男女4人のドライブの旅
お酒に宿泊に何も起こらない訳がない!!
ところが何も起こらないのがこの映画です。
これだけ青春要素詰め込まれた展開でも微塵もいやらしさがなく嫉妬心すら覚えません。
なんなら不器
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街のあかり(2006年製作の映画)

4.2

絶望の淵に立たされ続けあらがうことせず墜ちていく不器用な主人公
騙されても愛した女を庇い捨てられた犬を気にかけ与えられた仕事は真面目にこなす
そんな主人公にあまりに理不尽に襲い掛かる不幸の連続が痛いほ
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.9

予備知識ゼロであらすじもろくに読まずに鑑賞しました
よくあるシンデレラストーリーを無心で観たい気分だったのですが序盤の雰囲気から一変 思わぬ方向に転がったので途中から前のめりになって観ていました
主役
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巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

自分勝手な男と優柔不断な女
ジーンケリー演じるジェリーは売れない画家  路上販売していると美人で金持ちな女性ミロに気に入られ売れるよう何かと支援してくれる
しかしジェリーはミロに興味が無く
ミロとの会
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

アキカウリスマキの労働者三部作
ダメダメおじさんの恋愛模様を描いたヒューマンドラマ
ゴミ収集の運転手として働く主人公がレジの女性に恋をするという単純なストーリー展開
この監督の映画の特徴である無表情で
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スマイル(2022年製作の映画)

3.7

目バッキバキの笑顔って怖いですよねぇ…
洋画ホラーによくある音やビジュアルで驚かせる演出も多いですがピントの合わないところにいる演出などjホラーぽい要素もありました
幽霊は不確かな存在だから怖い
ぼや
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.1

この手のハードボイルド負け犬映画に弱い人には堪らない一本ですね…
失業 父の自殺 強盗に金を取られ 仕事は見つからない
男は常に苦境に立たされているが顔色ひとつ変えず感傷的なシーンは一切映されない
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